#16 悲劇への序曲
アフリカタワーを占拠したハーキュリー。その目的はアロウズの蛮行を世に知らしめる事だった。ハーキュリーは人質の市民に対し、連邦の政策の真実を伝えていく。
連邦はこのハーキュリーらの真の目的を隠して事件を公表する。セルゲイは情報統制が敷かれた状況下でハーキュリーがいかに動く事が出来るのかと嘆く。
セルゲイは若き日の自分たちが語り合った事を思い出す。ハーキュリーは当時から政治や軍隊に高い理想を抱く人物だった。
そのとき連邦軍指令からセルゲイに通信が入り、彼は極秘任務を命じられる。
アロウズはクーデター鎮圧のために行動を開始していた。グッドマンは作戦指揮のために宇宙へ上がる。
留美らはクーデターとそれを放置するイノベイターの動向について話し合っていた。留美はこのクーデターを「終焉の始まり」と表現する。
クーデターを知ったCBも行動を開始する。クーデター派に協力することを考える仲間たちに対し、スメラギはイノベイターがこの事態を未然に防ごうとしなかったことに疑念を抱く。しかしその思惑を知るためには現地へ向かうほかない。刹那と合流することも考え、彼らはアフリカタワーへと進路を取る。
ステーションに向けMSを発進させるアロウズ。アヘッドからオートマトンが射出される。
地上ではカタロンがクーデター派と合流していた。周辺のアロウズの動向から、敵の思惑を探るハーキュリー。
そのとき、彼らのいるステーションに向け、ティエレンタオツーが接近してくる。ハーキュリーはそのティエレンに迎えを出させる。ティエレンにはセルゲイが乗っていた。
連邦軍指令はアロウズの指示でセルゲイを密使として送っていた。その代償は彼のアロウズ転属の際の地位。彼は連邦がいずれアロウズに取り込まれることを予見していた。
マネキンは自分の隊が待機命令を指示されていることに疑問を抱く。
アンドレイはルイスに、クーデターの首謀者が自分の父の友人である事を明かす。ルイスは反乱の理由など関係なく、自分たちは反乱分子を叩くだけだと答え、アンドレイもそれに賛同する。
アンドレイはハーキュリーとの過去を思い返す。母の死以来セルゲイと不仲だった彼は、父ではなくハーキュリーの助力を得て軍に入っていた。母の死を不幸な事故だと言うハーキュリーにアンドレイは激怒し、父だけでなく彼に対しても反抗していた。
ステーションで、セルゲイとハーキュリーは対面する。
連邦の密使として、政府の見解を伝えるセルゲイ。そして彼は、情報統制の下ではハーキュリーらの主張は世界に伝わらないと諭し、なぜ無関係な市民を巻き込むのかと問う。ハーキュリーは市民は無関係などではないと答え、市民の愚かさこそが政治を腐敗させたのだ、だから痛みを伴ってでも真実を知らなければならないのだと言う。
セルゲイは投降を勧めるがハーキュリーは応じない。交渉は決裂し、ハーキュリーはセルゲイを地上に戻そうとするが、セルゲイは友を見守る為ステーションに残る事を決める。
そのとき、新たなオートマトンが。オートマトンは兵士だけでなく、救うべき市民にも攻撃を加える。セルゲイはその事実に驚愕する。ハーキュリーはその様を、軍と政治が腐敗した結果として彼に突きつける。
ハーキュリーは市民を解放する。彼の真の目的は、連邦とアロウズの悪行を市民に目撃させ、連邦を否定する動きを作り出すことだった。
そのとき連邦の発表が放送される。連邦は映像を捏造し、オートマトンによる市民虐殺をクーデター軍によるものと偽っていた。
クラウスとシーリンもその卑劣なやり方に怒りを燃やす。
しかしハーキュリーにとってはこれも想定のうちだった。真実を知る市民が6万もいれば、連邦といえど口をふさぐ事は出来ない。彼らの愚行は、情報統制まで含めてやがて露呈するだろう・・・・と。
セルゲイは連邦のニセ情報が攻撃開始の布石であることを察し、アロウズが何らかの攻撃手段を持っていることを確信する。
タワーの地上部周辺でブシドーの新MSマスラオと激突する刹那。
トランザム同士がぶつかり合う戦いの中で、両者はそれぞれの戦う意義をぶつけ合う。戦う事それ自体が目的と語るブシドーに対し、刹那は自分もまた同じであるが、そうでない自分がいると答える。
そのとき、トレミーからの援護が入る。刹那との戦いを切り上げ、撤退するブシドー。
刹那は仲間たちに安否を尋ねると、肩の傷が開いたことで気を失う。その脳裏には、かつてのロックオンの「お前は変われ」という言葉が響いていた。その言葉に答え、自分は変わるという決意を刹那は呟く・・・。
連邦はタワーの包囲を解いていく。疑問を抱くハーキュリーやマネキン。スメラギはフェルトに周辺の風速状況を調べさせる。その情報に照らすと、周辺部隊の展開状況はステーションが落下することを考慮したものになっていた。
軌道上では2基目のメメントモリが照射の準備を行っていた。アロウズはタワーもろともクーデター軍、CBの両者を葬ることを画策していたのだ。
・しかしルイスはアンドレイにあれだけツンな態度取ってるけど、口はちゃんと聞いてあげてるあたり満更でもないのだろうか。
・無関心な市民が政治を堕落させる・・・ね。まあ正論だわな。
