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「フック」心に引っ掛かった言葉

ラジオとかテレビで心に引っ掛かった言葉の覚え書きです。

カーネーションから Ⅵ

2012年03月26日 04時11分34秒 | 気になった言葉・文章・ラジオなど
3月10日放送分の話です。

糸子の孫娘里香。長女優子の次女という設定です。
この子が母親と上手くいってなくて、お祖母ちゃんである糸子が預かっています。

時代は校内暴力とか、荒れた世代なので(ここらへんはリアルタイムなので良く分かります)彼女も当時の不良の王道「ジャージ」を着て。

髪を染めて。

怠そうにサンダル履きで歩きます。

当時よくいた、いわゆる不良です。

で、そのファッションと髪型で、地元岸和田の不良から目を付けられます。

ある日、その地元の不良たちが里香を気に入らないと、小原洋装店が襲撃されてしまうのです。
お店のショーウインドが割られ。

結構な被害が出ます。

その時の里香に向かって言う糸子の台詞が素晴らしかったのでメモりました。

「服っちゅーもんはなぁ、里香
それを着て歩くことで 

それにふさわしいモノゴトを引き寄せてまわるんや。

あんたのその頭とジャージは

やっぱり見事にこの結果(お店のガラスを割られた事)を連れて来たっちゅー事や

分かるやろ

世間様と無関係でおられる人間なんか、ひとりもいてへんのよ。

自分が世間にどない見えたら…こんな目にあわんで済むか

よう考え!」

あぁ。もう…。

この台詞は、単にファッションの事のみならず。
個人と社会との関係。

そこに介在する地位や人格、教育。
その証としてのファッションや髪型。

そこから醸し出される、その人の人格。

そういう事がいかに大切で、その人を表すのかを。

短い台詞の中で十二分に表現してくれています。

‘それにふさわしい物事を引き寄せてまわる’

人はそれぞれ、腰に磁石でも付いていて、その磁石に、その人に相応しい色んなものがくっ付いてくる。

いやいや。ホントそうだと思います。

この里香ちゃんの週。

母親との葛藤が柱になっていて。
ちょっと辛かったですね。

以上、ファッションと社会の台詞にジーンときた。

でした。
では。




カーネーションから Ⅴ

2012年03月23日 05時02分11秒 | 気になった言葉・文章・ラジオなど
NHK朝の連ドラ史上最高の出来と私が勝手に愛して止まないカーネーションも、残すところ1週間。
悲しい…。

今、ドラマは年を取った糸子が描かれていまして。
幼馴染みのかつてのライバル「奈津」が再び登場して。

この年を取った奈津が、若い時代の奈津にあまりに似ているので、思わず笑っちゃいますよね。

ところでこの奈津。

乳母日傘で育った大きな料亭の跡取り娘だったのに。
父親が急死し、その後の戦争で何もかも失くし。

大変な人生を歩むことになってしまうのですが。

その「大変な人生」からいい人が現れ結婚するのです。
結婚相手はラサール石井さんが演じていました。

奈津と結婚を考えているというこのラサール石井演じる相手に。
糸子が「彼女は過去、色々あった人なのだ。あなたはそれを知ってて結婚しようとしているのか?本当に彼女でいいのか?」

と傍目から見るとおせっかいとも取れるのですが。
糸子の性格からして、本当に心配して言っている。

そんなシーンがありました。

その時の結婚相手のラサール石井役の人の台詞が私的に‘グッ’と来たのでメモしました。

糸子「あれはべっぴんやけど…相当な訳アリですよ。ちゃんと全部聞いてますか?」

結婚相手「全部かどうかは分かりません。でも。わしも大人ですから。ある程度の事は聞かんでも分かります。
倖せにしてやりたいんです」

この時のラサールさんの演技が良かったですねー。

戦争と戦後の混乱期で、誰もが傷ついていた。
みんな、それそれの事情を抱えている。
そんな事はこの時代を生きた大人なら分かっているのだ。

そんな過去も未来も。洗いざらい全部自分が引き受けてやる。
男にしかできない優しさです。

あまり話題にならないみたいだけど。
すごくいいシーンでした。

では。

「カーネーション」から Ⅳ

2012年03月18日 02時06分24秒 | 気になった言葉・文章・ラジオなど
2月9日の放送分から

サックドレスの件です。

若きサンローランが発表して、世界的流行となっていたサックドレスという、ずん胴のドレス。
それまでの主流はウエストをキュッと絞った、女性らしいラインのドレスでした。

