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「フック」心に引っ掛かった言葉

ラジオとかテレビで心に引っ掛かった言葉の覚え書きです。

新作を作るという事。

2014年06月04日 02時27分22秒 | 気になった言葉・文章・ラジオなど

NHKの番組で。(2014年6月3日昼)

春風亭昇太さん。

「新作を書くとですねえ…。

古典の素晴らしさが、本当によく分かりますね」

 

との事。

なるほど。

逆に言うと。

新しいものを作らなければ、古いものの良さも見えて来ない、という事も言えるのか…。

 

面白い発言!と思って、メモしました。

昇太さん。

年が一つ違いで、同じ町の出。

勝手に親近感を感じています。

独身ってとこも同じ。

テレビに出てると、つい見ちゃいます。

 

では。

 


ほぼ一年ぶりに書いてみた。

2013年11月30日 05時47分01秒 | 気になった言葉・文章・ラジオなど

ブログ。

私みたいに放置してる人、多いんだろうな。

と気になって。実はブログ4つ持っているんですが。

1つにまとめようか、とかぼんやり考える。

とりあえず覚え書き

 

≪断捨離≫

断捨離とは空間のヨガである。

人が最も執着するのは。

物でも人でもなく「考え」である

 

んだそうです。

なるほどなぁ。

「考え」が捨てられないんですよ。

ストーカーとかもそうじゃないのかなあ。

ところでここのgooのフリーメールまさかの無料サービス終了事件の件。

みなさんはどうしてらっしゃるのでしょうか。

私。もう15年くらい二つも使ってるんです。一番古いアドレスで。

友達も困ってました。

お金払ってもいいから一つ残そうかなあ。

 

では。


東京MXテレビ「ニッポン・ダンディ」より

2012年12月04日 00時44分06秒 | 気になった言葉・文章・ラジオなど

最近東京MXテレビばかり見ていますが。

この秋から始まった夜9時からのゴールデンタイムに放送しているのが「ニッポン・ダンディ」です。

MXテレビなんか見れないよー、という人には。

http://www.dailymotion.com/video/xvf3du_yyyy-yyyy-2012-11-27_shortfilms

このデイリーモーションというサイトに全部UPされているようなのでとても便利です。

で、11月30日(金)

世の中の機械化について、いい事なのか、あんまり良い事ではないのか、みたいな話題で。

番組の最後に

「でも(サッカーの審判に)機械化が導入されてたら、2002年のWカップで韓国はベスト4に進めなかったじゃないですか」

とフランス人のキャスターが発言。

これにはその場にいたアメリカ人キャスターも日本人も(水道橋博士)苦笑。

私も苦笑。

おもしろい!

でもフランス人だから言えるんだよね。

あぁ、言いたい事、自由に言えるっていいなあ。

この番組の韓国人パネリストヒョンギさん。何でも自分のサイドに持っていくのね。

で、水道橋さんもそれを分かっていてネタにする。

割と言いたい事言えてるみたいだ。

このくらいの関係がいいと思う。

では。

次からこの番組の発言を書く事が多くなるかも、です。


『題名のない音楽会』佐渡裕氏の言葉より

2012年09月30日 15時28分15秒 | 気になった言葉・文章・ラジオなど

京都の佐渡さんの母校でもある音楽高校へ指導に行った様子を放送した回で。

ちなみにその音楽高校は公立で、全国でも公立の音楽高校はめずらしいのだそうです。

夏休みの公演に向けて練習中の生徒達に向かっての発言。


 

一番伝えたい事は

君たちはすごく特別な環境にいる

これがミの音ですよ、とか。ソの音ですよとか教えたところで

社会の役に立つわけではない。

みんなそんな事は知ってて…。でもこんな記号のものが、今、みんなが鳴らしていて。

すごい神殿の中にいるみたいな音になっていくわけじゃない?