アフリカタワーを占拠したハーキュリー。その目的はアロウズの蛮行を世に知らしめる事だった。ハーキュリーは人質の市民に対し、連邦の政策の真実を伝えていく。
連邦はこのハーキュリーらの真の目的を隠して事件を公表する。セルゲイは情報統制が敷かれた状況下でハーキュリーがいかに動く事が出来るのかと嘆く。
セルゲイは若き日の自分たちが語り合った事を思い出す。ハーキュリーは当時から政治や軍隊に高い理想を抱く人物だった。
そのとき連邦軍指令からセルゲイに通信が入り、彼は極秘任務を命じられる。
アロウズはクーデター鎮圧のために行動を開始していた。グッドマンは作戦指揮のために宇宙へ上がる。
留美らはクーデターとそれを放置するイノベイターの動向について話し合っていた。留美はこのクーデターを「終焉の始まり」と表現する。
クーデターを知ったCBも行動を開始する。クーデター派に協力することを考える仲間たちに対し、スメラギはイノベイターがこの事態を未然に防ごうとしなかったことに疑念を抱く。しかしその思惑を知るためには現地へ向かうほかない。刹那と合流することも考え、彼らはアフリカタワーへと進路を取る。
ステーションに向けMSを発進させるアロウズ。アヘッドからオートマトンが射出される。
地上ではカタロンがクーデター派と合流していた。周辺のアロウズの動向から、敵の思惑を探るハーキュリー。
そのとき、彼らのいるステーションに向け、ティエレンタオツーが接近してくる。ハーキュリーはそのティエレンに迎えを出させる。ティエレンにはセルゲイが乗っていた。
連邦軍指令はアロウズの指示でセルゲイを密使として送っていた。その代償は彼のアロウズ転属の際の地位。彼は連邦がいずれアロウズに取り込まれることを予見していた。
マネキンは自分の隊が待機命令を指示されていることに疑問を抱く。
アンドレイはルイスに、クーデターの首謀者が自分の父の友人である事を明かす。ルイスは反乱の理由など関係なく、自分たちは反乱分子を叩くだけだと答え、アンドレイもそれに賛同する。
アンドレイはハーキュリーとの過去を思い返す。母の死以来セルゲイと不仲だった彼は、父ではなくハーキュリーの助力を得て軍に入っていた。母の死を不幸な事故だと言うハーキュリーにアンドレイは激怒し、父だけでなく彼に対しても反抗していた。
ステーションで、セルゲイとハーキュリーは対面する。
連邦の密使として、政府の見解を伝えるセルゲイ。そして彼は、情報統制の下ではハーキュリーらの主張は世界に伝わらないと諭し、なぜ無関係な市民を巻き込むのかと問う。ハーキュリーは市民は無関係などではないと答え、市民の愚かさこそが政治を腐敗させたのだ、だから痛みを伴ってでも真実を知らなければならないのだと言う。
セルゲイは投降を勧めるがハーキュリーは応じない。交渉は決裂し、ハーキュリーはセルゲイを地上に戻そうとするが、セルゲイは友を見守る為ステーションに残る事を決める。
そのとき、新たなオートマトンが。オートマトンは兵士だけでなく、救うべき市民にも攻撃を加える。セルゲイはその事実に驚愕する。ハーキュリーはその様を、軍と政治が腐敗した結果として彼に突きつける。
ハーキュリーは市民を解放する。彼の真の目的は、連邦とアロウズの悪行を市民に目撃させ、連邦を否定する動きを作り出すことだった。
そのとき連邦の発表が放送される。連邦は映像を捏造し、オートマトンによる市民虐殺をクーデター軍によるものと偽っていた。
クラウスとシーリンもその卑劣なやり方に怒りを燃やす。
しかしハーキュリーにとってはこれも想定のうちだった。真実を知る市民が6万もいれば、連邦といえど口をふさぐ事は出来ない。彼らの愚行は、情報統制まで含めてやがて露呈するだろう・・・・と。
セルゲイは連邦のニセ情報が攻撃開始の布石であることを察し、アロウズが何らかの攻撃手段を持っていることを確信する。
タワーの地上部周辺でブシドーの新MSマスラオと激突する刹那。
トランザム同士がぶつかり合う戦いの中で、両者はそれぞれの戦う意義をぶつけ合う。戦う事それ自体が目的と語るブシドーに対し、刹那は自分もまた同じであるが、そうでない自分がいると答える。
そのとき、トレミーからの援護が入る。刹那との戦いを切り上げ、撤退するブシドー。
刹那は仲間たちに安否を尋ねると、肩の傷が開いたことで気を失う。その脳裏には、かつてのロックオンの「お前は変われ」という言葉が響いていた。その言葉に答え、自分は変わるという決意を刹那は呟く・・・。
連邦はタワーの包囲を解いていく。疑問を抱くハーキュリーやマネキン。スメラギはフェルトに周辺の風速状況を調べさせる。その情報に照らすと、周辺部隊の展開状況はステーションが落下することを考慮したものになっていた。
軌道上では2基目のメメントモリが照射の準備を行っていた。アロウズはタワーもろともクーデター軍、CBの両者を葬ることを画策していたのだ。
・しかしルイスはアンドレイにあれだけツンな態度取ってるけど、口はちゃんと聞いてあげてるあたり満更でもないのだろうか。
・無関心な市民が政治を堕落させる・・・ね。まあ正論だわな。
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