2008年7月19日、Zepp Tokyo、
MATCH UP'08。
2時ちょっと過ぎにお台場到着。暑い。
a.b.s.の
新しいグッズが開場前に売り出されるというお知らせが届いていたので、会場へ向かってみると、そこは太陽サンサンの炎天下。
皆さん、汗だくで並んでらっしゃる……。
あたしには、む、無理……(>_<)。
a.b.s.のグッズはオシャレ度が高いので、何がなんでも今日のライブに着なくちゃ!というのとはちょっと違う。そのあたりがT.M.Revolutionとは違うとこね。ここは見送って次のときに買おう。
今日のアイカタは少女Aこと姪っこ(18歳)。
整理番号はよかったんだけど、ありんこちゃんなので後ろのPAの横、一段高くなってるところに陣取った。オーディエンス越しのステージがいい眺め!
開演時間が遅れると誰かのトイレ待ちか…と思ってしまうのは、先日のDVDの見すぎ(笑)。
なるべく考えないようにして、かつドキドキしながら開演を待つ。
HIGH and MIGHTY COLOR
トップバッターで出てきていきなりテンション上げてくれました。マーキーもハジケてた。
去年のMATCH UPで大のお気に入りになった「Energy」をやってくれてうれしかったわ。
他にもガンダム曲とか知ってる曲が多くてノリノリ。
SASSYのドラムソロもかっこよかった。
そしてきました、「HOT LIMIT」!
イントロにユウスケのラップが入ったり、ユウスケの存在感がCDより増しててよかった。そうそう、こういうふうなのが聴きたかったの。
びっくりしたのは間奏。マーキーとユウスケがなんと振り付け指導!
「YO SAYで腕挙げて~」みたいに、1フレーズごとにゆっくりやってみせてくれるの。まるで体操のおにいさんとおねえさんみたい(笑)。
ああそうか、本家の「HOT LIMIT」がリリースされたのは10年も前だもんねえ。姪っこ(18)も喜んでた。そういえばアタシもここまで完璧な振り付けは初めて見るような気がする。
そのおかげで曲の後半は会場がより一体に!
そして、一番楽しみにしてた「タカノリ的にもオールオッケー!」って一緒に歌えて大満足。
D
登場するなり、1人ずつ中央のお立ち台に立ちピンスポットでポーズを決めてから立ち位置に入る。
うおお、これぞビジュアル系!
ファンの人たちは、少なかったけど熱かった。まねして一緒にちょっと“咲いて”みた。
けど、どうもノリ方がわからなかったんだよね。わからないなーと思ってるうちに終わってしまった。
ボーカルの人は声を長く響かせてねちっこく歌う人なのに、しゃべるとえらい早口なのでした。一生懸命なのは伝わってくるんだけど、まるでアルバイトのチーフが仕事の段取りを説明してるみたいに、目の前の人が理解してようがいまいがどんどんしゃべっちゃうので、何言ってるのか半分くらいしかわからなくて残念(^_^;)。
でも最初に西川くんへのリスペクトっぷりを披露して会場の支持を得てた。さすがわかってらっしゃる。Luis-MaryのCDも持ってるって。それはすごい。
5年間、インディーズでがんばってきて先日デビューを果たしたんだって。ファンの熱心さを見れば、その間の努力はおのずと伝わってきましたよ。
せっかくだからもう少し仲良くなりたかっんだけど、またいつか機会があったらよろしく。
jealkb
去年の名古屋でのMATCH UPで初めて見て、めっちゃ楽しかったので、今回のMATCH UPでは一番楽しみにしてたバンド。
いや~、去年にも増して楽しかった!
