くりたーれんの世界~てきとう日記~

ブログ・・・っていうか日記。
思ったことや書きたいことを適当に書き綴っていこうかと・・・

ネットデビュー

2007年04月21日 | ★今さら「ときメモ」を語る
そう、それは唐突だった。
よもや私がインターネットを始めるとは。

大学や企業のネット設備が万全に整い、PCは手ごろな値段となり、ネットカフェなんかでも繋げることができる今、
ネット環境は昔とは大きく変わりました。
私のいた大学は国立でしたが(国立だからか?)私の在学当時にネット設備は充分に(というか全く)整っていませんでした。
インターネットといえば、「ものすごくエロエロな画像がタダで見放題」そんなイメージしかもっていませんでした。
(たぶん、トゥナイト2かなんかの、そういう系のTV番組から得た情報だからそう思ったかと・・・笑)

たまたまセガサターンモデムがめちゃめちゃ安く売られていた。
何を思ったか、通信対戦っておもしろいかもという理由だけで買ってしまったのだ。
(実はこの時点ではインターネットができることを知らなかったのだ)
梱包品をあけていくうちに、あるCDに気がついた。
「セガサターンインターネットブラウザ」言葉の意味はよくわからんが、とにかく凄そうだ(笑)
そういえば、以前買った「TECH サターン」という雑誌にちょろっと記事が載っていたハズだ。
「ポリスノーツ体験版」と吉野公佳のパズルゲーの体験版で遊んで、それ以来だった。
ふむふむ、どうやら電話に繋げば噂のインターネットとやらができるらしい。
モデムをサターンにセットし、いざ、インターネットの世界へ!
ちょっとこういうのに詳しい友人から「YAHOO」にいくといいよとのアドバイスを受け、
いざYAHOOとやらへ!
ふむふむ、ここに好きな言葉を入力して行きたいHPを見つけるのか。
本来、競馬の情報(あるいはエロエロ画像・汗)を得ようと思っていたのだが、最初に戯れに入力した言葉は・・・
「美樹原愛」
ここから私のときめいたネット生活が始まったのだ!

私が初めて辿りついた、ときめいたHP,それは忘れもしない。
美樹原愛LOVEなHP、「めぐちゃんをこよなく愛するHP」というHPだ。
初めてアンケートとやらに書きこみをし、掲示板とやらに書き込みをし、チャットというものに参加した。
このHPには本当にお世話になりました。
私がサターンで接続していると知るや、わざわざサターンからでもチャットに入れるように改良してくださったり、
数え上げればキリがないほどの恩を受けました。
思えば初めてのPCもこののチャットで知り合った方から買ったんだよね。
それにしてもよくもまあ、サターンで、しかもキーボードじゃなくてパッドでチャットなんてやったもんだ(笑)
メールも今のドコモの携帯(当時は250文字まででした)並みの文字数数しか書けないという制限があったんだよね。
しかも、メルアド保存は不可(もちろん、送信済みのメールフォルダなんてない)でした。
メールは、プロバイダのサーバに保存してました。
その後、画面に映し出し、ビデオに撮るという手法をあみだしたりもしましたが、
いやはや、凄い環境でした。
(ちなみに通信速度は14.4kbps・・・)
今は本当に天国です。

ともあれ、無事ネットデビューを果たし、ここから物凄い勢いで人との繋がりができていくのであった。

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「ときメモキャラバン’96夏」 in 郡山

2007年04月21日 | ★今さら「ときメモ」を語る
約10ヶ月ぶりにシリーズものを更新してみる(爆)
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1996年!
まだときメモにはまりたてのホヤホヤで、ときめき具合もめちゃめちゃすごかったなあ。
プライズとかも末期の頃の「何でも出せば買うだろ」的なものと違い、本当にいいものばかりで、
ときメモ的にもとてもいい時期だったなあ・・・

・・・っと、昔のいい頃を思い出してる場合じゃなかった(笑)本題に入ります。

「ときメモキャラバン’96夏」とは、ときメモの声優さんやら何やらが全国を駆け巡ってイベントを行うもの。
ときメモにはまった私ですが、あくまでもゲーム(とそれに付随するゲーセン景品等)しか知りませんでした。

このイベントに行くきっかけになったのは・・・そう、「月刊ときめきメモリアル」を予約しに行ったからでした。
CDショップにてときメモのドラマCDを発見し、気がつけばすべてそろえていました。この「月刊ときめきメモリアル」というのも、そのCDの新しいシリーズの一つでした。

