新・私に続きを記させて(くろまっくのブログ)

ハイキングに里山再生、れんちゃんとお父さんの日々。

「ノーモア広島・長崎」Kindle版配信開始

2011年08月06日 | 読書
 広島への原爆投下から66年め。
 自分史・自費出版の老舗で、戦争体験の手記を発行する新風書房さんが、被爆者の証言をまとめた電子書籍「ノーモア広島・長崎」の配信を始めた。

 新風書房が毎年出版してきた戦争体験本『孫たちへの証言』23集から、原爆編を抽出。65編のうち了解を得られた37編を英訳した。翻訳は広島と長崎の「新英語研究会」の教師たちによるボランティア。英語版は8月1日から販売が始まり、日本語版も5日から配信。

 福山琢磨社長は、新風書房の慈悲出版センターのPR紙「My-History」で、こう決意を述べておられる。

 <英語圏の国でどれだけアクセスされ、どのような反響が得られるか、興味津津です。特にアメリカは原爆投下の当事国であり、核使用を正当化する世論は強い。その人たちに〝核〟は人類が抗し難い魔物であることを知ってもらいたい。核廃絶へのろしを上げる第一歩です>

 英語版は5.99ドル、日本語版は350円。英語版はAmazon Kindle Storeにて配信。Amazon.com(Amazon USA)のアカウントの取得と、キンドル以外のデバイスではそれぞれに対応したビューアーアプリの購入が必要です。詳細は下記URLまで。

新風書房 「ノーモア広島・長崎」特設ページ
http://www.shimpu.co.jp/no_more_hiroshima_nagasaki/index.html

 また、本日、8月6日(土)13時30分から、ピースおおさかでネット配信記念の朗読会があります。電話予約が必要なのかも。

http://www.peace-osaka.or.jp/news/e20110621_1.html

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