なので糸子はこのサックドレスが全くいいと思えずにいました。
しかもここ、岸和田にはそんなに早く東京の流行は入ってこないだろう、と踏んでいました。

ところが。

店には次から次へとサックドレスを着たいというお客さんが押し寄せます。

この時の糸子の台詞。
「ウチは世の中から遅れをとってしもうてる。間違いなく」

と言うのです。

自分の感性を信じて生きてきた者の。
年を取って、自分の感性や物の考え方が、世間からずれてしまっているのではないか?という不安は、凡人の私でもよく分かります。

流行している曲が。
一つもいいと思えない。

若い子たちが来ている洋服が。
一つもいいと思えない。(たとえばあの腰パンとか)

年を取ったせいだろうか。
それとも流行の方がおかしいのか。

昔。

穴だらけのジーンズを履いて帰ったら、母が激怒した事がありました。(ジーパン捨てられましたけどね)

それって、こうゆう事だったなのかなぁ。

と、見ていて「わかるわかる」と思わずメモしました。

それでもあきらめずに、今の流行の中から「これはいいな」と思えるものを探すのを止めないでおこうとは思いますけど。

そんな心にひっかかる、いいシーンでした。

では。


2011年9月20日付茂木さんの言葉から

2012年03月05日 00時35分20秒 | 気になった言葉・文章・ラジオなど
あの脳科学学者の茂木さんの言葉です。

自己改革をするためには
自分のダメさ、弱さを見つけて
受け入れなければならない

鏡を見ることは、時につらい

自分がいかに愚かであるかを悟る事になるからだ

しかし、そこからプライドが始まる

自分が最低の存在だと悟った時に
プライドが生まれる

以上が茂木さんのお言葉なんですが。

私、50歳を超えて。
つくづく思うのですが。

自分がいかにダメな人間だったのか、という事に最近やっと気がついたんですよね。

一方で、自分で出来る事、出来ない事がはっきりしてくる。

で、思うと。
世の中のほとんどの事が、私には出来ない。という事が分かってくるのです。

しかしそこからが、やっとスタートなんじゃないか?とも思えるのです。

自分がいかにダメな人間か。
それが分かっただけでも、年をとった甲斐があるというものです。

では。





「カーネーション」からⅢ

2012年02月09日 05時12分12秒 | 気になった言葉・文章・ラジオなど
カーネーション…2月中旬の現在は、糸子はもおう40代に入っていて、子供たち、つまり小原三姉妹がもう、デザイナーへの道を歩み始めているあたりまで、話は進んでいるんですが。

その少し前。

糸子の切ない切ないロマンスが描かれていました。

繊維組合の会合で知り合った若い紳士服の職人。
彼は長崎から原爆で体を病んでいる妻を連れ、仕事を求めて大阪に移り住んでいる…という設定でした。

しかしその家庭環境は最初は明らかにされません。
長崎弁で一つ一つ静かに話す、優しく謎めいた、とても魅力的な人です。
糸子のまわり、つまり岸和田には居ないタイプの人、として描かれます。

この「周防」という男。
これを演じたのが綾野剛という役者。

この一連のロマンスの週に、ヤフーやツイッターの検索ワードに、この人の名前が挙がっていたのを見ましたから。

「素敵な人だなぁ。演じてるのは誰だろう」と検索を掛けたのは私だけではないようです。

糸子はこの周防さんに惹かれていきますが。

ある日の繊維組合の会合でのシーンが印象的です。
近藤正臣演じる繊維組合の会長さん。会員の一人のほっしゃん、演じる北川。長崎から仕事を求めて移り住んだ周防さん。
そして戦争で夫を亡くした糸子。