その世界のおもしろさにはまっていく事だと思う。

~略~

楽譜が読める、という事は

この音が何の音か分かるという事ではない。

(ここにいる)みんなが楽譜を読めたにも関わらず

僕は注文をつけた。

いい音楽家になっていこうと思うなら

是非、

「楽譜を読む」ことをもっともっと勉強してほしい

それが何よりカギなんです

いい音楽をつくる為の……。

 

いーーーっぱい練習しても。

本番は1回しかないんです。


みたいな事を言っていて。

一つは音楽高校に行けている環境というのが、すごく恵まれているんですよ。という事と。

もう一つはとにかく譜面を読め、という事。

これが心にひっかかりました。

楽譜って。読めば読むほど、作曲家のいろんな意図が次ぎから次へと湧き出てきますよね。

今日読んだ楽譜を、同じところを読んでも、明日は違って見える。

高校生たちの演奏は、確かに、譜面通りに演奏はしていましたが。

佐渡さんには物足りなく感じた部分があったようです。

相手が音楽高校の生徒という事もあるのだと思いますが。

佐渡さんの指導は、結構厳しいな、と感じました。

「題名のない音楽会」で一般の素人さんが指揮をしてみるっていうコーナーがあるんですが。

その時の佐渡さんとは大違いでした。

ま、あたりまえといえばあたりまえなんですけどね。

しかし。高校の時から音楽高校なんて。羨ましい限りですね。

では。

 


Eテレ「100分de名著」より‘かもめ’

2012年09月30日 14時35分42秒 | 気になった言葉・文章・ラジオなど
大好きな番組の一つにNHK-Eテレの「100分de名著」ってのがあるんです。
伊集院さんがMCになってから俄然面白くなったような気がするんですが。(前回シリーズの司会の方が面白くないって訳じゃないいですが。アナウンサーの方だったんで)

9月はチェーホフの名作「かもめ」を取り上げていました。
その最終回からの発言。

「悪意は人間をクールダウンさせる」というゲストの柄本明さん。

「僕は思うんですけど…悲劇ってあるのかな(存在するのか?という意味)?って」

「あー。そこまで行きますか?」と伊集院さん。

以下柄本さん

「人が死んじゃうから悲劇なのかなって。死ななくていいんだ、って思うんです。
全部喜劇だろって。

多分そこの問題にからめ取られちゃうと思うんです。
でも問題は、そんな所にあるんじゃないと思うんです」

以下伊集院さん

「ルール違反だと思うんです。面白いものを見ようという気持ちになってる時に、酷いものを見せられたりする、ってのが。

凝り固まった考え方ではダメで、先入観…笑いとはこうゆうもの、ドラマとはこうゆうものという先入観から解き放たれないと多分これの(かもめ)楽しさは最後まで分からない。

僕は。反応は解き放たれたと思うんですけど。やっぱりどこかでこれをいきなり見て‘おもしろい’と思うには修行が足りてないな、と。

おじいちゃんのお葬式の時に。飼っていた猫が下痢をして。
それが可笑しくて笑いたいけど、おじいちゃんの死が悲しくないわけじゃなくて。

でも…そうゆうもんですよ」

以下柄本さん
「笑うと泣くって多分一緒だから。
そのどっちを選ぼうと。

つまり‘悲しい’だけでは満足できないから。
人間ってのはいつも不満を言いながら死んでいくわけでしょ?
チェーホフの本(脚本の意味だと思う)なんかも。人間が満足なんかしてないわけで。

我々はそうゆうもんなんだ…と。

チェーホフっていう人は’人を観察する見方はシャープなんです。
必ずある一定の距離を置いてますから。
だから悲劇をして描けるものが、彼も目には喜劇として映る…と。

最後に柄本さん。
「僕としては、笑えるんだけど、ものすごく泣ける。泣ける。うん。泣ける」

話の内容としてはだいたいこんな感じだったような気がします。

なんかすごい分かる。
中学1年の頃。祖父の葬式があった。で、みんなで神妙な顔して座って。お坊さんが読経を始めたんです。
そしたらこれが。

可笑しくて可笑しくてたまらない。

そのお経の音の感じが、聞いた事の無いお経だったもので。
もう、笑いのツボに入ってしまい、必死に笑いを堪えてたんです。
で、ふと見ると。
前列に座っている母と叔母、つまり自分の父親の葬式に列席している当事者二人が。

必死に笑いを堪えて、身をよじらせて耐えているのを目撃し。

こちらも更に可笑しくなる、という大変しんどい思いをした記憶があるのです。

悲しいのに可笑しい。
悲劇と喜劇は表裏一体。

悲しいだけでは満足しないし。
可笑しいだけでも満足できない。

人間はなんと贅沢な存在なのか、と。

そんな事を思った番組でした。




NHKの「女優」シリーズより『太地喜和子』編

2012年09月17日 02時34分13秒 | 気になった言葉・文章・ラジオなど
かなり古い番組らしいんですが。
たまたま再放送していて、見ました。

太地喜和子を取り上げていたので。

大好きな女優でした。
女優と呼んでいいのはこうゆう人だけです。

生前の彼女に近かった方が証言していました。

「彼女にとって、
演じている時だけが本当の真実の姿…。

ライフスタイル、生活…私生活。
あれが‘演技’なんですよ」

と。

なるほど、ですよね。

すごく次元は違うけど。
これ、
分かるような気がします。

そもそも。
本当の自分とは何だ?

