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地球が回ればフィルムも回る(gooブログ)

『食卓の肖像』『悠久よりの愛 -脱ダム新時代』などを制作した記録映像作家、金子サトシのブログ。

オリンピック・・たかがスポーツじゃないか!

2008-08-24 13:27:30 | スポーツ・将棋
なんか、あまりにも日本がメダルとれたの、とれないのとか、ナショナリズム(なのかな?)の方向ばかりに騒ぎ立ててる報道にうんざりして、ちょっと違うことを言いたくなってしまうのであるが、たとえば、日本と中国、韓国が互いに競い合っていることが「日本」だけでなく「アジア」の規模で考えると「アジア」をスポーツが盛んな地域にしているわけで、これは凄くいいことなんじゃないだろうか・・という風に前向きに考えることは出来ないのだろうか?と思う。
日本が野球やシンクロでメダルをとれなかったことを嘆く・・よりも、打倒日本をめざしてきて巨人軍で活躍する選手を4番にすえた韓国がキューバまで倒して野球で一番になったことや、日本のシンクロコーチが中国に行き中国チームをメダルとるまでにしたことを、中国、韓国、日本がお互いに競い合い、その中で国境をこえた交流も生まれていて、アジアという地域全体のスポーツ昂揚、スポーツ発展に至らしめていることとして、実に素晴らしいことじゃないか!と言ってみるのはどうだろうか?
なんか、日本がメダルとれたの、とれないの、そればっか気にして騒いでて、果てはメダルとれなくてすみませんと関係者があやまったりしてて(なんでそんなこと、いちいちあやまらなきゃいけないんだ?別に悪いことしたわけじゃないのに・・)、変だと思いませんか?
たかがスポーツじゃないか!もっと楽しんで、前向きの方向に考えて、見ましょうよ。

高野連のゴタゴタ ーいっそ野球の専門学校でもつくったら?

2007-05-14 13:42:08 | スポーツ・将棋
高野連のゴタゴタ。
そもそも最初はプロ野球の球団から裏金を貰っている選手、保護者、アマ野球関係者がいるという問題だったのに、いつの間にか、野球特待生への奨学金がいけないという話に。たしかにアマチュアスポーツの精神からすれば問題があることかもしれないが、今までずっと問題にしてこなくて取り締まってもこなかったことを突然、問題にしても現場は混乱するばかり。野球特待生が予測していたのよりもずっと数が多かったことが分かり、高野連も慌てて処分する方針を変更。それにしても、そうした実態を把握していなかった高野連はこれまで何をやっていたのか?とあきれるが・・。
これまで問題にしてこなかったことを突然、問題視したために自らにゴタゴタの種をまいてしまったという、何がなんだか、わけが分からない話であるが、これは要するに建て前と実態があまりにもかけ離れていることの歪みが噴出したのではないだろうか? 建て前でいくらアマチュアの精神なんて言っていても、高校野球が、全国大会の全試合がテレビ中継されるという、巨大なビジネスであることはあまりにも明らかだ。高校野球にお金が絡まないはずがないのだ。

では、どうすればいいのか?
僕の考えを言うと、ここまで来たらいっそのこと、野球の専門学校をつくることを認可して、いくつか、つくってみたらどうか? 全国の中学校を終えた野球に優秀な能力をもつ若者たちはこの専門学校を受験して、合格したら堂々と野球に精魂を傾ければいい。堂々とプロ野球選手になることをめざして学べばいい。家庭の経済事情が苦しい者には学費を免除してもいいだろう。野球の専門学校なのだから野球が優秀な生徒を特待することになんら問題はない。
一方、普通学校では野球特待生への奨学金制度は廃止する。
高校野球全国大会は、これまで通り、普通学校は普通学校で行なう。平行していくつかの野球の専門学校はリーグ戦を行ない、その年の優勝校を決める。そして、全国大会の普通学校の優勝校と野球の専門学校の優勝校とが最後に試合をし、真のチャンピオンを決めればいい。もともと野球の専門学校には野球の能力に優れた生徒が集まっているわけだから勝つのが当然なのであるが、普通学校でも全国大会を制覇したのならかなり強いはずで、野球の専門学校相手でも善戦し、もしかしたら普通学校の優勝校のほうが勝つかもしれない。それはそれで盛り上がって面白いと思う。