それぞれの過去は詳しくは語られませんが。
それぞれ事情を抱えている事は読み取れます。

ほっしゃんさん演じる北川。彼は糸子の家に招かれ、その女ばかりの家族に囲まれ。
「家の中に女がいるというのは、いいもんだなぁ」と感じ入ります。

周防さんは周防さんで。奥さんが原爆の被害にあったのは、どうやら自分のせいだと自分を責めているようです。
だから彼は心から糸子に惹かれつつも、妻を裏切る事ができないのです。

北川も周防も、繊維組合の会長三浦も、そして糸子も。
みな、戦争の重い十字架を背負って、今を生きています。

この糸子と周防さんの恋は、つまり言えば不倫という事になるのですが。
NHKの朝の連ドラで、道ならぬ恋を描くとは、思っていませんでした。

で、今日のフック。
繊維組合の近藤正臣演じる三浦の。周防さんに向けた台詞です。

人生そう無いぞ
惚れた女子(おなご)から好きだと言われる事

はずれても

踏みとどまっても

人の道や

人の道っちゅーのはな
はずれん為にあるもんや

けど

はずして苦しむ為にもあるんや

なんぼでも苦しんだらいい
あがいたらいい
悩んだらいい

命はな

燃やす為にあるんやぞ

はずれても
踏みとどまっても…
人の道

この人生のベテラン、三浦の言葉が、とてもいいんですね。
泣ける台詞でした。

まぁ、こんな事言ってくれる人なんて、そうそういないですけどね。

いい悪いでは決められない。
摩訶不思議な人の心です。

それを分かったうえでの三浦の、深い言葉でした。

では。

追伸
この周防さんを演じた綾野剛という役者。
糸子演じる尾野真千子さんが芦田真菜ちゃんの母親役を演じた「MOTHER」で。
真菜ちゃんを虐待する母親の彼氏役で、出ていました。

尾野さんにしても綾野剛さんにしても、同じ人が演じてるとは思えない、見事な演じぶりです。
すごいですね。

ビートたけしが海老名家を訪ねるテレビで。

2012年01月28日 02時09分04秒 | 気になった言葉・文章・ラジオなど
たけしさんと海老名家って昔からの知り合いというか、親しい間柄なんだそうです。
それがあるから、あの襲名披露と結婚披露宴での仰天スピーチがあるわけですね。

あのスピーチには愛があったって事なんだなぁ。と感心して見ていましたが。

番組の最後にたけしさん(殿)が浅草について語っていました。

殿にとって浅草とはどんな街ですか?
との問いに。

やっぱり浅草は、ロマンがあってね。
浅草ってのはね。
自分で言う…芸人は浅草で死んでもいいと思ってたの。

要するに理由が付くの
「浅草で死ねる」って

売れなくたって
「だって俺は浅草芸人だった」っていう保険なのよ。

だけど浅草以外の奴が、死にようがないんだよ。
新宿の芸人なんていないから。

浅草って芸人の街で。興行の街なんで

そこで芸人として一生懸命売れようとしたけど。
売れなくて死んでいくっていうか、ダメになっていくっていうのは

ロマンがあるの。理由がつくのよ。

「だって俺、浅草芸人だった」っていう保険なのよ。

でも他のとこだと理由がつかないの。

………。

と語るたけしさん。

と、ここで遅れて参加した泰葉さんが発言します。

「今、浅草はもう、そういうの、残ってないんですか?」

泰葉さんも海老名家の一員ですから、今現在の浅草の街について、知らないわけがありません。
でも、こういう質問をしたって所が、この人、なかなかの人だなぁ、と思いましたが。

