ココロの手帳にメモっとこう

楽しかったこと
うれしかったこと
忘れたくないから心の手帳にメモしておこう

『奇跡の人』原田マハ

2019-05-14 23:43:23 | 本のこと

明治時代の津軽を舞台にした、日本版のヘレンケラー
目が見えず、口がきけず、耳が聴こえず、
獣の子として蔵に閉じ込められて育った介良れん(ケラレン)と
教育係りとしてやってくる去場安(サリバアン)
まさに、ヘレンケラーとサリバン先生
分かっている展開だけど、引き込まれてしまう。
津軽という土地や、まだ女性が教育受けることが当たり前でなかった日本という
背景が、引き込まれていく理由のひとつかもしれない。

物語は、れんが“水”を理解するするところ、
それから長い時間がたったところでラストをむかえるけど、
その間の先のれんと安の苦難とよろこび、
れんとキワの再会も読んでみたいと思ったな。
原田マハさんの作品、好きだ。

 
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 令和元年、はじめての | トップ | 烏森神社 »
最新の画像もっと見る

本のこと」カテゴリの最新記事