開演前、隣にいた女の子たちがジュアラーだったので、ジュアラー初心者の姪っこが赤いハンカチを手首に巻くのを手伝ってもらったり、いろいろ教えてもらったりしてた。
(赤いハンカチは、指に引っかけるようにゴムがついてる親切設計)
サクラ様(様と呼ぶことになってるらしい)が前説で、jealkbのライブを初めて見る人に手を挙げさせたら、大多数(笑)。「あ、もういい、おろして」。聞くまでもなかった(笑)。
ならライブを見たことある人は? と聞かれると、3割くらいが手を挙げた。去年に比べたら格段に増えてる。っていうか、a.b.s.ファンの中にも隠れジュアラーが確実に増えてる。a.b.s.のツアT着てるのに赤いハンカチ巻いてたりね。
タボフレのS子さんは「隠れてないわよ!」と堂々とファン宣言してたし。
ハデル様(と呼ぶことになってるらしい)のMC。
「よく誤解されるんだけど、芸人が遊び半分でやってるんだろうとか、30過ぎてこんな化粧して何やってるんだとか言われるけど、俺ら、真剣に音楽やってます(ポーズ)」
こんないい話をしながらポーズなんか決めるあたりがエンターテイナー。
「それを最初にわかってくれたのが西川くんでした」
お~、と歓声。
西川くんの楽屋はこっちの方角だとか言いながら、深々とおじぎをするメンバーたち。客におしりを向けて(笑)。
うん。
去年の日記にも同じようなことを書いたけど、西川くんも誤解されるところからスタートしたようなもんですからね。いまだに誤解されてる部分あるし。
西川ファンの間でjealkbの好感度が高いのは、そんなこともあるのかもしれない。
隣のジュアラーの子に聞いたところによると、jealkbは前日にここZepp Tokyoでツアーファイナルを迎えてたのだそうだ。福岡、東京と連続できて、今日に至るんですって。3日連続ってきついよね、歳だしね(a.b.s.はもっと歳だけど)なんていう話をしてたのだけど、その後の西川くんのMCによると、今日はさらにハデル君はフジテレビで番組の収録を2つやってから来てたんだそうだ。
西川いわく、「その心意気がうれしい」。
西川ファンの間でjealkbの好感度が高いのは、(以下同文)
カオス様(って呼ぶのね)は、岸さんのキーボードセットを見て、自分のキーボードがみすぼらしく思えたって言って、「いらなくなったの、ひとつくれないかな」と。「壊れてても問題ないから」。
……うん、そうだね(^_^;)。
誰が何をしゃべってもいちいちおもしろいのはさすが。
エルザ様(って呼ばなきゃいけないんだろうな)の
ブログに、セットリストがアップされてた。せっかくなのでコピペしときます。
1.誓い
2.killss
3.黒い砂漠
4.嘆きのエンドレス
5.歪ミイズム
6.Sadistic Maria
7.shell
あと、楽屋話まで……。
あのぉ、西川さん、イベント終了後毎回オレらの楽屋に来ていっしょにミニコントするのやめてもらって良いですか?あんなにカッコイイステージの後に、楽屋であんだけボケられましてもぉ。
jealkbのメンバーは、既に西川さんのことを、
『芸人さん』
と認識しておりますが。
プロの芸人にまで芸人あつかいされる西川(笑)。
一体、どんなコントが……。
abingdon boys school
暗転で舞台がセッティングされつつあるのを眺めながら緊張が高まってくる。
そわそわしながら暗いステージを凝視していると、あっ、でっかいアンプ来た。岸さんのキーボードのお城来た。柴さんのお立ち台来た。
対バンイベントはこの待ち時間も味わうのだ。
もうそろそろかなーというところで、手拍子が起きた。ああ、始まるぅ。
メンバーが登場するや、その歓声は今までのそれとは大違い。
ライブは、すっごくよかった。
かっこよくてセクシーで音圧がすごくて、とにかく圧倒的によかったっす。
えーと、曲目は一応ネタバレなしということで。感想書いちゃうとどうしても何の曲かわかっちゃうので、詳しいことはまた今度書いたり書かなかったりするわ。
お衣装は、メンバー3人は新グッズのチェックのシャツ(BLACK)にネクタイ。
西川くんは、同じシャツの上に黒のTシャツ(胸に大きくa.b.s.)を重ね着。ノーネクタイ。
これはちょっとテンションが下がる。だってa.b.s.なのにネクタイないんだよ! ネクタイしてないのに胸はだけないんだよ! 重ね着してるのに脱がないんだよ! 西川なのに! あたしが言ってること、何か間違ってる?!
