ツチアケビ花が数輪咲いた株、
花は直径2センチほど、側花弁は萼片とほぼ同型
唇弁は黄色、肉質で両側は内側に巻く。
中央の白ぽく丸いのが蕊柱の先の葯
ツチアケビ(土木通)ラン科ツチアケビ属
山地の林下に生える多年生の無葉蘭。
葉緑素が無く、太い地下の根茎にナラタケ菌が共生して
養分を得ている。
ナラタケ菌の無い土地では死滅するので盗掘厳禁
花後、赤茶色のウインナーソーセージの様な実を多数つける。
その実を土に生えるアケビにたとえた名前がつけられた。
林の中にクモキリソウが咲いていたが、すでにピークが過ぎている。
車道からも見えているが、花色が緑で目立たないのが幸いしている。
クモキリソウ(雲切草)ラン科クモキリソウ属、山地の林下に生える
多年草。