黒屋堂

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きょうのがんだむ(だいにき・とおかめ)

2008年12月21日 02時57分36秒 | パトリック・コーラサワー
#10 天の光

14年前のユニオン領・国際大学。学生であるビリー・カタギリとリーサ・クジョウはお互いの夢を語り合っていた。ビリーは弱冠17歳で卒業するクジョウの才能を賞賛するが、彼女は友人であるカティ・マネキンには及ばないと謙遜する。
マネキンはこのとき既に、自らの戦術で7つもの紛争を解決する天才であった。
クジョウはマネキンの戦術予報士としての能力を褒め称え、彼女のような予報士になることを望んでいた。
マネキンにとってもまた、クジョウはよき友人であった。マネキンは、次に会うのは戦場だろうか、できれば敵同士にはなりたくないと冗談交じりに話し、微笑む。
彼女たちはいま、ソレスタルビーイングとアロウズそれぞれの戦術予報士として敵対していた。

中東の強国スイールへの警戒の為、セルゲイの部隊はスイール周辺に駐留していた。セルゲイは、本部からスイール反乱を阻止する為アロウズが派遣されることを知る。

カタロン幹部らは連邦の動きについて話し合っていた。
スイールは世界随一の情報産業を有していたが、中東全土の情報網が連邦に掌握されている現状では役に立たず、連邦と交戦する可能性もあるという。
情報産業とレアメタルで経済的に豊かなスイールにはそれなりの軍事力はあったが、連邦には敵うはずもなく、カタロンが協力したとしてもその戦力差はそう縮まるものではない。
そこでシーリンはある提案をする。カタロンのネットワークを使い、スイールの持つ連邦の悪政に関する情報を世界に流すというものだ。連邦への風当たりが強くなれば、迂闊にスイールに攻撃する事は出来ないだろうと踏んでのことだ。
クラウスはイケダに対し、スイール王室に協力を得る為接触を図ることを指示する。

マリナはシーリンにアザディスタンの状況を尋ねるが、連邦の情報操作のせいで彼女らもアザディスタンの現状は掴めないでいた。シーリンはマリナに、アザディスタン再建のためには連邦と戦うしかないと告げるが、マリナはそれでも戦いを拒否する。そんなマリナの態度にシーリンは反発するが、頑ななマリナに呆れ、自分だけで戦う事を決意する。
祖国を失ったマリナは、刹那の境遇がいかなるものであったかを実感するとともに、何故彼はそのような心情でも戦う事が出来るのかと考えをめぐらせる。

CBの足取りを掴んだアロウズ本部は、マネキンに追撃命令を出す。
通信を終えたマネキンは、親友であるクジョウ―スメラギのことを考える。作戦ミスで恋人を死なせてしまったクジョウは、その出来事を引きずるが故に戦争根絶を目的とするCBに同調したのか・・・と推察する。そして戦争根絶というおよそ無謀な目的を持つ彼女に心を悩ませる。
そんな彼女の部屋へ能天気に入ってきたコーラサワーは、怒声を浴びせられる。

刹那はガンダムのメンテナンスを行いながら、地上での出来事を思い返していた。
国を失ったマリナの事と、生きていた宿敵サーシェスの存在。世界が何も変わっていないという事実に曇った表情を浮かべる。
そのとき、トレミーに敵が接近して来た。
アレルヤと共にいたマリーは、脳量子波によって接近してくるものの危険性を感知する。

出撃した刹那の前に姿を現したのは、イノベイター、ブリングの操る新型MS・ガラッゾ。ビームライフルを掃射するダブルオーだったが、敵はそれまでの連邦機にはない、ガンダムと同じGNフィールドで防いでみせる。
反撃に転じたガラッゾは一瞬で間合いを詰め、腕部クローでダブルオーのGNソードを切り裂く。
間一髪のところでトレミーとケルヴィムの援護射撃に助けられる刹那。敵はそこで撤退する。
スメラギはその行動の意図を牽制と警告であると読み、これもマネキンの陽動なのかと、陰鬱な表情をする。
GNフィールドを使う機体を開発できるのは、ヴェーダにアクセスできるイノベイターだけ。ティエリアは、敵パイロットがイノベイターであることを確信するとともに、仲間にイノベイターの存在を伝えることを躊躇う自分に苛立ちを感じていた。

グッドマンは、マネキンとは別行動を取るリントに対し、なんらかの作戦を指示していた。そしてある建造物の映像を眺め、連邦に対する抵抗勢力に、これから受けるのは神の裁きだ、と不気味な笑みを浮かべる。