たまたま行き付けのCDショップがキャラバン郡山を仕切ってる所だったのです。
予約特典として、前のほうのいい席のチケットをもらったのですが、まだこの時は行こうかどうか迷っていました。
何せこういうイベントに参加するのは初めてのこと、
一体どういった人たちが集ってくるんだろう・・・期待と不安が半分だったのです。

なんて言ってる間に開催当日の8月27日になりました。
ええい!せっかくだから行ってやろうじゃないか!
意を決して私は郡山に向かったのであった。

郡山駅に到着した。
会場ははるか昔、おニャン子クラブのファイナルコンサートを見に行って以来の郡山文化センター。
場所を覚えているはずもなかった・・・
が、その問題はあっさりと解決された。
なぜなら駅付近には、どうみてもメモラーでしかない一団があちこちに固まっていたからだ(笑)
会場に向かっているらしい一団の後ろをこっそりと付いていく・・・
案の定、郡山文化センターに到着したのであった(笑)

丁度プライズで「ときめきTシャツ」が出ていた頃なので、それぞれのキャラのTシャツを来た人がたくさんいました。
私は根性なしなので、会場に入ってから、多くの人を見て安心してからトイレで着替えました(爆)
さらに根性なしなことに、着たのは「藤崎詩織Tシャツ」(爆)
何ぶんにもこういうイベントに参加するのは初めて。
美樹原Tを着てる人も見当たらないかったし・・・
少数派はいじめられるのでは?とよけいなことを考えてしまいました・・・笑
ちょっと後悔(爆)

でも、見た目普通の人が多かったので何だか安心しました。
当然ながら、皆同じ目的で来てるんだしね(笑)

そんなこんなでイベント開始の時間となった。

まだ幕は開いてないが、スピーカーから鏡さんの声が流れてくる。
皆が「うおっ」っというカンジでざわめき出す。


感動してるさ中、聞いた事のあるイントロが流れてくる・・・
「もっと!モット!ときめき」を歌いながら金月さん(藤崎詩織の声の人)が登場!
ほえー、生歌じゃあ。めっちゃ感動しちゃいました。

そして、今回の参加メンバーの紹介が始まりました。
ときめいたイベント初参加だった、鉄炮塚葉子さん(朝日奈夕子の声の人)も登場。
人前で歌を披露するのも初めてということで、緊張したカンジでした。

さまざまなコーナーや
コナミ商品のインフォメーション(笑)・・・
全員参加の「借り物競争」なんかの間に歌が入って、とても楽しいひとときをすごしました。

そして、会場を出る前にそそくさと着替え、
現実モードに即もどる自分がいた(爆)

ともあれ、めちゃめちゃ楽しかったです。
こうしてまた、私はときめきワールドの深みにはまっていったのでした。

はあ、なつかしいなあ。

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”ときメモジャンキー”誕生の巻

2006年06月05日 | ★今さら「ときメモ」を語る
さて、私の最終属性「美樹原愛」について語るとしましょうか。

見た目(ストレートの長い髪)とプロフィール(恥ずかしがり)的には私の一番は始めから美樹原なのですが・・・

ところがである!
プロフィールと違い、あまりに積極的なのでは?という疑問が。
「全然恥ずかしがりじゃねーじゃん」と言う気持ちになったのです。

前回述べたように、藤崎詩織狙いまくった日々・・・
詩織ねらいの自分としては更に邪魔な存在となっていったのでした。
一般的に美樹原が「お邪魔キャラ」と言われるゆえんでもある積極性が・・・


ところが、ある時、その謎が自分なりに解けたイベントが起こるわけです。

ある時のクリスマスパーティイベントにて・・・
参加するのに必要なパラメータが足りず、参加拒否されて追い出されちゃったんですよね。
とぼとぼと帰ろうかと思いきや・・・
そこに美樹原がいたんですよね。
なんか、めちゃめちゃ嬉しかったんです。
それで決めました、今回は美樹原で「クリア」にしようと。

好雄から早々に電話番号を聞き出し、ソッコーで初詣にさそいました。
そのとき、美樹原が神社で祈ったことが、後に私を変えることとなるのでした。
そう、彼女はこう言ったんです「内気な性格が治るように」と。

その時、私の中に電撃が走りました。
金田一少年風に言えば「謎はすべて解けた!」そんな状態になったんです。
すべてが繋がった。

なぜ、ときめき状態になったらやけに一緒に帰ろうとしたのか。
それはすべて自分を変えるために勇気を出してやっていたことなんだと。
勇気を出して自分を変えようと決意させる存在、それが主人公こと自分だと思ったら・・・
こりゃたまらん(笑)