と思うのです。

人間なんてみんな多面体です。

一筋縄では行かないのです。

でもそれが、こと役者となると次元が違ってきます。

演じる事な日常なわけですから。

彼女は演じることでしか自分を生きることができなかった人なのかもしれない。

若い人(20~30才代の人とか)の中には彼女のことを知らない人も多いんだと思うけど。
こうゆうアーアカイブを沢山放送してくれると、とてもいいな、と思います。

では。

ツイッター一つでも

2012年05月17日 03時08分45秒 | 気になった言葉・文章・ラジオなど
最近「ノマドワーカー」とか「ノマドワーク」っていう言葉を良く聞きません?

ノマドって…。
なんじゃらホイ?って思ってました。

今は分かってますけど…。

そのノマドワーカーで有名な(有名らしいんです)
安藤美冬さんという方がいらっしゃるのです。ちなみにきれいな人です。

その方がテレビでツイッターについて言ってた発言から。

ツイッターはばら撒き名刺
フェイスブックは名刺
ブログはアルバム

なんだそうです。

これを聞いて「なるほどなー」って思いましたですよ。

やっぱね。

どうせツイッターもブログもやっているなら(今現在、私はまだフェイスブックはやってないんですが)

それを有効活用した方がいいじゃないですか。

でも、あまりに漫然と使ってしまっていて。

もう少し、実生活に役に立てた方がいいんじゃないかしら、と常々思っておりましたので。

なるほど。
ITが分かっている若い人は違うわ(安藤さんは多分30代前半)と思った次第です。

何事も学ばないといけませんね。

ネットなんて…とか、パソコンなんて…とか、自分の狭い考えで一蹴してはいけないのです。

で。

更にツイッターに関してのちょっとしたコツも語っておられました。

によると。

1日に30回以上は呟かない。
アイコンは一定期間は使い続ける。

のがコツなんだそうです。

これ、分かるぅ~。

いい事を呟いていても。一日に、あんまり何回も呟いている人って、ガガ様とかの有名人でない限り、フォロー止めようかな、ってなります。

アイコンを一定期間使い続ける…も。

アイコンがあんまり変わると、誰だか分からなくなりますものね。

私は。

ツイッター初めてから2年と少しなんですが。

アイコン…一回も変えてないんですよ。

変えたいのですが。
自分の写真にしたいと思ってるんですが。

いい写真が無いのです。

そのうち。

誰かにいい写真を撮ってもらって。

ツイッターのアイコンにしたいと思っております。

では。

追伸

ツイッター → @mayaka11 です。
よろしくです。

菊地さんのラジオから

2012年05月01日 04時33分51秒 | 気になった言葉・文章・ラジオなど
昨年の10月の番組で。

3・11以降、ちょっとだけ考えた。音楽についてとか、音楽をやり続ける事について。

みたいな発言の後の言葉です。

「私は
音楽が美しいという事を
話が面白いという事を宗教のように信じている」

私はしばしば、菊地さん(菊地成孔氏)の、音楽に対する言動に感動します。
そして。
菊地さん以上に音楽を愛している人を、地球上でまだ見つけられていません。

音楽原理主義…。

私も何かを考える時、基本に音楽があり。
人生で一番大事なものは、音楽です。

しかし。

私なんかは菊地さんの足元にも及びません。(あたりまえですが)