衛星に偽装されたCBの施設で、刹那たちはイアンと再開する。ミレイナはイアンの隣にいる女性に抱きつく。イアンは彼女―自分の妻リンダ・ヴァスティを仲間に紹介する。リンダの若さに「犯罪だ」と呟くアレルヤにイアンは怒る。
スメラギは先程の敵のことを話し、イアンに補給を急ぐよう支持する。そこへ、補給には時間がかかると割って入ったのは、刹那たちの知らない女性メンバー。瑠美の紹介で加入した彼女―アニュー・リターナーは、彼らに自己紹介する。

カタロンでは、イケダがスイール王室との会談を取り付けたとの連絡が入り、会談に向けた準備にかかる。
マリナは子どもの一人から、スイールはやられてしまうのかと尋ねられる。スイール出身のその少年は、なんでみんな仲良くしないのかと疑問を投げかける。その少年の言葉に同調し、みんなが仲良くする方法を考えなければならないと返すマリナ。彼の無邪気な答えに心を和ませながらも、スイールの危機という現実に不安を感じていた。

イアンが仲間たちに見せたのは、ダブルオーの支援機オーライザー。オーライザーにはツインドライヴの制御機能とトランザムの増幅機能が装備されている。
そしてもう一つは、アリオスの支援機GNアーチャー。
刹那はオーライザーのテストを開始する。

マリーはトレミーを見つめながら、衛星に偽装された施設の存在に改めて驚いていた。ふと目をやると、寂しげな様子の沙慈をみかける。
マリーは彼にどうしたのかと尋ね、沙慈は自分の迷いを打ち明ける。
カタロンの件で多くの人命を奪ってしまった事に償いの必要性を感じていた彼だが、自分には戦いなどできないと悩む。今度はマリーに、ずっとCBと行動を共にするのかと聞き返す沙慈。アレルヤがいるからと答えるマリーの強い意志を羨む。彼にもルイスという大事な恋人がいるものの、彼はマリーとは違い不安を抱えていた。

マネキンの部隊と合流するブリング。リヴァイブと再会し、彼に「メメントモリ」を起動させることを伝える。
地上ではメメントモリについてリボンズとリヴァイブが話し合っていた。メメントモリを使用することで中東計画は加速し、人類の統一が促されると言うリボンズ。
そして、彼が感謝の言葉を述べたメメントモリの建造協力者は王瑠美であった。

脳量子波によって情報を探り出していたネーナの前にサーシェスが姿を現す。ネーナは二人の兄を奪ったサーシェスに激昂し襲い掛かろうとするが、逆に銃を突きつけられ脅しの言葉を掛けられる。

オーライザーのテストのため、刹那はトランザムを始動させる。

スイールでは、王とカタロン幹部の会談が行われていた。
その遥か上空では、アロウズがメメントモリの掃射に向けて準備を行う。

リボンズに見回りの報告をするサーシェスだが、なぜかネーナのことは話さない。
そしてリボンズはサーシェスに、自分たちが行うことを見せる。

メメントモリの掃射が開始される。衛星軌道上から放たれたビームは巨大な光の柱となり、一瞬のうちにスイールの街に突き立てられる・・・。


トランザムを始動するダブルオー。放出されるGN粒子の量は止まることなく増加していき、理論上の限界値をも超えてしまうことに驚くイアン。
刹那もまた、ダブルオーの真の力を垣間見、驚愕する。
ダブルオーライザーから放たれる粒子は、仲間たちにも異変を呼んでいた。

マリーはメメントモリの攻撃が、スイール周辺に構えるセルゲイのもとにも迫っていることを知る。セルゲイの運命は―。
同じころ、アレルヤにも異変が起こっていた。荒々しい様相に変容するアレルヤ・・・いや、4年前に消滅したはずの彼のもう一つの人格・ハレルヤが目覚めたのだ。


・新キャラ・アニューたん登場。


・・・なぜか知らんがたん付けで呼びたくなった。

名前といいタイミングといい、加えてリュミーンの紹介とくれば、どうみてもイノベイターの回し者だよなあ・・・

声は白石涼子。よりによってマイスター4人をネタで出しちゃったマンガの主人公役を出演させますか・・・

・やっぱGNアーチャーどう見ても人型に変形するパーツがついてる・・・

・まさかのスミルノフ死亡(?)(→かろうじて生きてました。ビビらすなよ)そしてハレルヤ復活。


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