高校の時、ビートルズが好きでよく聴いていました。
きっかけは中学の時だったかな、
ラジオでよく流れていた「あの娘(こ)におせっかい」です。
今思うと変なタイトルだけど当時は邦題がついてるのが普通だったような。
これはポールマッカートニー&ウイングスの曲で
この曲が収録されてた「ヴィーナス・アンド・マース」を買ったんだったかな。
弟もポールが好きで一緒にアルバムを集めたような記憶が。
その流れでビートルズも聴くようになってアルバムをレンタルしたり
お小遣いで少しずつ買い集めていったんだったと思う。
なんせ遠い昔のことではっきり覚えてないのであった…
11年前にポールが来日した時は理由は忘れてしまったけれど行けなかったので
今回が初めてのライブ!
私の記憶の中にあるポールの声やバックスクリーンに映し出される若き日の映像と比べると
『ポール、歳とったね・・私も同じように歳をとったのよね・・・』って思い知らされて
少し悲しかったけれど、
でもやっぱり彼の歌声は力強く優しく美しくて感動しました。
「あの娘におせっかい」は勿論、「オール・マイ・ラヴィング」はビートルズが好きになって初めて買ったドーナッツ盤だったので生で聴けたことに感激
「ロング・アンド・ワインディング・ロード」や「ブラックバード」の美しい旋律、
「「ヒア・トゥデイ」、「サムシング」はそれぞれジョン・レノン、ジョージ・ハリスンの事を思い出して涙々。
サムシングはウクレレを持ちアレンジを変えていたけれど
途中からオリジナルぽいアレンジになりました。
やっぱりオリジナルの方がいいかなー。
「オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ」は皆で大合唱、楽しかった~。
ラストのゴールデン・スランバー~キャリー・ザット・ウェイト~ジ・エンドのメドレーも
ホントよかった!
次々と演奏される懐かしい曲達に当時のポールのことそして自分のことにも
思いが重なり感動感激の連続でした。
そうそう、始まって何曲目かで気づいたんだけど、ポールは全然水を飲まないんです。
そろそろ水分補給しなきゃ喉が嗄れるんじゃないの!?って思うんだけど
結局最後までステージ上では一滴も飲んでいなかった!
なのにずっと力強く優しい声で歌い続けてました。
前日も同じように3時間歌ったのよね、71歳だっていうのにパワフルな喉!
もうホントこれってすごいことだと思いませんか!
ピアノ、ギター、ウクレレと色んな楽器の演奏をこなす姿や
MCでは片言の日本語でジョークを言ったり、
若い頃と変わらないちゃめっ気たっぷりの身振りや表情もとっても魅力的でした。
それから詳しいことは全然わからないんだけど、ポールと一緒に演奏してた
ギターやドラムの人達がまた素晴らしかったです、歌、演奏共に。
夫とS席2枚は大出費、それなのにアリーナの思い切り後方の席だったのは
ガッカリだったけれど本当にいいライブでした。
行ってよかったです。
ポール、また絶対に来てね!!
残念だったのは、撮影録音禁止だというのに携帯をステージに向けていた人が
たくさんいたこと。
私は後ろの方だったからステージを見ると嫌でも明るい携帯画面が目に入ってしまい
せっかくの照明も台無し。
気にしないようにしようと思っても視界に入ってしまいとっても気分が悪かったです。
今度見に行く機会があったらそれらが視界に入らないような前の方の席が当たります様に…!
パンフレットとチケット。パンフレットはなんと3Dメガネ付き!
セットリスト
1. Eight Days a Week エイト・デイズ・ア・ウィーク(*ビートルズ)
2. Save Us セイヴ・アス(*新作『NEW』)
3. All My Loving オール・マイ・ラヴィング(*ビートルズ)
4. Listen to What the Man Said あの娘におせっかい(*ウイングス)
5. Let Me Roll It レット・ミー・ロール・イット(*ウイングス)
6. Paperback Writer ペイパーバック・ライター(*ビートルズ)
7. My Valentine マイ・ヴァレンタイン(*ソロ)
8. 1985 1985年(*ウイングス)
9. Long and Winding Road ロング・アンド・ワインディング・ロード(*ビートルズ)
10. Maybe I'm Amazed 恋することのもどかしさ(*ソロ)
11. I've Just Seen a Face 夢の人(*ビートルズ)
12. We Can Work It Out 恋を抱きしめよう(*ビートルズ)
13. Another Day アナザー・デイ(*ソロ)
14. And I Love Her アンド・アイ・ラヴ・ハー(*ビートルズ)
15. Black Bird ブラックバード(*ビートルズ)
16. Here Today ヒア・トゥデイ(*ソロ)
17. New NEW(*新作『NEW』)
18. Queenie Eye クイーニー・アイ(*新作『NEW』 )
19. Lady Madonna レディ・マドンナ(*ビートルズ)
20. All Together Now オール・トゥゲザー・ナウ(*ビートルズ)
21. Lovely Rita ラヴリー・リタ(*ビートルズ)
22. Everybody Out There エヴリバディ・アウト・ゼアー(*新作『NEW』)
23. Eleanor Rigby エリナー・リグビー(*ビートルズ)
24. Being for the Benefit of Mr. Kite ビーイング・フォー・ザ・ベネフィット・オブ・ミスター・カイト(*ビートルズ)
25. Something サムシング(*ビートルズ)
26. Ob-La-Di, Ob-La-Da オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ(*ビートルズ)
27. Band on the Run バンド・オン・ザ・ラン(*ウイングス)
28. Back in the USSR バック・イン・ザ・U.S.S.R.(*ビートルズ)
29. Let It Be レット・イット・ビー(*ビートルズ)
30. Live and Let Die 007死ぬのは奴らだ(*ウイングス)
31. Hey Jude ヘイ・ジュード(*ビートルズ)
Encore:
32. Day Tripper デイ・トリッパー(*ビートルズ)
33. Hi Hi Hi ハイ・ハイ・ハイ(*ウイングス)
34. Get Back ゲット・バック(*ビートルズ)
Encore 2:
35. Yesterday イエスタデイ(*ビートルズ)
36. Helter Skelter ヘルター・スケルター(*ビートルズ)
37. Golden Slumbers - Carry That Weight - The End ゴールデン・スランバー~キャリー・ザット・ウェイト~ジ・エンド(*ビートルズ)
☆おまけ
ライブ前に道頓堀で食事をしました。
沢山大きな看板が並ぶ通りは歩いてるだけでなんだかうきうきしてしまいます。
「あの娘におせっかい/Listen To What The Man Said」
「ヒア・トゥデイ/Here Today 」