という事で。
菊地さんのTBS番組「粋な夜電波」からのフックでした。

では。

カーネーションから Ⅷ

2012年04月15日 03時20分40秒 | 気になった言葉・文章・ラジオなど
追加でカーネーションからです。
3月23日放送分から。

末期がんの患者が病院内で模様されるファッションショーに出たいと申し出てきます。

その患者に言う糸子の言葉。

88歳にもなるとたいがいのもの
体はあちこち弱るし、杖なしには歩けんし

いつ死んでもおかしくない年

でもな

85を超えたあたりで、ごっついええ事に気づいた

年を取るっちゅー事はなぁ

奇跡を見せる資格が付くっちゅー事なんや

奇跡…

たとえば。
若い子が元気に走り回ってたって、あたりまえ
100才が元気に走り回ってたら、奇跡

老いる事が怖くない人間なんていない

年を取ったら、よぼよぼになって
病気になって
孤独になる

でも

たいした事せんでも
人の役にたてるって事

以上、大体こんな台詞でした。

つまり。
85歳とか90歳過ぎたら。
特に何かしなくても、元気に存在しているという事だけど、若い人に勇気とか元気を与えられる、という事なのだと理解しました。

糸子役を尾野真千子さんから夏木マリに変えて、最初は尾野さんが最後まで演じる予定だったから、余計に、賛否があったように聞きましたが。

このあたりに台詞を聞いていると。
夏木マリで良かったのかなぁ、と思わずにいられませんでした。

糸子ほど年は取っていませんが、夏木マリさんも、R60です。
日々、己の肉体の衰えと戦っている事は想像できます。

だからこそのリアリティのある台詞なのです。

それにしても。
上手に年を取るとは、何と難しい事なのか、とため息が出そうです。

これでNHK朝の連ドラ「カーネーション」についてのブログは終わりです。
「カーネーション」は舞台が岸和田という事で、興味を持って見始めたドラマです。

NHKの連ドラは、記憶する限り4本しか見た事がありません。このカーネーションが5本目という事になります。

なのでこのドラマが歴代1位などと言える立場でもないのですが。

私の中ではダントツの№1です。

一番心に残るシーンと言えば。
パッチ屋のご主人「トミーズ雅」が糸子の父親を説得するシーンかなぁ。

糸子も、あの頑固な父親がいたからこその、闘争心だったのかなぁ。
これがもし、父親がすごく理解がある人だったら、糸子も「何が何でも洋服を作って生きて行く」というあの、凄まじいエネルギーは出なかったのかもしれないですよね。

ともあれ。

糸子を演じた尾野真千子さん。お疲れさまでした。
素敵でした。
大好きです。

では。

カーネーションから Ⅶ

2012年04月04日 14時23分36秒 | 気になった言葉・文章・ラジオなど
歴史的朝ドラ「カーネーション」もめでたく終焉を迎え。
春がやってきたのですが。

多分最後のカーネーションネタです。

3月13日放送分で。
糸子は年を取って、階段から落ち、骨折してしまいます。

強者であった糸子が初めて弱者になった瞬間でした。

糸子は強い人で。
精神的にはもちろんの事、肉体的にも、かなり丈夫なタイプだろうと思われます。

なので若い時は弱者の気持ちが分からない、弱い人間を思いやる気持ちがなく。
弱い人間を傷つけてしまうと言ったようなシーンが描かれました。

もちろんこのお話のモデルとなっている小篠さんご本人は、そんな人ではないんだろうけど。

それが幼馴染が兵隊に行って帰ってきて、元気がなく引きこもっていた所へ出かけて行って。
糸子は励まそうと思ってした事が、幼馴染をひどく傷つけてしまう。

というシーンで描かれていました。

NHKの昼の番組「スタジオパークからこんにちは」に綾野剛さんがゲストで来た回で。
視聴者からのFAXを紹介するというのがあるんですけど。

そのFAXの中に「今までは強いばかりの糸子があまり好きになれませんでした」というのがあって。

私は糸子のそんな強さに惹かれていたんですが。
あぁ、そうゆう感じ方もあるのか。と少々驚いたのです。

で。

その骨折した後の糸子の台詞です。

「年を取るちゅー事は
あたりまえに出来るはずの事ができへん

その情けなさに耐える事

しかも。

今出来てる事も
これから先、どんどんできへんようになってゆく

その怖さに耐える事

しかもたった一人で」

うーん。
糸子役を夏木マリに変えた理由が分かるような気がする。
夏木マリが言うとなんだかリアルだ。

しかしこの台詞の後、更にこう続きます。

「それでもうちは立ちあがらなあかん」

これって…。

「風と共に去りぬ」のスカーレット・オハラじゃないの。
オハラ?小原糸子?

そうゆう事?まさか。

ま、そんな事はともかく。

年を取って、今日できた事が確実に一つ一つ出来なくなっていく。
その不安は、とてもよく分かります。

体力も失われていきますし、頭の働きも鈍ってきます。

その事と戦って、耐えていかなくてはなりません。
たった一人で。

そうゆう事か。

と一つ合点がいったような気がしました。

では。