花の詩山の詩

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このブログは「花と山とを友として」の続編です

那須・沼ッ原湿原7月13日の花

2019年07月15日 22時59分20秒 | 自然観察
前日の天気予報を見て、午後からの雨降りの確率が高いので、隠居倉のお花畑は
あきらめ、沼ッ原湿原のトキソウとサワランを見に行くことにした。
毎年のように行っているのに、飽きることが無いのは自然の良さなのだろう。
朝5時30分ごろ自宅を出て、矢板まで下道を走り、矢板から黒磯・板室ICまで
東北道を走る。
那須ICの方が近いのはわかっているが、板室ICからの板室温泉経由で走る
沼ッ原湿原への道は、牧場などのある緑豊かな道で、さわやかさを味わうには
絶好の道である。


9時少し前に沼ッ原の駐車場に着いた。
先客の車が20台前後、周りの柵に沿って並んでいた。
霧が流れていたが、青空が所々に見えている。
白笹山が一瞬全容を表した。


雨でぬかるんだ階段道を下りて、湿原の入り口に行くと、ニッコウキスゲが
数株、花開いていた。
しかし見渡してももニッコウキスゲの花は、数えるほどしかなかった。
かつて見た一面のニッコウキスゲは、どうしたのだろうか。
調整池の下の展望デッキに行く木道で、カメラマンか一人、木道の間で咲いている
日光キスゲをローアングルで狙っていた。


草むらの中に咲くノハナショウブも元気がない。


展望デッキから見渡しても、草原が続くだけで、花の姿が無い。
熟年の二人ずれも、「花が無いですね」と嘆いている。


デッキのそばに咲いていたネバリノギラン、これは花に触ると粘るので
すぐにわかる。


今年は、雨続きで、池の水は多い


トキ色のトキソウ


中央の木道に左右には、トキソウが沢山咲いていた


草むらのトキソウ


バッタ付きのトキソウ


赤い色で草むらに有っても目に付くサワラン


サワラン


コバイケイソウ


離れていたので、同定できなかったが、おそらくキソチドリの仲間
と思われる。


サワラン


三斗小屋宿跡分岐の近くにヤマオダマキが一株、ひっそりと咲いていた


コバノフユイチゴ


時より大倉山・流石山の稜線がきれいに見えた


コバイケイソウのきれいな花が有った


アキノタムラソウ


湿原から駐車場に戻ると、白笹山に激しく霧がかかり始めていた。
時計を見ると11時少し前である。
早めだったが、バナナとパンを食べて軽めの食事をした。
もう少し天気が持ちそうなので、JAふれあいの森に行くことにした。


JAふれあいの森


おそらくクスダマツメクサという外来種だと思う


ウツボグサ


湿地の池が雨続きで広がっていた。
残念ながらミズチドリは、まだ咲いてなかった


ヤマノコギリソウ


原生林の端にズダヤキシュ


草むらの中にクモキリソウが咲いていた


クモキリソウのアップ


クモキリソウの唇弁が普通のものより薄く透き通っていた。

霧が濃くなり、風が吹いてきたので、雨が来るなと思い、急いで撤退することにした。
予感が当たり、車に戻ると雨がパラつきだしたのだった。


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筑波山の御幸ヶ原で七夕まつり

調べたい花が有って、御幸ヶ原に登って行ったら、七夕まつりの最中だった


御幸ヶ原の七夕祭りの様子


帰りに寄ったら、濃霧の中で神主さんたちの祝詞が行われていた





出店もあり、筑波山のトレイルマップを売っているというので、買い求めた
大判のトレイルマップで、1部200円であったが、筑波山の山道共有という
ステッカーが付録でついてくる。






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