その泰葉さんの質問を受けてたけしさんの答えがこれ。

寄席をね。ちゃんと整備してくれればいいと思う。
浅草は興行街なんだから。

もっと寄席を作って。
定席のあれを。
もっといいとこに作って。

そうすれば。
そんなに関西には負けなかったと思う。

そこさえ行けば楽屋で先輩の話も聞けるし
仲間のネタも見れるし

オイラなんかいくら売れなくたって400人500人の前で(ネタを)できたんだもの。
そうすると必然的に、芸も伸びるよ。

と。

私、この「そうすればそんなに関西に負けなかった…」という部分が心にフックしました。

東京出身のたけしさん。やっぱ東京のお笑い界が、大阪を中心とする、更に言えば吉本を中心とした関西勢に押されている状況に、何かしらのオブジェクションがあるんだろうなぁ、と感じた発言でした。

確かに、関西には吉本が経営する常設の小屋(ホール)がいくつもありますよね。
東京にもある位ですから。

そのあたりが吉本の偉い…というか凄い所です。

芸人もそうですけど。

歌手や役者なんかも。
人前でやらないと上手くならない…んですよね。

かつて安室奈美恵さんが結婚・妊娠して、一時休業する時だったと思いますが。
こんな発言をしていました。

「歌ってのはね。人前で歌わないと、上手くならないのよ」

たけしさんの言いたい事と同じです。

やはりいつでもそこに行けば芸人さんたちの芸が見られる。芝居が見られる。音楽が聞ける。と言ったような「常設の小屋」っていうのは、客も育てるし演者も育てるんですね。

最後の浅草芸人とも言われるたけしさんの台詞。
心に残りました。

では。

北山先生のラジオから

2012年01月23日 00時47分46秒 | 気になった言葉・文章・ラジオなど
NHK-FMの毎週月曜日夜11時からの北山修の「レクチャー&ミュージック」

録音して聞いているのでいつの放送か忘れましたけど。

誰かを励ます言葉について語っている部分で。

「頑張れという言葉は短期決戦の場合の励ます言葉」

というのがあり。

なるほどなーと思いました。

たとえばウエイトリフティングを持ち上げるような瞬間。
そういう時にかける言葉としてはいいんだって。

でも長期にわたって頑張ってる人に向かってかける言葉としてはダメなんですって。

よく鬱の人に「がんばれ」って言ってはいけないって言いますよね。
それってこうゆう事なんですね。

よく分かりました。

今回は短く。
では。

ベニシアさんの言葉

2012年01月21日 18時29分56秒 | 気になった言葉・文章・ラジオなど
NHK-BSの番組で「猫のしっぽカエルの手」というのがあります。

京都の大原に住むイギリス人ベニシアさんが、日本の自然、文化、ハーブ、人などを紹介するんですが。

http://www.nhk.or.jp/venetia/index.html

心惹かれ、最近楽しみに見ています。

ベニシアさんが番組の最後に母国語である美しい英語で呟くシーンがあるんですが。

それがあまりに美しくて一篇の詩のようだったので。
思わすメモしました。

今朝早く 辺りは静寂に満たされていました
私は腰を下ろし 静けさに耳を傾けました 

誰もが平穏な日々の暮らしに 心も平安を求めています

けれども問題に直面することもしばしばです

問題が降りかかっては消えていく

でもそれが人生のすべではありません

人生とは生きていく事

一瞬ごとに目を見開いて
周りの奇跡を見つめる事

たとえば
今開こうとしている 蝶の繊細な羽
幼子の泣き声に気づく事

小鳥のさえずりに耳を傾け
雨の湿った香りを嗅ぎ

風を感じ微笑む事

毎日を懸命に生きて
夢を持ち続けましょう

………。

あぁ、なんかもう。
自然の中で暮らしたーい衝動がむくむくと湧き上がる。

いいなー。

年とるとみんな田舎暮らしがしたくなるとかって言うけど。
いいのいいの。実際年だから。

心惹かれるんだから、仕方ない。

仕方ない。


では。


「カーネーション」から Ⅱ

2012年01月15日 03時01分18秒 | 気になった言葉・文章・ラジオなど
私がカーネーション、カーネーションと騒いでいるので。
テレビばっかり見ているかのようですが。

はい。
テレビばっかり見ちょります(←岸和田弁が上達しちよります)

