くろやなぎ農園 農園便り

長野県上水内郡飯綱町で自然農法の米、野菜、果物を育てています。援農、農作業体験したい方大歓迎、後継者募集中。

「健康な野菜を求めて」その3

2014-05-22 | くろやなぎ流自然農法

1995年
 
 タラの木の様子が変だ、5月になっても10数本芽が出ないのだ。

 その他芽が弱々しいものとか、夏になって葉がしおれるものが続出する。
 
 野菜の成育は昨年より良くなると思ったが、逆に悪いような気がする。
 
 キャベツは昨年の反省から防虫ネットを掛ける。

 トマトは8月頃病気になり半分も収穫しないうちにだめになる。

 きゅうりは4段目を収穫した時点で病気になり枯れてしまう。

 トウモロコシと枝豆は油虫が多く発生し虫食いも多い。

 白菜は回りの葉が早く枯れてしまい良いものが出来ない。

 堆肥を入れるだけではだめなのだろうか、少し心配になってきた。
 
 秋の終わりに枯れたタラの木切ってみると、幹にはテッポウ虫(カミキリ虫の幼虫)が居るではないか。

 という事はテッポウ虫が侵入するから枯れるのだろう。
 
 それならカミキリムシが卵を産み付けないようにすれば良い。

 さくらんぼや梅の木をテッポウ虫の被害から守るため、幹に虫除けを塗る方法がある。

 この方法をタラの木で実施してみることにする。

 ちょっと手間が掛かったがこれで来年は大丈夫だろう。


「健康な野菜を求めて」その4


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