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吉川晃司×イチハラヒロコ×ハービー・山口

2007-05-08 23:43:22 | 吉川晃司のこと
『雨の夜にカサもささずにトレンチコートのえりを立ててバラの花を抱えて
青春の影を歌いながら「悪かった。やっぱり俺・・・。」って言って
むかえに来て欲しい。』

発行:アリアドネ企画
発売:三修社
¥1680-



なんて長いタイトルなんだ。

本屋さんでチラ見してきたお友達によるとなかなか良さそうって
ことだったのでさっそく注文。
届くのも早いし、送料もかからないしアマゾンさん便利。

帯には、イチハラヒロコさんのキッカワコウジへのコメント。
デビュー当時からファンでハービーさんとお仕事で一緒になったとき
この関係をコネに吉川と会うことはできたけど、
“まだ早い”と自分に言い聞かせ、いつの日か、アーティスト同士として
吉川さんと正面から向き合えるようになるその日まで美術の世界で
がんばってきたそうです。
この方は本当に吉川晃司のファンだったんだなと思わせる言葉。

すごいなぁ。
そう言えばわたしもその昔、出版社に就職して音楽雑誌の担当になって
吉川と出会うんだ!と野望をいだいたこともあったけど、
現実はきびしく野望は妄想で終わったとか。

イチハラヒロコさんは“ことばのアーティスト”
この作品は、詩ではなく散文っていうのかな。
相田みつをさんよりは日常的で、銀色夏生さんよりはきっぱりしてるような。
活字だけどアート。
言い切りの言葉。
行間を読む想像力。

わたしはけっこう“言葉”が好きで、銀色夏生さんの本を買ったり
太田朋さんのポストカードを集めたりしてたので
このイチハラヒロコさんの創り出す“言葉”もとっても気に入った。
吉川が対談しなかったら出会えなかったと思うと感謝。

ハービーさんを交えての3人での対談は、ハービーさんが司会役で
ことばを作りだすということや、ハービーさんから見た吉川のこと、
それぞれが今の自分の位置へたどりつくまでの話なんかを語ってる。
アーティスト3人のお話なんで凡人にはちょっと分かったような
分からないような・・・
イチハラさん、あこがれ続けた吉川晃司のとご対面、どんな印象だったのかな。

ここ最近は吉川はインタビューとかで、詩の大事さや難しさがやっと分かったって
言ってたから、そんなタイミングでのイチハラさんとの出会いは
きっとためになるんだろうな。

ハービーさん撮影のモノクロ写真も有り。
吉川とイチハラさんの2ショット。
吉川の写りはそんなにカッコよくはないんだけど・・・

吉川との2ショット写真、いつかは撮りたいと妄想するけれど
やっぱりその隣にいくには自分、まだまだ修行がたりませんわ。

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