これ以降、私はときメモをやるときに、めったに「クリア」「攻略」という言葉を使わなくなりました。
ゲームをするときに、イベントを出すことより、その間の繋がりを自分の脳内で補っていくようになりました。

頭の中に自分の「きらめき市」が存在し、自分の「美樹原愛」と仲間達がその中を自由に動き出すようになったのです。
まさに脳内シムシティ(笑)

古今東西、数々のときメモラーが存在し、それぞれにそれぞれのときメモが存在している。
ベースはゲームのキャラですが皆さんそれぞれの思いでもって肉付けされています。
こんな楽しみ方ができるからこそ、ときメモってのは凄いんだと思います。
奥の深さをつくづく思い知らされました。


こうして一人の「ときメモジャンキー」がここに誕生した。
いや、誕生してしまった(笑)

そして私は一気に突っ走り出すのだった。

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キャラ属性の変遷

2006年06月04日 | ★今さら「ときメモ」を語る
このシリーズ、1年以上ほったらかしてしまった・・・笑
ええっと、プレステをGETした所からだったかな・・・

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プレステをGETするやいなや、またまた寝る間を惜しんでプレイしまくりました。
プレイ数が増えていくうちに、好きなキャラ(いわゆる属性)やプレイスタイルってやつがだんだん固まってくるのでした。

まずは好きなキャラの変遷をば・・・

初めは、ときメモとはあくまでも「ゲーム」という位置付けで接していたので(っていうか、ゲームなんですが)、
まずはヒロインたる詩織を落とすこと、それしか考えていませんでした。
必然的に詩織イベントを多く見ることとなり、最初の属性となっていったのでした。

そんなこんなでプレイ回数も物凄い数となり、もちろんオールクリアも果たし、
プレイスタイルも徐々に固まってきました。
出す女の子を少なめにして集中攻撃といった形に。
どうやったら誰が出るかとかも極めたなと思ったときに!

見ちゃったんですよ!
いわゆる「222イベント」を!
(某ゲーム雑誌の人気イベントでもトップ級のときめきイベント)
コロンと館林に転びましたね(笑)
しばらくは館林を出すことに終始しましたね。それはもう(笑)


そして、最後は「美樹原愛」というキャラクターに転ぶわけですが・・・

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ときメモをアツく語ってみる(その6)

2005年05月09日 | ★今さら「ときメモ」を語る
ダビスタもそっちのけでSFC版ときメモを手に入れた私は、遊びに遊びまくりました。
とても楽しかったです。
昼も夜もなく遊び通して、ほぼ全キャラクリアを達成!

しかし、何かが足りない・・・
友人宅でやったあのときメモに比べて、何かが・・・


そう、足りないのは音声。
PS版のフルボイスに対して、SFC版はゲーム再開時にちょっとしゃべるだけ。
スタートもエンディングも歌なし。

SFC版のおまけについてきた、ミニドラマCDが同梱されていたのだが、
それがまた、ヘビの生殺し状態である。
ますますフルボイスのPS版で遊びたくなってくる。

ぬおお!買ってくれるわ!
ゲームショップに走り、衝動的にPS版ときメモを買ってしまいました。
しかしだ、いくらソフトを買っても、肝心のプレステがない!


でも、もう点いてしまった火はけせない!!
当初買う予定のなかったPSを思いきって買うことにしました。
ないはずのお金が、手元にあった・・・

大学に払うはずの授業料というお金が・・・

私の手元には、いつのまにかプレステ本体があった・・・爆

(つづく)

ときメモをアツく語ってみる(その5)

2005年05月09日 | ★今さら「ときメモ」を語る
完全にときメモの道へ足を踏み入れた私は、ついにSFC版を求めて旅立った。
PSは持っていなかったので、まずはSFCからという考えからだ。

まずは行きつけのゲームショップへ・・・ない。
付近のゲームショップへ・・・やはりない。
こうなったら福島中捜してやる!
まだ三月半ば・・・福島の冬はまだ終わらない。
そんな中、私は原チャリに飛び乗った。めちゃめちゃ寒い。
なんでこんな寒いのに、こんなに躍起になって探してるのか?
その時はそんなことなど考えていなかった。

一軒、二軒、三軒・・・・どのゲームショップにもない・・・
福島の中心部はほとんど回った・・・
おいおい、どういうことだよ。SFC版があるってのはガセなのか?
そんな気もしてきた。

あきらめ半分で、ダメモトでゲーム専門店ではないおもちゃ屋さんに入る。
・・・!
おいおい、あるじゃないか!