ま、おいといて。
曲は7曲。持ち時間は他のバンドと同じく30分くらいだったのかな。
最後の曲のイントロ(いつもとちょっと変えてあった)が切なかった。
ああん、ものたり~ん!
去年のMATCH UPのときは持ち歌が少なくて、あるだけ全部披露してちょうどお時間だったんだけど、今回はどれを演るか、どれが削られちゃうのか気になってたんだよね。
ワタシ的には、一番好きな柴曲がきたのがチョーうれしかった。でも終わってみると、あれを演ってない、これも演ってないってなって、よけいにお腹すいちゃった。
(問題は、ライブDVDを見てももはやこの空腹はおさまらないってことだ)
最初のMCは、SUNAO+岸さんでした。
上がってたテンションが一気に平常モードに(笑)。
なんで西川じゃなくこの2人なのかというと、先日7月15日、ライブDVDの発売を記念して、もはやリリースごとに恒例となりつつあるインターネットTV、「E.B.S.」での、いわばまあ、罰ゲームですね。
全部で18問のクイズを西川くんが出題して、3人が答える。いろいろあって、結果、同率でビリだったこの2人に科せられた罰ゲームが、「MATCH UPでMCをする」だったのでした。
負けたのが柴さんじゃなかったのがせめてもの救い(笑)。
岸さんは、できる人です。
一度やってみたかったとか言って、「まだまだいけるかー!」なんて叫んでみたりして罰ゲームを楽しんでる。まったく、知れば知るほどお茶目な人だ。
それに比べてSUNAOちゃんのMCのへなちょこなことったら!
何か長くしゃべろうとすると、すぐにしどろもどろなんだもん。
挙げ句、カンペを取り出して「えーと、これはしゃべったし…」ってチェックする始末。
SUNAOちゃん、頑張って~。はらはらしながら見守る客。
その間、後ろを向いてる西川くんの背中がずっとぷるぷるしてて、それを見てるドラムの長谷川さんがおかしそうに笑ってて。
もうね、いいのよ、SUNAOちゃんには人の心を動かすギターがあるんだから。でも、jealkbの爪の垢もらって煎じて飲め! と、ちょっと思った(^_^;)。
さて、そんなしどろもどろなMCのままで期待の新曲にいくわけですよ。
「皆さんに協力してほしい」と手拍子をお願いされたわけなんだけど、SUNAOちゃんの説明どおりみんなで練習してみると、「違う違う」って止められた。
え~~っ?(^_^;)
そこに柴さんがギターで助け船。よく知ってる映画のテーマだ。ああ、このリズムか!
一同、一瞬で納得。
西川くんがさらに「手を挙げさせたら」って助け船を出すと、全員が手を挙げてくれて、今度はバッチリ決まった!
ま、記念すべき初披露の新曲は、こんなふうに始まったのだけれど、これがまた超かっこいい曲だったのでした。
リリースはいつなのかなぁ。
ラス前のMCはさすがに西川くんでした。
出演してくれたバンドに感謝の言葉を述べたり、エピソードを紹介したり。
jealkbの決めボーズをSUNAOちゃんと一緒にやったり。
Dのときに話題に出たLuis-Maryのデビューシングルは自分も持ってない、多分、当時付き合ってた彼女の家にある…なんて話をしたりしつつ、SUNAOちゃんに、「MCってのはこうやるんだ。自分のちょっと恥ずかしいことを暴露するくらいがいいのだ」とレクチャーしたり。
後ろにいる岸さんが、それを聞いて熱心にメモをとるしぐさをしてた(笑)。
今夜の大阪はどうだったのかしらねー。(むしろSUNAOちゃんの心配)