SYWOC2013コーチの布目です。
3回連続で私の更新のようですが、日本の様子も知りたいのでクルージングの様子も是非アップしてくださいね!
さて、今日は待ちに待った大西洋デビュー戦、プラクティスレースの日です。
正式なレースではありませんが、他国の技量や海面のコンディションを知るのに絶好のチャンスです。
0900 General meeting
レース村(ハーバー)にて、本大会全般に関するミーティングが行われました。
慣れない英語の聞き取れた単語を何とかつなぎ合わせ、理解しました。
ちなみに、レース委員長の方は、何と2年前と同じ方のようです!
0930 艤装
いよいよ出艇の準備に取り掛かります。上の写真は協賛いただいた企業様のブーム広告を張った様子です。
綺麗に張れて満足している様子の上村くん(手前)。
リコールナンバーに代わる国名表記の幟です。
運営の人が雑索を配って歩いていました。きめ細かい対応に感謝!
他国チームも準備に勤しんでいます。
写真に見える星条旗は、ご存知アメリカチーム。監督のジョン(米国版山下先生?)が私たちにもとても良くしてくださいます。
1130 出艇
艤装も終え、さあ出艇・・・ といきたいところですが、何とライフジャケットが無い! 海図も無い!
他の艇にはあるらしいのに、何で?何で?
・・・何とかライフジャケットは入手し、いざ海へ。
私とサポートの深澤さんは防波堤からレースの様子を眺めてました。
風は10ノット近く吹いており、波が高い様子が水平線のザラザラ具合でわかりました。
目の前に砂浜があり、最低気温5℃の気候にも関わらず波打ち際で遊びだす親子が多数・・・
人種の違いというやつでしょうか。それとも、こうやって国民性が受け継がれていくのでしょうか。
1500 着艇
そして、案外早く帰着。
体重の再計測を控えていたので、みんな食事制限をしているコンディションの中での初めての艇だったためヘトヘトです。
ちなみにプラクティスレースの結果はフィニッシュラインの勘違い?のためDNFになったチームが多く、日本チームは5着でした。
1600 選手村
他のチームがレンタカー等で移動する中、アジアの2チームだけは徒歩で帰宅。
我らが日本チームは帰宅直後に体重を再計測をしてもらう約束をしており、すぐに運営本部(Head quarter)へ。
さて、選手たちはみんな、海外の選手との実力の差を感じてきたようです。
部屋に戻った後のミーティングでも活発な議論を交わしている様子でした。
1900 Opening celemony
運営の人に車で連れられ、大きな集会場のようなところへ移動。今回は12か国14チームが参加します。
今年の開会式は非常に紳士的で、運営や来賓の方のスピーチの途中はとても静かでした(2年前は食糧が宙を舞う戦争でしたが・・・)。
ステージ上で各チームの紹介があり、艇長の翔士も初めての英語でのスピーチに緊張しつつも立派に紹介をしていました。
そして、”Thank you.”で締めくくると盛大な拍手をしてくれました。頑張りが各国の選手にも伝わったようです。
2230 選手村
帰宅後、泥のように眠りました。
選手は特に、慣れない艇and空腹状態でのレースに体力の限界だったようです。開会式後のディナーでもみんな辛そうでした・・・
欧米流のイベントは慣れないととてもハードです。これも良い国際経験ではないでしょうか。
さて、明日はとうとうレース本番が始まります。
地球の裏側からの海を越えた応援コメント、お待ちしております!
噂のパーティーが平和とは笑
みなさん慣れない環境で大変だとは思いますが頑張ってください!
クルージングのブログはしばしお待ちを・・・
フランスのみなさん頑張ってください!!