新・私に続きを記させて(くろまっくのブログ)

ハイキングに里山再生、れんちゃんとお父さんの日々。

ハロウィンは宗教革命記念日でもありました

2023年10月31日 | 日記
今日は三か月に一度の歯のお掃除の日でした。

「痛かったら、左手を上げてくださいね」

10年以上担当してくれたKさんが一昨年に歯科院をやめて、今の担当のAさんとは2年ほどの付き合いです。

Kさんは、痛みに軽く眉間にしわを寄せただけで、「だいじょうぶですか?」とお声がけしてくれる、やさしい人でした。Aさんは、意思表示がなければ、そのままどんどん行く、男気あふれる?タイプです。初めは、Kさんに比べて経験が浅い部分もあったのでしょう。慣れない部分もありましたが、今は安心して任せられます。

歯の掃除を受けながら、考えていたのは、摩耶山の廃墟をモチーフにした小説の構想でした。

最初のプランでは、幻想小説で、登場人物はフランス語話者でした。夢の世界の幻想小説だから、日本語話者の主人公にも、フランス語が理解できてしまうわけですね。

しかし、そういう「夢オチ」にしたくないなと思ったのです。

ある歴史的事件と結びつけることで、リアリズムに方向転換することにしました。しかし、関係者はまだ存命ですから、いい加減なことは書けません。二転、三転して、あすはどうなっているか、わかりません。

歯のお掃除中、いろいろ考えているうちに、ある可能性に思いつき、

「あー」

と、私は呟いてしまいました。ストーリーを考えるうちに、あー、これは無理があるなあ、と。

「痛かったですか?」

さすがに、Aさんもお掃除の手を停めました。

「だいじょうぶれす。すんません」

私は詫びて、またお掃除が始まりました。

さあ、どんな小説になるんでしょうか…。

はたして、完成できるんでしょうか…。

さて、今日、ハロウィンですが、宗教改革記念日でもあるんですね。過去記事をご覧ください。



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