たまにはクロスワードなど

この週末は、推しの絵本作家さんの個展鑑賞、ある労働協定をめぐる諸交渉、組合支部会議、援農作業と、あわただしいものになりました。

気がそぞろになっていたのでしょう。財布を落としてしまって、焦りました。

幸い、親切な方に交番に届けてもらい、名刺が入っていたのでその日のうちに連絡があり、無事受け取れました。保険証とマイナカードの一体化など、とんでもないことです。

最近、固有名詞が思い出せなかったり、物忘れしたり、老化現象をしみじみ感じます。

「文章書くのが好きなのですが、本を読む以外にどういった勉強をすればいいのかな」

と、ある若い方がツイッターで質問していて、老化防止を目的に今も継続する、拙ブログ「習作」フォルダの三題噺を薦めてみました。これは楽しそうだと、おもしろがってくれました。この三題噺も、元々は、自殺を示唆する死にたがりの姫に、「おじさんが面白い話書くから、またツイッター見に来てよ」という逆・千夜一夜から始まりました。若い人を死なせないために始めた三題噺が、文章を武器に未来を生きようとする若者の役にたとうとしています。因果は巡るのでしょうか。

文章表現力を高めようと思ったら、ボキャブラリーの豊富さは大切ですね。ボキャブラリーが表現力にとっての筋肉量だったとしたら、ボキャブラリーを鍛える訓練という意味で、クロスワードもいいかもしれません。

ある広報誌で、クロスワード作家さんに連絡がつかず、仕方なく、自分で作りました。結構、好評でした。

以下は、「むずかしすぎる」という理由で没になったクロスワードです。

クロスワード専門誌を見たら、全然楽勝なレベルなんですけどね。

正解者には懸賞でクオカードがもらえる人気コーナーでした。しかしクロスワードマニアというわけでもない、読者のご高齢のお客さま、ご利用者さまに合わせる必要がありました。

「えー！　こんなん、一般常識やん！」「タテのキーワードのこの単語知らんくても、ヨコのキーワードが楽勝なんやから、わかるやろ！」と思うのですが、お客さま、ご利用者さまあっての広報誌ですから。もっと簡単なバージョンで作り直しました。

このブログの読者の皆さまには、かんたんすぎて、つまらないでしょうが、ひまつぶしにどうぞ。

【タテのキーワード】

①留守中に○○○に入られた。

②夏の夕方に降るにわか雨。

④東京都世田谷区成城の○○○食料店が発祥の高級スーパー。

⑤アウトドアの反対。

⑥固く約束する。「恋人と将来を○○○」。

⑧○○○の昇進。

⑭○○○○子には旅をさせよ。

⑮みかん。うめぼし。パンダ。

⑰一の段から九の段。

⑲富士と鷹。

⑳国会の○○○は150日間です。

㉑告げ口のこと。

㉓原題『レ・ミゼラブル』。邦訳は『○○無情』。

【ヨコのキーワード】

①川と海を回遊するキュウリ魚目の魚。

③2024年からの新一万円札の顔の渋沢○○○○。

⑦レモン3.5個分のビタミンC。

⑨アンコウ・キンメダイ・リュウグウノツカイを○○○○魚といいます。

⑩沖縄料理の定番、○○○チャンプルー。

⑪離島や山間部で活躍する○○○図書館。

⑫ゴミ拾いのボランティアで○○○社会に貢献する。

⑬関東では「春菊」と名前が変わります。

⑯白○○つけましょうよ。

⑰葉っぱは蚕のえさになります。

⑱ヒグラシの鳴き声。

㉑魚のすり身を竹に巻きつけて焼いたのが始まり。

㉒うまい、○○○、早い。

㉓料理の基本、○○抜き。

㉔野菜の苗を○○○する。

㉕不思議の国や鏡の国を冒険しました。

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