花の詩山の詩

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このブログは「花と山とを友として」の続編です

初冠雪の快晴の富士山を撮る・忍野高座山

2019年10月25日 00時04分30秒 | 自然観察
22日の夜、テレビの天気予報を見ていたら、23日は晴れだという。
体調を考えると、見納めになるかも知れない紫センブリを見たくて
23日朝、山梨県の忍野の高座山に行った。

8時半に峠の駐車場に着いた。先客の車が2台止まっていた。
後から2台来た車は、この辺を管理している人たちなのか、周りの
枝を拾って片付けしていた。

茅の作業道に出ると、雲一つ無い快晴の富士山が、中腹まで雪を
まとって、くっきりと聳えたっていた。
22日、気象庁が富士山の初冠雪を確認したというその姿である。


下側の作業道の中央付近から撮影した富士山

参考のためカシミールで作った展望図を掲載する



花の撮影をしている間に、富士山の周りにだんだん雲がわいてきて
表情が劇的に変化した。




山頂付近を望遠でアップ




登山道なのかジグザクの模様が見えた








少しピークを過ぎかけていたムラサキセンブリだが
探すと草むらの中に、けっこう咲いていた。


ムラサキセンブリ


ムラサキセンブリ


早く咲いた大きなものは、ピークを過ぎている
根気よく探せば、もっとよい花があったかも知れないが
疲れと腹痛で気力が出なかった。
それでもなんとかムラサキセンブリを見る事ができたので
無理してきた甲斐があった。


ムラサキセンブリのアップ


ヤマラッキョウ


ボケの実なのかな?


リンドウ 今回一番多かったのはリンドウの花、至る所に咲いていた


リンドウ


リンドウの群落


かろうじて残っていたカワラナデシコ


枯れたハバヤマボクチにカメムシかな

台風やら集中豪雨やらで、茅場の山は倒れた草で見る影も無い。
作業道も豪雨で流されて、深い溝ができていた。
そんな作業道に普通乗用車で乗り込んできたおじさんがいた。

途中で私を追い越して先に行ったが、やがて引き返してきた。
先の坂道に行くと、溝に車のはまった跡があり、土手に丸い車輪の
跡がくっきりとできていた。
どうにも進行できなくなり、細い作業道で方向転換するために
土手に車輪をこすったのだろう。

何のためにこんな所に乗用車で乗り付けたか不明だが、世の中には
こんな人もいる。

今日は市内でも避難勧告のでた地区があった。
たたきつけるような雨音が響いていた。
千葉では犠牲者も出たという。
犠牲になられた方々の冥福を祈るとともに、地球温暖化阻止の運動が
広がる事を願わずにはいられない。







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