坊の話し

過去のブログより
坊達を保護した時のブログ

坊は仔猫の時、ボランティアさんに保護され、ジジくんと一緒に
一人暮らしの男性の預りさんに預けられました。
その男性の家には、ノルゥエージャンフォレストキャットのモローさん
スコティッシュフォールドのマリアちゃん、
スコティッシュフォールドのドラミちゃん、保護猫のミーちゃん、がいました。

ある日、飼い主の男性が亡くなってしまい、私の耳に話が届くまで、
坊達は猫だけで一ヶ月程生活していました。

他の子達は順調に里親さんが決まり、おっさん顔の坊は最後まで
残ってしまいました。
でも、実際に会うとコロコロして人懐こくてかわいい坊、譲渡会会場で
坊に一目惚れしたご家族の元にお婿に行きました。
ご夫婦と小さいお嬢さん、先住猫さんが２頭いるお宅でした。

そこのお家には先住ネコさん達は、とっても臆病で愛情表現が下手くそな
子達でした。
そこに愛嬌のある坊が行ったので、２頭の猫達が嫉妬して坊はイジメめられて
里親さんが留守の間いつも
玄関で粗相していました。

里親さんは、ケージで隔離したり、いろいろ工夫して先住さんと坊が仲良く
暮らせるよう考えてくださいました。
里親さんは、坊をとても可愛がってくれて、お嬢さんにもすっかりなついて、
ずっと後をついてまわる坊がかわいくてしかたがないと。
でも、その姿をみた先住猫さん達は嫉妬して、ますます意固地になって
しまったのです。


イジメがひどくなってしまいまいました。
それでも坊は仲良くしようと必死で先住猫さん達に寄っていったそうです。

里親さんは、「このままでは、坊ちゃんが可哀想すぎます、大好きでかわいくて
手放したくないけど、もうこれ以上無理させたくない」と号泣しながら坊を私に帰しました。


愛想が良くてコロコロの坊は、いつも必死で人や猫に好かれようと頑張ってきました。
それはきっと、多頭飼いの中で上手に生きていく方法を坊なりに考えたのだと思います。

里親さんのところから引き取った坊は、帰りの車の中でキャリーにうんちを漏らしていました。
キャリーに入る時も、ぐるぐる言ってご機嫌で、車の中でもずっとグルグル言ってたけど、
本当はこわかったんだと思います。

坊が誰にでも優しいのは、本当は自分が愛されたいから。
それが健気で可哀想で、家についてうんちまみれの坊のおしりを洗いながら
うちの子にする事に決めたのです。

うちは多頭だから正しい選択ではなかったかもしれないけど、もう頑張って
欲しくなかったから。

いつでも誰にでも愛想がよくて可愛らしい坊。
わがやに来て３年。

先日甥っ子、姪っ子がきた時に、初めて人（ちびっこ）を拒否しました。
正直、わたしはとっても嬉しかった。
やっと坊がわがままを言ってくれた。

つい２、３日前の動物病院でも、治療中に坊が初めて不機嫌になったそうです。

坊は決めたんだ、もうガマンしないって決めたんだ！そう思ってとっても嬉しくなりました。

相変わらず優しくて愛想はいいけど、これからはもっと沢山わがまま言って欲しいです。







人気ブログランキングに参加しています！
ポチッとしてくださると喜びます！（私が）

comico　でごでご日記　見てね！

シティリビング１５時ブレイクキャンペーン！！！
にゃすみんのLINEスタンプができました～ここから








ヒデゴンLINEスタンプ
ダウンロードはこちらからでーす！！

ヒデゴンのLINEスタンプ「4丁目の猫ボランティア」は、こちらです！


ヒデゴンのLINEスタンプ「２丁目の犬」は、こちらです！　


ヒデゴンのLINEスタンプ「６丁目の猫」は、こちらです！


または、クリエイターズ「ヒデゴン」で検索してくださーい！！！！


黒猫探偵社のTシャツ販売しておりま～す！

こちらから



どうぞ宜しくお願いいたします。