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花の詩山の詩

花の詩(うた)山の詩(うた)へようこそ
このブログは「花と山とを友として」の続編です

Windows 10 にしたけれど

2015年08月08日 02時01分54秒 | 日記

筑波山の御幸ヶ原のクサギの花越しに加波山(左)を望む


筑波山に咲くキンレイカ


予約しておいたWindows10の配布が始まったが、タスクバーに出るはずの
アイコンが出ない。
ということは、順番がまだなのだろうが、FAQを見たら出ない場合の対処
方が有ったので、いろいろ試して見ていたら、いきなりインストールしますか
と表示がでた。
本来なら、大事なデーのバックアップをしてからインストールするのが
常識なのだが、私には永久に残さなければならない様なデーターは無い。

エイ面倒とばかりにインストールを始めた。
ファイルのコピーに時間がかかるというので、PCの電源を入れたまま
家庭内の雑事をこなしていた。
数時間後に戻ると、最後の設定場面になっていた。
その中の画像と動画に関する部分を既定の設定にする方法にしてみた。

その後何度か自動で再起動した後、Windows 10 が立ち上がった。

Win8とは全く仕様が変わって、お気に入りにお気に入りが表示されない。
はて?と思ったら、インターネットエクスプローラからインポートしないと
表示されないと判った。

そんなこんなで、試行錯誤を繰り返している。
参考図書を買えば良いのだが、私の場合、いじり倒すのが性に合っている。

電源をどうやって切るのかも、いろいろやってみてやっと判った。
画面左下のアイコンをクリックすると、設定とか電源ボタンとかが表示
されるのだ。

理由がわからないのだが、画像の表示がきれいに見えるのだ。
そうそう、そのままの設定だと、画像はWin10仕様のアルバムに整理される
それが嫌なので、それも既定の設定にして、従来の仕様で使っている。

XP時代の自作PCなので、デバイスは古い。
そのうちトラブルが出てくるであろう。

がその時はその時で乗り切るしかない。
なるようになるわ、ケセラ セラ なのである。



県北部の林道で出会った、キジかヤマドリの幼鳥


林道の右と左に分かれて歩く幼鳥
全部で5羽ほどが林道を横切った。


開きかけのオニノヤガラの蕾、やや青みを帯びていたので
もしかすると、、、、、、










ソバナの花だけで猛暑の筑波山から撤退

2015年08月05日 00時34分27秒 | アウトドアー

男体山自然研究路に咲くソバナ


同上


ソバナ、キキョウ科ツリガネニンジン属、分布、本州、四国、九州
岨菜の岨(そば)とは、切り立った崖を意味する言葉で、そのような
斜面によく生え、若葉が食用になるので岨菜の名前がつけられたという。
ほかの説もある。

高さ50~100センチになる多年草。茎葉は常に互生し、葉身は
卵形または広卵形。
8~9月に青紫色で2~3センチの漏斗状鐘形の花をつける。
花冠の先は5裂する。萼片は披針形で鋸歯は無い。
花柱の先は3つに裂ける。


トチバニンジンの実が赤く色づいていた。
この実が全て揃って赤い実をつけている姿を撮るのは
至難の業である。
たいてい、実が落ちていたり、青い実が混じっていたり
完璧なものにはなかなかお目にかかれない。


ツクバネソウの実が黒く熟して、木漏れ日に光っていた。

坊主山を経由して男体山自然研究路に入ったら、それだけで
全身汗みずくで、シャツの色が変わっていた。

全国的に猛暑日で、しかも雷雨警報も出ている。
何もそんな日に筑波山に登らなくても良さそうなものだが
気になっている花が有った。ソバナである。
ソバナの花のピークは短い。
前回登った時に、小さな蕾が出来たばかりだった。
咲いているのではないかと思うと、登らずにはいられない。

木陰のコースなのに、むっとするような熱気にあふれている。
その上、余計暑くなるようなミンミンゼミの声が降ってくる。
汗っかきの私には地獄である。
ソウシチョウまでもがピーピーピョピヨ鳴き交わして近づいてくる。

反対側から山ガールが下りてきて、さわやかに挨拶してすり抜けて
行った。
板の橋を渡り、岩壁の角を曲がると、ようやくソバナの花が有った
その株は、いくつかがピークを過ぎてしぼんだ花をつけている
ちょうど良い時期と予想したのに、少し遅かったのかな
とりあえず三脚を据えて撮影した。

そこへ坊主山でお会いしたご婦人がやって来たので、咲いてますよ
と声をかけた。
「本当だ咲いてますね」とうれしそうだった。
その先にもソバナは点々と咲いていて、玉川ホトトギスも咲き始めていた
「あそこにも、ここにも」と指さして、しばらく花談義して歩いた。

一周するというご婦人に「私はソバナを撮ったら帰ります」と告げると
「先にも咲いてるかもしれませんよ」などといたずらぽく笑う。
「そんな事言ってたら帰れなくなるので、私は帰ります。」と私も笑った。

冗談じゃなく、熱中症になる危険があったからだ。
岸壁を見上げると、イワタバコも咲き始めていたし、玉川ホトトギスも
咲いていた。
だがこれらは後でも撮影できる。
ソバナさえ撮れたら良いのだ。

男の川を下ると、珍しく延命水の水が少ない。
右の谷との合流点でようやくタオルを水に浸して顔を洗った。
何とか無事に戻れそうだなと思ったのは、そのときだった。
ズボンまで汗で変色していた。
旋回するヘリコプターの爆音がうるさい。









