おいおい、夢心地でぼーっとしてるうちに1カ月もたっちゃったよ。
えーと、
919のUSJレポ(1)の続きです。
……どこまで書いたっけ(^_^;)。
あ、そうそう、昼食にKWBBというバーガーショップで大味でやたら量の多いハンバーガーを食べてステッカーをゲットしたところまでだったね。
当日のステージの様子が
USJのホームページにあがっていたり、今月のPATiPATiだの今週の
オリコンスタイルだの、TURBOの会報などにも詳細が載っているので、写真の白い太ももに釘付けになりながら続きをお読みいただければ。
■きっと、願いかなう。
ラグーンのそばにキットカットの協賛で、願い事をカードに書いてつるしておきましょうという企画があった。つまり七夕の短冊とか神社の絵馬みたいなものね。
縁起物なのでカードをもらって書いてみた。
「abingdon boys schoolの新曲が大ヒットしますように」
いや、願い事はたくさんあるよ。個人的にもさ、家族のこととかもさ。でも、ここに吊るすからにはこれでしょう。
「今日のライブが成功しますように」ってのとも迷ったんだけどね。実際、そう書いてある絵馬もといカードもたくさんあった。
でも今夜のイベントは成功するに違いないのだ。だってこんなにいい天気なんだもん。だってオンザラインのS木さんが微笑んでいたもん。席を下見してたら目が合ったので会釈したら微笑み返ししてくれたのだ。いつもにらみをきかしているあの方が。どんだけハッピーな空気がパーク中を包んでいたか、わかるでしょ。
■一般客
お客さんの中には西川ファンも多いが、もちろん一般のお客さんも多い。
ラグーンではあらかじめ用意された一般鑑賞エリアには整理券が必要だったけど、その後ろから、脇から、少々遠いのを我慢すればステージを見ることができたのだ。あちこちにスクリーンも立ってたようだ。普通に遊びにきてみたらこんなことになってて、びっくりした人も多かったかもねー。
若い女の子が大挙して集合している光景は、まったく知らないお客さんにとっては不思議だったようだ。
集合時間が近づいた頃、ラグーンの周りはものすごい人だかり。その脇におばあちゃんとお父さんと子どもという親子3代の家族連れがいた。お父さんがクルーに、あれはなんなんだ的な質問してたらしい。家族のもとに戻って……
祖母「なんやった?」
父 「T.M.Revolutionやて」
祖母「ティーエム?」
父 「T.M.Revolution。西川貴教や」
ふうん、とか言って、出口のほうへ行ってしまった。
あっらー、もったいない。これからものすごく楽しいことが始まるのに。よっぽど呼び止めてあげたかったんだけど、それもちょっとね(^_^;)。
それにしてもお父さん、本名知っててくれたんだね。さすが大阪だわ。
■携帯電話
さすが国内でのファンクラブイベント。携帯電話をフルに利用してた。
Aコース参加者限定で、二日間にわたって携帯にメールがいろいろ届くのだ。
事務局からはインフォメーションとちょっとしたクイズ。
たとえば「西川くんはネバーランドのどこから登場するでしょう? 1.水中、2.マーメイドステージ、3.ロストボーイツリー」みたいな。
ほぼ同時に各自の携帯電話に届くので、そのたびごとに戯れ言で楽しんだ。
水の中から登場したら面白いよねー、ぷかーって水面に浮かび上がってきたときの顔が「
1000000000000 -billion-」のアー写だもんねー。嘘だけどねー。
石川さんからも届いた(笑)。翌日のトークのネタ募集だった。
もちろん西川くんからも届く。おっはよ~とか、楽しんでるぅ?とか、そろそろ集合~、とか。
あらかじめ用意されてるのを指定時刻に送ってるのかとも思ったけど、そうでもないみたいな?
ネバーランド終演後に届いたメールなんて、その場で打ったっぽい感じの高揚ぶりだった。
もう、なんて細かい心配りなんだろう。
クイズに答えて正解すると、サプライズプレゼントがあるとのことで、何だろうと思っていたのだけれど、帰ってから知ったよ。西川くんと一緒にバック・トゥ・ザ・フューチャーの乗り物に乗れたんですってー!
幸運な18名。おめでとう!
■ネバーランド開演前
我々Aコースは特別鑑賞エリアで、折り畳み椅子ではあるが座席つき。
開演前に席につくと、BGMに「UNDER:COVER」がかかっていた。あまり大きな音量ではなかったのに、あたしたちったら歌うわ踊るわこぶし振り上げるわ、すでにライブ状態(≧▽≦)。
スイッチを入れるときらきら光るネバーハンドは、プラスチック製なので振るとバシバシといい音がする。こんなふうに使うものではなかろうけれども(笑)、激しく叩きすぎてすでに壊してる人までいたり。
「魔弾」のダダッ♪ ダダッ♪ってとこで、めちゃくちゃキマってて、それを見て手ぶらだったコがあわててネバーハンドを買いに走ってたり。
振り仰ぐと背後の建物の屋上に、スクリーンに映すためであろうカメラが数台スタンバイしてた。カメラマンさんたち、笑ってた(笑)。
この大騒ぎ、西川くんの耳にも入ってたかなあ。
■ロストボーイツリー
太陽が西に沈みそうな頃、つまり開演のちょっと前、黒子のような黒ずくめの小さな人影が二つ、ロストボーイツリーのてっぺんに登っていった。あれ、ひょっとして……。
船のほうにはフック船長がスタンバイしてる。そうこうしているうちに、
花火!
色とりどりの花火! これでもかってくらいの数の花火!
ロストボーイツリーのてっぺんに躍り出た西川くんとピーターパン。
パーティーの始まりだ!
