でごでごな日々   猫+犬と私の日常

9猫+1犬、時々保護猫と暮らしています。イラスト描いています!絵がきたなくてごめんなさい・・・

猫の口内炎の話 4 ねこ吉の手術

2011年09月22日 | 猫エイズ・口内炎


いよいよ「ねこ吉」の手術の日。

エイズの子が手術に耐えられるのだろうか・・・
口の状態もいぬ吉よりずっと悪いはず・・・


いろいろ考えると恐くて、頭の芯の部分がずっと「じーん」ってなっていました。


血液検査の結果は、なんと「いぬ吉」よりもずっと良くて、貧血も全くありませんでした。
手術前、ちょこっとだけ顔を見せてもらって、ねこ吉は手術室へ

後は祈ることしかできません。


いぬ吉の手術で「ピーッ」という音にはだいぶ慣れましたが、やはり落ち着かず。
立ったり座ったり・・・
もうそれしかできない状態でした。

いつまでたっても手術が終わらない・・・
ヒテテからも「ねこ吉、まだ終わらないの?大丈夫?」と、電話が・・・




待つこと3時間半・・・
やっと先生が現れました。




でも、一言も口を聞かない・・・私も恐くて何も聞けない・・・
先生の沈黙が長く感じられましたが、多分3分くらい・・・


やっと先生の口から「無事に終わりました」と、一言。

先生は、あまりにも大変な手術で消耗しきって、口も聞けなかったみたいです・・・


ねこ吉の歯はもうボロボロで、ちょっと触ると取れてしまうのですが、根っこが歯茎に残ってしまい
それも取り除かないと口内炎が再発してしまうので、取り除くのが大変だったそうです。
口の中は炎症でぐちゃぐちゃで、菌はあごの骨まで達していて、骨も少し削り取り、目の近くまで膿が溜まっていたそうです。




「この状態でよくご飯食べていました、生きたいという力が強い子なんですね。」と、先生に感心されました。




いぬ吉の手術後は、すぐに会わせてもらえましたが、ねこ吉はすぐに他の部屋に連れて行かれ、会うことはできませんでした。




続く



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手術後の「ねこ吉」は、奇跡の復活を遂げました。
エイズの子は、回復が普通の子の2倍かかると言われたのですが、ねこ吉、手術後すぐに、
もう「生肉」を食べて、便も出たそうです。

エライ子なんです。
それとも、ただの「いやしんぼ?」



※写真は手術から5日後くらいICUから普通のお部屋に移動した日です。
 ICUに入っていた日は、いぬ吉が3日、ねこ吉は5日でした。
 ねこ吉は、すぐに看護士さんにもなついて、病院ではとても可愛がられていました。
 








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