くりたーれんの世界~てきとう日記~

ブログ・・・っていうか日記。
思ったことや書きたいことを適当に書き綴っていこうかと・・・

ま、ディープインパクトで決まりでしょうが・・・

2005年05月29日 | 競馬
TVも新聞も、もうディープインパクト一色といったカンジですな。
ま、久々の無敗のダービー馬が誕生するかもしれないんですからねえ。
今までの勝ち方もすごいし。

でも・・・
でもである。
私は世間一般ほど心ときめいていないのである。

今、私の部屋にはミホノブルボンのポスターが飾ってある。
10年ぐらい前に福島競馬場でもらったJRA純正のポスターが。
さらにはミホノブルボンのぬいぐるみもずっと置いてある。
そう、私はミホノブルボンがめちゃめちゃ好きなのだ。

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このミホノブルボン、いわずと知れた無敗のダービー馬であるが、
様々なドラマを秘めていた。
超一流の血統というわけでもないし、鞍上も一流というわけでもない。
戸山イズムの結晶ミホノブルボンと戸山師の愛弟子小島貞博。
このコンビが作り上げたドラマに惚れ込んだのでした。

ミホノブルボンは、常に距離の不安を言われながら、ことごとくそれを打ち破ってきました。
皐月賞、ダービーは言うまでもありませんが、やはり、圧巻は菊花賞でしょう。私にとっては...
キョウエイボーガンの仕掛けにも引っかからず、終始自分のペースを守り最後の直線へ...
さ、ここから行くぞ!と思いきや、ライスシャワーがあざやかにブルボンをかわす。
さらに、マチカネタンホイザにも抜かれ、三番手に。
ここまでか...そう思った瞬間、再びタンホイザを抜きかえす。
ライスには及ばなかったものの、強さを見せ付けての二着。
何も言うことはありません。
勝ったライスも、タンホイザもまた強かった。
実にいいレースでした。

...その後、ブルボンは二度と走ることはなかった。
引退式の時、久々に見たブルボンは、何か弱々しく見えた。
あの強靭な尻が見る目もなかった。
しかし、あのレースの一つ一つは鮮明に焼き付いている。
もちろん、あのダービーの圧勝劇も。
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さて、話は2005年にもどって・・・

ディープインパクトは血統も一流。鞍上も超一流。
勝ち方も文句なし。
距離不安なし。
まさに万全の体勢である。
競馬に「絶対」はないが、まず間違いなく勝つといっても過言ではあるまい。
私が思った以上に心ときめかないのは、ミホノブルボンに比べて「浪花節的なドラマ」がないからに他ならない。
個人的にこういうドラマが好きなんで(爆)

ディープインパクトには圧倒的な強さを見せ付けてほしい。
それこそ、口をアングリするような・・・
言葉も出ないような・・・
この馬の見せるドラマとは、そこにあると思う。

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