苦労してやっとのことでSFC版をゲットして、意気揚揚と帰宅したのであった。

家に戻って早速箱を開ける。
おお、CDもついてて、なかなか良いではないか。

そして、ドキドキしながらカセットを本体にセット!
スイッチオン!
画面が出る。
あ、あれ?歌は?(笑)
まあ、SFCだから仕方がないか(笑)

そんなこんなで、自宅でのファーストプレイを開始したのであった。

(つづく)

ときメモをアツく語ってみる(その4)

2005年05月08日 | ★今さら「ときメモ」を語る
私は完全にこの世界を受け入れてしまった。
そのわきで、してやったりの友人の顔などまったく見ていない。

藤崎詩織、彼女に伝説の樹に誘われること。それしか頭になかった。
(他のキャラも攻略可能ということはまだ知らなかった)

いよいよファーストプレイは終盤にさしかかり、三年目のクリスマスパーティになった。
おい、受験はどうした?と思いつつも。しばし談笑。
その帰り道、詩織に一緒に帰ろうと誘われた。
昔話に花を咲かせてるすきに、そらから雪が・・・
「すてき・・・ホワイトクリスマスね・・・」
もう、ムードは最高潮である。

卒業式前日、なぜか紐緒さんに呼び出された。
そして、なぜかロボと戦うはめに。
負けたらきっと、紐緒さんの下僕として使われるに違いない。
(このときはマジでそう思ってた・笑)
そんなこんなでロボを倒す。
悪いがあきらめてくれ。詩織が待ってるんでね・・・
クールに立ち去る俺。

そして卒業式。
机の中には「伝説の樹でまってます」とのメッセージ!
ふふふふ、もらった!
ふ・・・余裕だぜ・・・
待ってろ、詩織ぃ~!
が、待っていたのは詩織ではなく、紐緒さんであった。

何ぃぃぃぃ!これ、詩織以外の女の子も来るのか?
奥の深さを知らされた。

翌日、お目当てのダビスタ96を手に入れる。
そして福島に帰還・・・
ダビスタで遊びだすが、心はそこにはなかった・・・
そして私は行動に移す。
SFC版ときメモを求めて!

(つづく)

ときメモをアツく語ってみる(その3)

2005年05月07日 | ★今さら「ときメモ」を語る
(その2)からの続き

さあ、ゲームが始まった。
まだこの時点ではイヤイヤやってる状態だ。
それぞれのコマンドの特徴を友人に教わる。
それ以外は何も聞いていない。
この藤崎詩織「とやら」を落すことが目的であること以外何も知らなかった。

とりあえず、高校時代は理数科だったので、理系コマンドを中心に展開する。
すると・・・何やらアヤシイ女性が登場・・・
紐緒さんです。
さっそく電話をしてデートに誘う。
まだイヤイヤやってる私は、わざと萌えない選択肢ばかり選ぶ。
が、この紐緒さんはそういう選択肢を選んだほうが好印象を与えるのだ。
気が付かぬ間にときめき度大幅アップしてたのであった。

でも、誕生日に「ムチ」をプレゼントしたのはさすがに怒られた(笑)
こうしたやりとりを経て、いつしか少しづつおもしろくなってきている自分がいた。

そうしている内に二年めに突入。
好雄に電話をかけたときに、詩織に爆弾らしきものが付いている。
「これ何?」と聞くと、
「ああ、他の女の子ほっておくと、爆弾爆発して評判下がるんだよ。」
な、ななな、なにいいいい!
そ、そうだったっ、俺はこの藤崎詩織を落すためにプレイしてるんだった。

そこにはすっかりはまりこんでいる私がいた。

キャラのひとつひとつのセリフにときめきだしていた。

そして、ときめきワールド独特のギャグにももろはまり。
とくに優美ちゃんはおもしろすぎ。

もう、完璧にメモラーになってしまいそうでした。
っていうか、もう足を踏み入れてしまった(笑)
退くに退けない!
ええい、ままよ!

そして、ファーストプレイは三年めに突入していた。

(つづく) (その2)

ときメモをアツく語ってみる(その2)

2005年05月06日 | ★今さら「ときメモ」を語る
(その1)よりつづき

私は仙台にたどり着いた。
友人はすでにむかえにきており、二人で友人宅へ向かった。
この間、ときメモの話は一切なかった。
電話で強い嫌悪感を示していた、私への配慮だろう。

そして、友人宅についた。
そこで目にしたものは・・・

「おお、これがプレイステーションってやつか!早速あそぼうぜ!」

と言ってやりだしたのは・・・闘神伝2(笑)

おりゃおりゃ!そりゃそりゃ!
女王様とおよび!ピシピシ!
どりゃあ!死ねやあ!

