福岡のゾウ舎、今回はこのゾウ舎全体についてのお話。

この時ひさしぶりに福岡動に来たんですね。
そこで、今まで普通にスルーしてきたけど、ゾウ放飼場に若干の違和感を感じてなんだろうって思ったんです。
福岡に行く前に見たのが天王寺と京都と到津のゾウ舎、中でも京都は新舎のフラットなのもの(※建設中)。
それらを見た後に感じた『なんだろう』と言うこそばゆい感じ。
その違和感の出所にちょっと思う所あって、そこをチェックして観てみるとやっぱりと納得できるものでした。

まず違和感だったのは福岡の放飼場が他と違って、あえて障害物を置いてる感じがあった所。
まぁ前からそこはなんでフラットじゃないんだろうとは思ってたんだけど。
なんでフラットじゃないんだろうって言う、そこにきっと違和感の正体があるはずと考えて、今回放飼場全体を観る事にして観てみました。

これらの障害物の雰囲気に似たのを観た事があって、思い出すとうみたまごのセイウチの所でした。
うみたまごのセイウチの所、最初に見た時凄く感心したのを覚えてます。
良いなと思った所が『セイウチは通れないけど人は展示場から外に退避できるルートがある』ことだったのです。

確かに、身体の大きな体重のあるセイウチに詰め寄られて壁に押し付けられたら人間なんてたまったもんじゃない。
で、福岡の放飼場もよく観ると外には出られないけど飼育員の避難所になるんですよ、木が植わってる障害物自体が。
ゾウは暴れた時に飼育員が死亡する事故の多い生き物で、あの巨体で向かってこられたら人間なんて一捻りです。

こんな風に、ちょっとした待避所があるってとても大事な事だと思います。
逃げる前に壁に押しつけられる可能性もありますが、障害物にもなり直線で向かってこられなくなるぶん時間稼ぎができ、安全に飼育員が隠れる事も出来る。

飼育するうえで飼育生物が大切なのは当たり前ですが、世話をする飼育員の安全も同じくらい大切な事。
きちんと、飼育員の意見が入ってる施設なんだなってあらためて関心しました。

放飼場内に植物が植わってるのも良いし、そのスペースにはちゃんと意味があった。
まだまだ改修中の福岡、今後ある他の場所の改修も楽しみになりました。
These photos were taken in the "Fukuoka City Zoo" (in Fukuoka, Japan).