
鍋足山に咲くショウジョウバカマの花


花茎の頂上に花茎をいくつかに分けて花を開く、花びらは6枚あり
雄しべは6本、中心に雌しべが1個ある。花茎には大きな葉はつかず
花茎の下の方に苞という小さい葉がつく、、、ホウ、、(こら感心するな)

ショウジョウバカマのショウジョウとは、漢字で書くと猩々で
能楽で演じられる想像上の動物(類人猿)で、赤い顔していて
すらりと背が高い、この花が花後に一時的に赤くなるので猩々に
たとえたと言われている。。
また地面にロゼット状に広がる葉を袴にたとえて、猩々袴に
なったという。
この花は、花後に丈が50~60センチにも伸びるのは、種を遠くに
散布するためだとも言われている。。

少しだけヤブをこいで植林地の林道に入ると、自生のショウジョウバカマが
一面に広がっていた

林道を進むと両側が花だらけである

沢に下るとそこにも群生していた

沢の群生その2
幸いなことに手つかずのショウジョウバカマが丁度見頃であった。
上天気だというのに誰にも会うことがなく、鍋足山の花を独り占めで楽しんだ
他にはダンコウバイが咲き始め、スミレが沢山、湿地にはネコノメソウが盛んに
咲いていたが、同定が面倒なので省略(笑) ミミガタテンナンショウも咲いていた

花がちぎられたシュンランの株
花がついていた株もあった事を付け加える
================================================================
長野のガイドKBさんから最近送られてきた写真を掲載
少し掲載が遅れたけれどKBさんごめんね

ベニチャワンタケ科のシロキツネノサカズキというキノコ
KBさんも私も名前が判らず、つくば環境フォーラムの代表に
問い合わせて教えていただいた、

コシノカンアオイ

黒姫カンアオイ
メールには名前のみしか記載されていなかったので、そのまま掲載
カンアオイはギフチョウの食草として知られている
=================================================================
タンポポの全開と半開 (ゼンカイとハンカイと入れたら誤変換で全壊と半壊だってコラッ)

左が全開、右が半開のタンポポ、
全開はすべてが成熟して開いた舌状花の集まり
半開は中心に蕾のかたまりをつけた若い花
タンポポに関するあんな話こんな話 雑談です
在来の関東タンポポと外来の西洋タンポポの小花の数
関東タンポポ 1頭花あたりの平均 133個
西洋タンポポ 1頭花あたりの平均 228個
1頭花あたりの結実する確率 (実になる確率)
関東タンポポ 70.3パーセント
西洋タンポポ 93.0パーセント
生育地の土地の条件
関東タンポポ 有機物の多い酸性土壌を好む
西洋タンポポ 有機物の少ないアルカリ性の土壌でも生育できるので
アスファルトやコンクリートの建物から滲み出したアルカリ性の場所
にも分布するーー舗装道路の沿線、市街地にも多い
やっと鍋足山へ行かれましたか!
今年は寒さが続いているので、花期が長くて
逆にラッキーですね。
それにしてもminoさんの写真は綺麗ですね。
スハマソウもショウジョウバカマも活き活きしていて
良いなぁ!
それにしてもシュンランの花だけを持って行くとは
何が目的なのでしょうか? そんな人とは山中で出会いたく
ないものです。
まさにやっと鍋足山に行きましたよ
自分の都合だけでは出かけられなくなり、心配していたのですが
Yugoroさんのヤマレコで、開花が遅れていそうなレポを見て
少しは期待していたので、大当たりでしたよ。。
スハマソウは三脚が重いので持参せず、思い通りのアングルでは
撮れませんでした。
猩々袴は、近くまで車で行けたので、三脚をセットして撮りましたよ。
気に入ってもらえて良かったです。
yugoroさんと最初にお会いした時に話したコースのすぐ近くの
場所です。
春蘭の花だけ持っていく、本当に何なんでしょうね
花をちぎって、株が目立たないようにしたのか
あるいは、他の人に同じ写真を撮らせたくなかったか
色々考えましたが理解不能です
私も山では会いたくないですよ。