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『レッドクリフ Part1』

2008-11-22 23:59:32 | └映画のこと
@シネマサンシャイン

原題:RED CLIFF/赤壁
監督:ジョン・ウー
出演:トニー・レオン/金城武/チャン・フォンイー/チャン・チェン
   ヴィッキー・チャオ/中村獅童/フー・ジュン/リン・チーリン
上映時間:145分

中国の英雄伝『三国志』のなかで最も有名なエピソード“赤壁の戦い”をもとに
戦いを繰り広げる英雄たちの姿を描いた歴史ものエンタテイメント大作。

『三国志』と言えば、キッカワの影響で北方謙三さんの『三国志』を
読んだけど、内容はだいぶ忘れちゃったんだよねー。
劉備、関羽、張飛、孔明くらいの名前と関係は分かる、ってくらい。

役名も難しいし、俳優さんの顔も一緒に見えちゃいそうだし、
こりゃストーリーについていけなくなるかも?と若干不安で、
上映前にパンフでストリーにさっと目を通しておいた。

最初上映が始まったとき、日本語で解説が始まったもんだから、
ありゃ?間違えて吹替え版の回を観ているのか?と思ったんだけど、
どうやら違った。
日本公開用の解説みたいだった。
これでけっこう背景が分かる。
さらに、上映中も役名と役どころが字幕で出るので誰が誰やら
わからんちんになってしまうことは無い。

久しぶりに観た超大作。
わたし的には今年一番のエンタテイメント。
『三国志』を知らなくても十分楽しめる。

総制作費100億
ジョン・ウー監督が私財から10億を出資したというだけあって
1000箇所もにCGを使いながらもエキストラは1000人、馬200頭、
お城をひとつ建ててしまうっていうスケールの大きさ。

数万人単位の戦闘シーンはもの凄い迫力で、
孔明と周瑜が琴を弾くシーンは美しい。
ストーリーも映像もどっちもあきさせない。

いかつい顔立ちの俳優が多いなか、金城武さんのかっこよさはピカいち。
中村獅童さん、あんまり好きじゃないけど、
存在感で他のメインキャストの方に負けていないのがすごいなと思った。
当初より出番が増えたらしい。

絶世の美女と称され、曹操に目をかけられている周瑜の妻小喬を演じるリン・チーリン
きれいなだけじゃなくスタイルが芸術的に美しいなーと思ったら、
台湾のスーパーモデルだそうで納得。
矢傷を負った周瑜の手当てをするシーンがエロティックだったな。

戦をひっぱる趙雲、張飛、関羽、みんな雄雄しくてかっこいいんだけど、
わたしは張飛が好き。

赤壁に船が迫ってくるシーンは圧巻。
なんとなく『パイレーツオブカリビアン』を思いだしたんだけど、
それもそのはず、VFX担当が同じなんだって。

亀の甲羅で表現されていた『八卦の陣』は初の映像化だそう。
本を読んでいていまいちピンとこなかった陣の形を映像で観られるのが
ほほーという感じ。

いい感じの盛り上がりのところでTO BE CONTINUEになってしまうんだけど、
クレジットが流れたあとにはPart2の予告が流れる。
なんだかものすごい見せ場の連続な感じで期待がふくらむ。

北方さんの『三国志』でいうと赤壁の戦いは7巻あたり。
Part2が楽しみ。
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