kuratakepara

paragliding in Amakusa

前に進む

2013-09-23 08:48:03 | Tuesday Tip

Tuestips56翻訳者:Masami Yatsugi
翻訳版:Cross Country Magazine Tuesday TIP
(フランスのグレオリエは飛んだことがあります。私も一生懸命リ<wbr></wbr>ッジしたのをよく覚えています。)

今週のアドバイスは、パラグライダーガイドBrett Janawayの3回ミニシリーズのアドバイスの第2回目です。<wbr></wbr>岩山のリッジでリフトを探す方法についてです。
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::: 前に進む :::

スペインのAger(アヘル?)やフランスのグレオリエなどの2<wbr></wbr>段階のリッジを持つ場所では、沖側にもっと強いリフトがあるとき<wbr></wbr>に山側の弱いリフトで上げようとしている人たちを見ることがよく<wbr></wbr>あります。

2段階のリッジとは、メインのリッジの前に小さい階段状のリッジ<wbr></wbr>または崖があることを言っています。

より強力なリフトを見つける鍵は、その小さいリッジを見下ろしな<wbr></wbr>がら風に向かって前に出ることです。

上から見てそのリッジの上部と底部が重なったときにリフトのコア<wbr></wbr>に当たるはずです。

上部に隠れて底部が見えないときは、後ろに下がりすぎています。<wbr></wbr>リフトには入っているかもしれませんが、それは弱い方のリフトで<wbr></wbr>す。

サーマルが持つ運動量のため、サーマルの最も強い部分は後ろ側に<wbr></wbr>弓なりに曲がることはなく、サーマルを送り出すリッジの角度で上<wbr></wbr>昇します。

Brettの詳細については、www.xtc-paraglid<wbr></wbr>ing.comを参照してください。


クリーゲルの秘密

2013-09-06 11:19:30 | Tuesday Tip

Tuestips54翻訳版:Cross Country Magazine Tuesday TIP
通訳者:Masami Yatsugi

8月のお休みから心機一転、今週のアドバイスは現在制作中のCr<wbr></wbr>oss Countryマガジンの最新号からです。X-Alpsを終えた<wbr></wbr>クリーゲル・マウラーの独占徹底インタビューからお届けします。

:::クリーゲルの秘密 :::...

どうしてあのように直線的に、矢のごとく飛べるのか説明してもら<wbr></wbr>えますか?

私は飛ぶ時、いくつかのモードの中のただ1つのモードに集中しま<wbr></wbr>す。

つまり、テイクオフした後や、かなり低くなった時は、「サーマル<wbr></wbr>」モードに没入し他のすべてのことを忘れるようにします。周囲の<wbr></wbr>鳥を探したり、機体の動きを感じたりしながらバリオに深く集中す<wbr></wbr>るのです。

このモードにいる時、私の目標は雲底です。またはできるだけ高く<wbr></wbr>上がることです。

順調な上昇に入ったところで、私はモードを「プラニング」モード<wbr></wbr>に切り替え、どこに向かうかを考え始めます。

サーマルトップに達したら、次に「グライド」モードに入り、でき<wbr></wbr>るだけ効率良く飛ぶことを考えます。最良のラインを見つけること<wbr></wbr>、アクセルやトリムを使って最良の速度で飛ぶことに集中します。

この時リフトに当たったら、旋回するほどの強さがあるかどうかを<wbr></wbr>分析します。強ければすぐに「サーマル」モードに切り替え、そう<wbr></wbr>でなければそのまま通り過ぎます。

時間を無駄にしないために、ベストサーマルしか使わないよう心が<wbr></wbr>けています。高度が高いほど、パスするサーマルは多くなります。

このようなフライトスタイルのおかげで高速なフライトができるの<wbr></wbr>です。

インタビューの全容は、来週発売のCross Countryマガジンの149号に掲載されます。


::: ハイク&フライ大会の最初の出場に向けた準備 :::

2013-07-27 08:02:01 | Tuesday Tip
Tuestips50
翻訳者: Masami Yatsugi
翻訳版:Cross Country Magazine Tuesday TIP

今週のアドバイスは、ライターのAndy Pagからです。Cross Countryマガジンの最新号には、ミニX-Alpsイベント<wbr></wbr>で過酷な戦いを味わったAndy Pagの体験が掲載されています。

::: ハイク&フライ大会の最初の出場に向けた準備 :::
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レッドブルX-Alpsに触発されたあなたは、そろそろハイク&<wbr></wbr>フライ大会への出場を検討し始めていることでしょう。私は5月に<wbr></wbr>Bornes to Fly(http://www.bornestofly.fr/)に出場しました。初めて参加した私が学んだことを以下の簡単な<wbr></wbr>チェックリストにまとめました。