■違和感なし(笑)
西川貴教、今日が36歳のお誕生日。
なのにネバーランドの住人に混じってまったく違和感なし!
これがT.M.Revolutionのキャラの威力か。
ピーターパン「みんな! 新しい仲間、にしかわたかのりくんだよ!」
ぷっぷーーーーー!!!
「夢だった場所にやっと来ることができた」とか、「今日は皆のために歌うよ」とか、歌の間にちょいちょい挟まる小芝居に、笑いが起きる。
だって、おかしいんだもん! あたしたち西川の本性を知ってるもん!(笑)
あまりにもあり得ない! でも、でも、似合ってる! 楽しすぎる! もう、笑うしかない!
台本にも多少の無理がある。
「でもここは危険な場所でもあるんだ」というピーターの声に呼応してフック船長が恐ろしげに登場。
すかさず西川くん、フック船長にこう言った。
「せっかくだから今日は一緒に楽しもうよ」
せっかくだからの意味がわかりません(笑)。
■風
この日、晴れてはいたけれどもけっこうすごい風だった。
西川くんのヘッドセットマイクも、ちょいちょい風の音をポンポン拾ってた。
だからあたしがいつも言ってるでしょ。
T.M.Revolution=風ってよく言われるけど、あの風は扇風機じゃないって。あの人が歌うと自然に風が吹くのよ(笑)。
■セットリスト
HOT LIMIT
ソルシエでは1曲だけだったし、ネバーランドの物語に沿った形でところどころで数曲歌うだけかなと思ってたから、しょっぱなからこれが来て驚いた。
♪妖精たちと夏をしたくなる
ってとこがミソだったんだな。帰宅してから気がついた。
この歌に出てくる「妖精」はそんなに純真無垢じゃないと思うが(笑)。
Web of Night
ソルシエでも歌ってた。「スパイダーマン2」の日本語版主題歌だった曲だ。うーん、USJにぴったり! もちろんEnglishバージョンで。
WILD RUSH
タイガーリリーとその従者にインディアン風のご挨拶、ハウ! かわいい(*^_^*)。
HIGH PRESSURE
完璧なふりつき。しかもダンサーと一緒にステップまで踏んでる。
珍しいものを見た。これまたかわいい(*^_^*)。
vestige
「みんなに贈りたい歌があるんだ」、そう言って歌った。
夜空に気持ちよく響く伸びやかな声。
こんな気持ちのいいvestigeは初めてだ。
ハッピーバースデー
ネバーランドの皆さんから西川くんへのお歌のプレゼント。
HEART OF SWORD
WHITE BREATH
Zips
ignited
キャストの皆さんがいつのまにか引っ込んで、TMRのTシャツを着た自前ダンサーが登場してきびきび踊る。UNDER:COVERツアーArena Styleの(西川くんが好みで選んだ)ダンサーさんたちだろうか。
ボルテージが上がって上がって、いつものライブと同じ空気になっていく。
コールアンドレスポンスも完璧(*^_^*)。
ロストツリーのところに金属の柱があって、お腰をすーりすーり……するかと一瞬ひやひやした(^_^;)。おなじみのエロパフォーマンスも、ここでは……(笑)。
Twinkle Million Rendezvous(UNDER:COVERバージョン)
隣のCさんが小さく叫んだので振り仰ぐと、はるか上空をピーターパンとジェーンが飛んでいた。
夜空に西川くんの歌声が響いてる。船の上には西川くんとキャストたち。
そしてたくさんの花火。
夢のように美しい光景だった。
最後にピーターパンに別れを告げる西川くん。「僕は大人になっちゃったからもう飛べないけど」って言ってた。
よかった、36歳の自覚はあるようだ(笑)。
■客電がつかない
感動的なエンディングの後、西川くんほかキャストの皆さんが手を振りながら退場。
ステージは幻想的なライトアップがされたまま。
沸き起こるターボコール。
ステージは池の上にしつらえられている。彼らはどこへ去ったんだろう。このターボコールを西川くんはどこで聞いてるんだろう。そう思いながら、声を張り上げてた。
誰かがハッピーバースデーの歌を歌い始めた。みるみる広がって大合唱になった。
ワンコーラス歌って、拍手~~!
ネバーハンドが星のようにきらきらしてきれい。
歌い終わるとすぐにまたハッピーバースデーが始まった。
ワンコーラス歌って、拍手~~~!
ネバーハンドが星のようにきらきらしてきれい。
歌い終わるとすぐにまたハッピーバースデーが……
終わりませーん。
だって客電つかないもーん(笑)。
ハッピーバースデーがひとしきり終わると、今度は「LIGHT MY FIRE」の大合唱!
中には歌詞がちょっとあやしい人も(あたしだ)(笑)。
それが終わると今度はウェーブ!
あっちの端からこっちの端。戻ってきてまたあっちの端。
4~5回繰り返したかな、ようやく特別鑑賞エリアも退場の時間になったらしく、係員の誘導でおとなしく退場するわたしたち。
ステージに向かって「ありがとー」って叫んだり。
PAのスタッフにまで「ありがとー」と声をかけたり。
誰もが笑顔だった。
最高のステージだった。
誇らしい気持ちでいっぱいだった。
ほかの誰がこんなできるというのだ。
大声で笑いたかった。踊りだしたかった。
10周年、おめでとう。
誕生日、おめでとう。
パークのアトラクションは、路上のパフォーマンス以外は結局モンスターズなんとかというミュージカルショーを見ただけだった私たち。
炎天下に行列するだけの元気がなかったってこともあったけど、もう一つ理由があって……。
……あきれたことに、まだ続きます(^_^;)。