花の詩山の詩

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このブログは「花と山とを友として」の続編です

雪無しの奥日光ハイク

2016年12月10日 22時42分29秒 | スポーツ・トレッキング
愛車の軽が非力なので、いろは坂が凍結していたらやばいと思って
わざと遅く出発したら、いろは坂には雪も凍結もなかった。

8日、10時半ごろ歌ケ浜の駐車場についたら、風が強く中禅寺湖が波立っていた。

外に出ると身を切るような寒さで、北風が吹きつける。
空は晴れているのに、湖の対岸に見える日光白根山は、雪雲のようなもので゛
覆われて山頂は見えなかったが、山腹は真っ白な雪であった。

凍えそうな寒さの中で、水鳥が波間に浮き沈みしていた。
波立つ湖面はいかにも寒々して、陰鬱な表情である。

家内の妹が訪ねてくるというので、お邪魔な私は「しめた」とばかり奥日光に
行くことにしたのである。
湯元のビジターセンターや日光自然博物館のHPで下調べしたが、積雪の情報は
出ていない。
もし雪が積もっていたら、スノーシューの練習でもするつもりで、車に積んで
行ったが、まるで出番がなかった。

ただこの時期は、施設やトイレの閉鎖が多いので、それらの便利マップは
印刷して持参した。
なのでトイレは明智平で早々に済ませておいたが、何かと不便である。

最初は湯元に行って、切込湖あたりに行こうかと思ったが、雪山が見たかったので
歌ケ浜にしたのだった。

とりあえず半月峠まで行ってみるかと、のんびりと支度をして、貼るカイロを
腰の周りに張り付けて、レインウェアを防寒を兼ねて着込んだ。

そんな私の様子を見ていたのか、年配の男性が「半月山に車でいけますか」と
聞いてきた。
「この時期は、車道のゲートが閉鎖されて車ではいけませんよ。来年の春まで」
と私は答えた。


10時42分ごろ撮影の日光白根山方面、雲に覆われて山頂は見えず


波立つ中禅寺湖の湖面


やがて雲が薄くなり山腹が見えだした。


山頂は見えないが、山腹は雪で白い 11時18分ごろ


北風に吹き寄せられた落ち葉が岸壁のそばに漂う


山頂の一部が見えだした。


望遠でアップすると、前白根あたりも雪がある。


歌ケ浜の護岸の立ち木に、波しぶきがかかり小さなつららができている
1月ごろになると、つららも大きくなって、太陽に輝くさまは圧巻である。
それだけ、ここは北風が強く厳しい寒さが続く場所だ。

中宮祠足尾線のゲートは閉まっていたが、その前の駐車場はガラガラ
だった。
こっちに止めれば、多少近かったなーとか思いながら、冬季閉鎖の英国
大使館公園を見下ろして進むと、やがてイタリア大使館公園が見えてくる


大使館に行く途中に木の間から見る日光白根山の山頂
雲が取れて、見事に白く輝く、北峰と南峰を分ける山頂の割れ目も
はっきりと見て取れた。







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2 コメント

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リアルなフォト (みさ々)
2016-12-11 08:50:04
minoさんおはようございます~
ミモザ改名⇒「みさみさ」です(笑)
このミモザのHNを勝手に使い、出没しているヤツがおりまして・・なりきり投稿しています<`ヘ´>

奥日光の中禅寺湖からの眺望はとてもリアルで
季節の経過が分かる素晴らしいフォトですね。
準備万端の支度など、奥日光を知り尽くしたエリア。
これから厳しい冬に向かって行く風景をとても良くとらえています。

それから
奥様どうぞお大事にしてください、妹様とは良い時間がとれてよかったですね(*‘∀‘)

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新しいブログも見ましたよ (mino)
2016-12-11 15:36:59
みさみささん こんにちは

先日新しいブログの方も見に行きましたよ。
写真の容量がオーバーとか、そんなにと思って
びっくりしましたが、始めた年を見て納得、ブログの大先輩ですね。(笑)

日光と那須は、茨城の人には日帰り出来る距離なので
ありがたい山です。
北国育ちなのに、寒さが苦手ですが、雪山を眺めるのは
大好きなんですよ。
わがままな家内から解放されて、やっと日光に行けたので
妹さまさまですね。


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