● ハイク&フライでは慣れた機体を使うべきと誰もが口を揃えます。<wbr></wbr>狭い場所からテイクオフしなければならなかったり、ランディング<wbr></wbr>がもっと狭かったりすることがあります。
● 寒さや上昇は体温を奪うので、常に体の熱量のレベルを保持する必<wbr></wbr>要があります。プロ選手はジェル飲料や炭水化物飲料を使いますが<wbr></wbr>、私はビスケットやサンドイッチにしました。
● 雪の中を歩ける快適な防水のハイキングブーツが必要です。
● 薄手の手袋があれば、ハイキングポールのストラップでできるマメ<wbr></wbr>を予防できます。
● 寒さ、風、日光を防ぐために私が使用したのは、バラクラバ、つば<wbr></wbr>の付いた帽子、それに軽量のオープンフェイスヘルメットです。
● 折り畳めるポンチョも必要です。ポンチョで自分の体とグライダー<wbr></wbr>バッグをカバーすれば、雨水でバッグと気分が重くなることもあり<wbr></wbr>ません。
● 水は1日に3~4リットル飲むことが予想されるため、水入れ袋は<wbr></wbr>必須アイテムです。
● ハイキングポールは必需品です。濡れて泥だらけのポールエンドを<wbr></wbr>フライト時に収納するためのビニール袋も用意しておきます。
● 乾いた服、特に靴下はビニール袋に入れておきます。雨に濡れたり<wbr></wbr>汗をかいた足には水疱ができてしまいます。

Andyの記事の全文を是非読んでください。Cross Countryマガジンをまだ購読していないなら、レッドブルX<wbr></wbr>-Alpsキャンペーンの最終日に合わせて最新号の無料デジタル<wbr></wbr>版を請求できます。キャンペーンは7月24日迄です。詳しくはw<wbr></wbr>ww.xcmag.com/xalps2013をご覧ください。

サーマル内でのリセット

2013-07-07 09:05:28 | Tuesday Tip
Tuestips47
通訳者: Masami Yatsugi
翻訳版:Cross Country Magazine Tuesday TIP

今週は、Cross Countryマガジンのオフィスでの会話から出たアドバイスで<wbr></wbr>す。

::: サーマル内でのリセット :::
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センタリング中は方向を変えるなというのが通常聞かれるアドバイ<wbr></wbr>スです。

このアドバイスの基になっているのは、旋回につれて形成されるサ<wbr></wbr>ーマルの「心象的イメージ」が、旋回方向を変えることによって乱<wbr></wbr>されてしまうという考え方です。

しかし、このルールには例外があります。たとえば、サーマルの中<wbr></wbr>で迷ってしまい最良のリフトを見つけることができない時、方向を<wbr></wbr>変えることでコアを再び捉えて集中力を取り戻すのに役立つ場合が<wbr></wbr>あります。

「より強力な」方向を感じる場合、そちらに旋回を切り替えること<wbr></wbr>で、緊張が和らいで結果的にセンタリングがよくなることもありま<wbr></wbr>す。

別の考え方として、現在の旋回方向でうまく行かないなら、方向を<wbr></wbr>変えてみるというのもあります。不思議と効果があるものです。

方向を変えるのは、同じサーマルにほかに誰もいない時に限ります<wbr></wbr>。飛行ルールには常に従わなければなりません。ほかの人のサーマ<wbr></wbr>ルに加わる場合は、すでに旋回中のグライダーと同じ方向に旋回し<wbr></wbr>てください。

フラットランドを飛ぶ

2013-07-03 01:02:21 | Tuesday Tip

Tuestips46
通訳: Masami Yatsugi

翻訳版:Cross Country Magazine Tuesday TIP
(「ドリフト」にはもっと的確な日本語があるかもしれません。あ<wbr></wbr>と、原文最後の "follow drifts"って「具体的にどうすればいいの?」という疑問が<wbr></wbr>湧きました。)

今週のアドバイスは、「Cross Country Flying」(ブルクハルト・マルテンス著)からです。

... :::フラットランドを飛ぶ :::

一般に、フラットランドでの飛行の戦術は、山岳での飛行の戦術と<wbr></wbr>それほど異なるものではありません。

ただし、風によるドリフトから生じる違いがあります。

旋回中にセンタリングの修正をしないまま旋回を続けた場合、サー<wbr></wbr>マルの風下側にこぼれることになります。逆に、風上に向かう直線<wbr></wbr>飛行を長く取り過ぎると、サーマルの前面にこぼれてしまいます。

サーマルから外れないことが重要です。ここで、「サーマルを外し<wbr></wbr>た時に私はどうすればいいの?」という疑問が湧くことでしょう。

正解は「もう一度探す」ということです。

風の流れを注意深く観察します。片方の翼端がもう一方よりも持ち<wbr></wbr>上げられていませんか?中心に向かって引き寄せられていませんか<wbr></wbr>?

空気を感じ、ドリフトと風の流れに即座に従ってください。


「Cross Country Flying」は、www.xcshop.comで購入できます<wbr></wbr>。