私は雄たけびをあげながら、格闘ゲームを楽しんだ。
闘神伝2っておもしろいなあ。
格ゲー苦手な私でも簡単に大技が出せるから。
とかなんとか思いながら、しばし時は流れた・・・

友人は、そろそろいいだろうといった感じで、一つのゲームを取り出した。

それこそ、「ときめきメモリアル」プレイステーション版だった。
やれやれ私は観念した。
「絶対おもしれーから、だまされたと思ってやってみな。」
しかたがない、だまされてやろう・・・
CDをセットし、電源をいれる。おなじみのプレステロゴが現われる。
そして、コナミのロゴが歩いてくる。

主人公とおぼしき女の子が立っている・・・
「はじまりがあれば、終わりがあるように・・・」
今となってはおなじみのセリフが流れてくる。
私は「ふーん」といった感じで、あまり興味なさげであった。

すっきっとっか!きらいとか~最初に言い出したのは~

アニメと歌が始まった。
私はすこし驚いた。
ゲームの内容にではなく、今までスーファミでしか遊んだ事がなかったために、
そのアニメの動きのきれいさにである。

私はアニメは好きでも嫌いでもない。
ゆえに、そう簡単にアニメ絵には萌えないのだ。
というか、萌えるわけがない!萌えてたまるか!
という意識が私を必要以上にクールさせていたのだろう。

そして、私はスタートボタンをクリックした・・・


(つづく)

ときメモをアツく語ってみる(その1)

2005年05月05日 | ★今さら「ときメモ」を語る
それは、かれこれ10年ほど前、1996年の冬にさかのぼる。
当時の私は学生だった。

当時の私はとある競馬雑誌の投稿コーナーの常連をやっており、
当然ながらゲームもダビスタやら、ウィニングポストやら、馬系のゲームが主だった。
あるいは、光栄の歴史SLGなどを好んでやっていた。
ゆえに、SLGと言ったら、「馬が走ったり、武将が闘ったりするもんだ。」
と言う認識があった。

3月のある日、私は発売間近の新作「ダービースタリオン96」を安くフライングゲットすべく、
仙台の友人のところに向かうことにした。
そして、明日の確認のため、その友人に電話を入れた。

「明日、よろしくな。」
「ああ、まかせておけ。」

「ところで、お前にやらせたいゲームがあるんだが・・・」
「・・・?」
「俺、このゲームで一ヶ月学校休んでしまったよ。」
「・・・・・・!そんなゲームがあるのか?」
「ああ、ときめきメモリアルってゲームなんだ。」
「・・・・・・???」

その時、私の態度は変った。

「おいおい、そんなくだらないモンデ一ヶ月も学校休むなよ」

実際このとき、そう思っていた。
PCエンジンなどという、軟弱なゲーム機から来た、
くだらないゲームの話などされて、気分が少し悪くなった。

かわいい女の子の絵が出てくるだけで、ゲームにも何にもなってない物、
私にはそういう認識があったのだ。
あえて名前を挙げないが、
私が初めて遭遇したいわゆる「ギャルゲー」はそんなくだらないシロモノだった。
そして、友人が進める「ときめきメモリアル」もまた、そうしたくだらないものの一つだと思っていたのだ。

「まあ、だまされたと思ってやってみなよ。」
「いや、やらん。よしんばやったとしても、おもしろい訳がない。」
「いや、これがさあ、おもしろいんだよ。」
「いんにゃ、おもしろいわけがない。まあ、顔を立ててやるだけはやってやろう。」

そして翌日、私は仙台に向かった。
ダビスタ96に思いを馳せながら・・・

そしてそれが、すべての始まりだった・・・

(つづく)

これから「ときメモ」を語ってみようかな、と。

2005年05月04日 | ★今さら「ときメモ」を語る
「ときめきメモリアル」というゲームをご存知だろうか?
かつて一世を風靡したゲームです。

「恋愛シミュレーション」という一般的思考からかけ離れた(爆)ゲームカテゴリーにありながら、
一般に名の知れている唯一のゲームだと思います。

私もかつてかなりハマりました。この手のゲームはむしろ否定的だったハズなのに。

既に「ときメモ」が発売されてだいぶ経った。
だけど、今こそ「ときメモ」を語ってみたい。
語るに値するゲームだったと思うから。

まずは、私の場合ということで、いかにしてハマっていったのかの過程を書いていこうと思います。

まだやったことない方が、これをきっかけに遊んでみようと一人でも思っていただければ幸いである。
今なら超激安で買えるんで(笑)

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この連載中、わからない用語やキャラクター名などであふれるかと思います。
極力解説をつけたいとは思いますが、わからなくても、アツい思いが伝われば幸いです(爆)