亀田-ランダエタの再戦、決定的か

2006-08-20 11:16:00 | スポーツ・将棋
*良かった。結果はどうであれ、亀田とランダエタが再戦すればすっきりする。

(ニュース)
亀田-ランダエタの再戦決定
2006年8月20日(日) 9時43分 スポーツ報知
 ボクシングのWBA(本部ベネズエラ・マラカイ)は18日(日本時間19日)、最新の世界ランキングを発表し、今月2日にライトフライ級王座決定戦で亀田興毅(19)=協栄=に判定で敗れた同級1位ファン・ランダエタ(27)=ベネズエラ=を指名挑戦権を保持する1位に維持した。亀田は王座決定戦でベルトを獲得したため初防衛戦はランダエタとの指名試合が義務。日本中が注目する再戦へ動きが加速した。
 亀田対ランダエタの再戦が、急加速した。日本中で議論が沸騰した亀田対ランダエタの「8・2決戦」を経た最新のWBA世界ランキング。注目のライトフライ級でWBAがランダエタに与えた順位は亀田戦前と同じ1位だった。
 通常、ランキングは直近の試合で敗れた選手は落とされる。ただし、試合内容を考慮し判定が小差の場合は維持されるケースもある。今回のランダエタに対する措置がまさにこれだ。WBAは2日以降、日本から亀田対ランダエタ戦のビデオを取り寄せ、試合内容を精査。ジャッジの判定は尊重すると同時に非常に接近した試合だったことを認めランダエタの実力を評価。結果として1位を維持したと見られる。
 ランダエタが1位にとどまったことで亀田との再戦へ動きが具体化する。亀田は王座決定戦でベルトを奪取。WBAの規定では決定戦で王座を獲得した新チャンピオンは、初防衛戦でランキング1位の選手との指名試合が義務づけられている。亀田にとって指名試合での対戦相手はランダエタに決定したことになる。これはWBAが下した事実上の「再戦指令」と言える。
 ランダエタは亀田戦での判定に対してWBA本部に提訴を行っていないため、WBAは亀田、ランダエタの両陣営に対して再戦指令は下せない。が、今回ランダエタを1位とすることで、亀田にランダエタとの再戦の義務を課したのだ。
 現在、亀田陣営はマッチメーク権を持つ父・史郎さん(41)と協栄ジムとの間で次戦への方針について話し合いを続けている。亀田自身が48・9キロ以下のライトフライ級での戦いに不安を感じているため、王座返上も視野に入れていることは事実。
 一方で批判による逆風を封じるには、ランダエタを完ぺきに倒すしか方法はない、と亀田陣営が考えていることも確かだ。防衛戦を選択することが、ランダエタとの再戦となる。協栄ジムでは22日に金平桂一郎会長(40)が会見を行い、亀田の今後へ向けた方針を発表する。日本中が期待する再戦。拒む理由は何もないはずだ。
 【亀田対ランダエタ戦VTR】2日、横浜アリーナで対戦。1回終盤に亀田がランダエタの右フックでダウン。2回から右ボディーを中心に巻き返すが、7回にランダエタのパンチで右目上をカットし再び苦境に。8回からは再び攻勢に出るも11回には連打を浴びクリンチで逃げ終盤に追い込まれた。決着は115-113。114-113。112-115の2-1の判定で亀田が初の世界挑戦で王座を獲得した。
 ◆亀田 興毅(かめだ・こうき)1986年11月17日、大阪市西成区生まれ。19歳。11歳でボクシングを始める。03年9月に全日本社会人選手権フライ級で優勝。アマチュア戦績は16勝12KO・RSC1敗。03年12月にGツダジムからプロデビュー。05年4月に破格の移籍金3000万円で協栄ジムに移籍。同年8月に東洋太平洋フライ級王座を獲得。8月2日に世界初挑戦でWBA世界ライトフライ級王座獲得。戦績は12勝10KO。身長166センチの左ファイター。
 ◆ファン・ランダエタ 1978年10月7日、ベネズエラ・マトゥリン生まれ。27歳。99年12月7日にプロデビュー。04年1月31日にWBA世界ミニマム級暫定王座を獲得し防衛1度。亀田戦で2階級制覇を目指したが判定で敗れた。戦績は20勝16KO4敗1分け。身長165センチの左ボクサーファイター。
 【亀田の世界奪取からこれまで】
 ▼2日 亀田がランダエタを2-1の判定で下すが、判定への異議がTBSに集中。
 ▼3日 試合から一夜明けTBSに5万5000件の非難電話、メールが殺到。協栄ジム、日本ボクシングコミッションにも同様の電話が多数、寄せられた。
 ▼4日 ベネズエラの日本大使館に日本からランダエタの激励メールが1500通届く。
 ▼5日 スポーツ報知の1面で史郎さんがバッシングへ初めて反論。
 ▼6日 亀田がTBSの番組に生出演し和田アキ子から激励。
 ▼7日 史郎さんがテレビ生出演しガッツ石松氏、やくみつる氏と対決。
 ▼10日 二男・大毅が公開スパーも史郎さんは無言。
 ▼19日 大毅がプロ5戦目の前日計量。2日の試合以来、一家そろって公の場に姿を見せる。
[ 8月20日 10時55分 更新 ]

亀田興毅対ランダエタ戦は本当に八百長だったのだろうか?

2006-08-12 22:27:32 | スポーツ・将棋
あえて書く程のことでもないと思い、またこれを書くとブログが炎上するかもしれないそうなので(←誰もこんなkusukusuさんのブログなんて炎上しませんよ、そんなことをしても意味ないからと言われてしまいそうだけど・笑)書くのをためらっていたのだけど、やっぱり世間の騒ぎがあまりに行き過ぎていると思うのでひと言、書いておきたい。
亀田興毅対ランダエタ戦は果たして本当に八百長だったのだろうか?
僕はテレビで観戦していたけれども、正直、勝敗は微妙だと思った。中盤は亀田の方がポイントをとっていたように思ったし、試合終了直後にはどっちが勝ちでもおかしくない試合だと思った。
なので、世間で当たり前のように八百長だったという前提で騒がれているようなのはどうにも納得がいかない。
当日のヤフーでのアンケート調査でもたしか、亀田勝利は4パーセントぐらいで圧倒的にランダエタ勝利と思った人が多かったという。しかし、逆に4パーセントの少数派でも亀田勝利と思った人がいたことを忘れないでほしいと僕は思う。でないと、少数の意見は圧殺されてしまうことになりかねない。
もちろん亀田という人があまり品行方正ではないということもあるのかもしれないが、それは試合とはまったく別問題だ。
亀田親子の背後の人間関係から八百長であったことを分析している記事もあったけれども、そうしたことはすべて憶測に過ぎない。八百長だったという決定的な証拠は何も出てきていないと思う。なのに世間のバッシングは行き過ぎていないだろうか?
ただし、微妙な試合だったとは僕も思うので、再試合をすることにはもちろん賛同だけれども。
これ、書くかどうか、迷ったのだが、やっぱり書いておこうと思い、書きました。

*関連する前記事
亀田興毅対ランダエタ戦
http://blue.ap.teacup.com/documentary/778.html