自生のサギソウを尋ねて・その2

2015年08月04日 17時51分45秒 | アウトドアー

花の右のサギソウの蕾をご覧下さい。距がすでに出ている。
サギソウは茨城県の絶滅危惧ⅠA類に指定されている
(このカテゴリ-は、ごく近い将来における野生での絶滅の
危険性がきわめて高いものが指定される)


ヒメシロネの花、アップすると模様がきれいだ
この斑紋がヒメシロネの特徴らしいが、手持ちの図鑑には
そのような記載がないので、私の独断である。
萼片は鋭くとがっている


ヒメシロネ、シソ科シロネ属、山野の湿地に生える多年草
葉の先はとがり、ふちに鋭い鋸歯がある。
花は長さ5ミリほどの唇形花で、上唇は浅く2裂、下唇は
3裂する。
余談だが、ギリシャ語の学名は、オオカミの足を意味するそうだが
意味不明だそうである。


サワシロギク、キク科シオン属、日本の固有種
日当たりの良い湿地に生える多年草
分布は、本州(岩手県西和賀地方が北限)、四国、九州
個体数が減少傾向にあり、関東では群馬県と東京都区部と
南多摩では絶滅したと言われている。


ヤマジノホトトギス、ユリ科ホトトギス属
花の斑点を、野鳥のホトトギスの胸毛の斑点に見立ててホトトギスの
名前がついた。
ヤマジノというのは、花と何の関係もなく他のホトトギスと区別
するためにつけられたものと野草の名前の高橋勝夫さんは言っている


自生のサギソウを尋ねて県北の山へ

2015年08月02日 10時46分53秒 | アウトドアー

サギソウ、ラン科ミズトンボ属、分布は本州、四国、九州
日当たりの良い湿地に生える多年草。
高さ20~50センチ。葉は下部に集まり、互生して広線形。
茎の先に直径3センチほどの純白の花を1~4個つける。

花の姿が美しいため、しばしば観賞用に栽培される。
開発や盗掘で、自生のサギソウを見る事が難しくなってきた。
片道3時間近くかけて、今年も県北の山間湿地に行ったら
今年は花の数も増えていて、思わず歓声を上げた。うれしい。


サギソウの後ろ姿、一本の茎に二つの花がついているのと
距が長い事が判る。

しかしどの花も通路から遠いので、マクロ撮影が難しいのが残念


左の白い花はモウセンゴケ、右はサギソウ


サワヒヨドリの花で吸蜜する花アブかな?


途中の林道に咲いていたフシグロセンノウ


同じくフシグロセンノウ


こちらは開きはじめのフシグロセンノウ

この湿地には毎年に様に出かけている。花友や花仲間を連れて
尋ねた事もある。
しかし自然は少しずつ変わっていて、毎年同じ花を見られる訳ではない。


アカバナ、アカバナ科アカバナ属、分布は北海道~九州
この湿地で初めて見たアカバナ、山野の湿地に生える。
高さ30~70センチの多年草
葉は対生し、2~6センチの卵状楕円形で、基部はしばしば
茎を抱く。
7~8月、葉の脇に直径1センチほどの紅紫色の花をつける
花弁は4個で浅く2裂する。
めしべの柱頭は大きくて棍棒状。


アカバナの全身


オニノヤガラの蕾
この姿の方が、いかにも矢尻に見えて、名前にふさわしい

午後から自治会のイベントがあるので、続きはまた後で
すみません。








カムチャッカと北海道の花・KBさん撮影

2015年08月01日 18時37分59秒 | アウトドアー
またまた長野のガイドKBさんから、カムチャッカと北海道の花の
写真がメールで届きましたので掲載します。


樺太マンテマ


千島イチゴ


姫花ワラビ

上の3枚は、カムチャッカで撮影した花だそうですか、北海道の
山にも咲く花で、現地では日本名でよばれているそうです。



大平ウスユキソウ、北海道の大平山や崕山に咲く日本の固有種
基準標本は大平山、高山帯の石灰岩の岩場に生える多年草。
高さ10~30センチ。頭花は雌花だけのもの、または雄花
だけのものが多い。果実には毛がある。
花期は8月。キク科ウスユキソウ属
ハヤチネウスユキソウと並んで、日本のウスユキソウを代表する花


夕張アザミ、これについては、私の手元の図鑑には載っていない
調査中


白馬アサツキ、ユリ科ネギ属、別名シベリアラッキョウ
基準標本は東シベリア、分布は北海道、本州(朝日山地、飯豊山
中部地方)。東アジア
高山帯の砂礫地や草地に生える多年草。高さは20~60センチ
花序は直径3~4センチ。花被片は長さ6~8ミリ
花期は7~8月

シロウマアサツキと言うから、私は白馬岳に咲く花とばかり
思っていたので、メールでKBさんに問い合わせた。
早速KBさんから返信が有って、夕張岳には大群落があると
下のような写真が送られてきた。
上の説明は、後で「高山に咲く花」で調べたもの。


夕張岳に咲く「シロウマアサツキ」の大群落
KBさん曰く「ネギの匂いがプンプンするよ」と書いてある。

そこで格言「聞くは一時の恥、聞かざるは一生の恥」(笑)
中国の偉い人が「知るを知るとなし、知らざるを知らざるとなす。これ知るなり。」
と言ってましたよね。違ったかな。