今回は近所の髪結いの安岡さんとこのお嫁さんの八重子さんの台詞。
ちなみに。

髪結いの安岡さん役はあの、モダンチョキチョキズの濱田マリ。
八重子さんは田丸麻紀。

田丸麻紀さんはモデル出身なんですが。
上手いですよ、芝居。

勉強したんでしょうね。たいしたものです。

で。八重子さん。

戦争でパーマが禁止になり、美容師という好きな仕事が出来なくなり。
旦那さんも戦争で亡くなり。
姑の安岡のおばちゃんとの折り合いも悪くなり。

子供を連れて実家に帰ろうと決意し、糸子に打ち明ける喫茶店での場面。

「糸ちゃんみたいに。
好きな仕事に打ち込めてたら。

もうちょっと辛抱利いたかもしれんな。

好きな仕事ちゅーもんは、力をくれるやろ。

ウチにはそれすら、今はもう無いよって」

仕事を持っている女性が極少数派だった、この時代。
お洒落が大好きで、女の人の髪の毛をセットしたりパーマ掛けたりする仕事が大好きで。
生き生きと仕事をしていた八重子。

もし好きな仕事ができていたら。
旦那さんが戦争で亡くなっても。姑との折り合いが悪くても。

仕事で発散できる…というか。
文字通り、仕事からパワーをもらえる、というのがあると思うんですよね。

現に糸子のケースがそうなんですもの。

仕事とは。
単に働いてお金を得る為だけのものではない。
生きる意味をくれるもの。

という脚本の渡辺あやさんの、確固たる主張が盛り込まれているように思います。

ちなみにこの台詞はこの後。

「弱いわ。
弱い女になってしもたわ」

と続きます。

私。ここの台詞にも泣けたもので。
思わすメモしました。

にしても。
このドラマ。

15分の一回分の間に。1箇所くらい「うっ!うーん」と唸ってしまったり。泣いてしまったり。
という箇所が必ずあるので。

いやいや。
ホントに良くできたドラマだなぁ、と関心しております。

あと、もう一つ。
主人公の名字を小原としたのは。
もしかしてもしかして。「スカーレット・オハラ」から来てます?

なんて邪推しています。

では。


「カーネーション」から Ⅰ

2011年11月13日 06時50分32秒 | 気になった言葉・文章・ラジオなど
NHK朝の連ドラ「カーネーション」は。

とにかく脚本が素晴らしいんです。
しかし。

他の朝の連ドラをほとんと見た事がないので。比較はできないんですが。

今回の「カーネーション」は、あたしゃ、好きですね。
その中から拾った言葉。

東京からやってきた洋裁の根岸先生という人がいるんです。
その先生からの言葉。

まだ着物の生活で洋服というものを着た事が無かった糸子に。

「これに着替えて」
「うち、まだ洋服を着た事ないんです」

と言って洋服に着替えさせ、岸和田の街を歩かせる。
恥ずかしくて、下を向いて歩く糸子に。

「あなたの好きな花はなぁに?」
「カーネーションです。(この台詞の前に「洋花なら」という台詞が付くんですけどえ)」
「カーネーションは根性がある。カビが生えるまで咲いてる」

先生が

「では恥ずかしがって咲かないカーネーションがありますか?見た事ある?
堂々としなさい」

と洋服を着て歩くという事について教えます。

「堂々と歩く…という事を、あなたの使命としなさい

本当にいい洋服は、着る人に品格と誇りを与えてくれる。
人は品格や誇りを持って、
初めて夢や希望を持てるようになるんです」

ね。
朝の連ドラの台詞とは思えないでしょ?

これ、根岸先生の言葉を借りて語られますけど。

洋服というキーワードを使って。
時代を超えて、すべての女たちへのメッセージだ、と受け取りました。

あと糸子の言葉ですけど。
「人は着るもんで変わるんや!」という台詞もありまして。
これも気に入ったのでメモしました。

何を着て。
何を食べて。
どんな部屋に住むのか。

衣食住とは。よく言ったものです。

では。