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アンカツファンのつぶやき ありゃ馬こりゃ馬

井上VSフルトン

2023年07月27日 | その他

井上尚弥の試合から2日経った。
今回はレミノで視聴が出来たから久々に生で見た。
試合は本当に素晴らしかった。まさに名勝負だった。
8Rに突然のKOシーンがやってきて、大興奮したよ。思わずやったー!
と声が出て思わずガッツポーズしていた。
左ボディからの右ストレート、思わずふらついて倒れそうになるフルトン。
レフェリーがすかさずストップしに駆け寄ってくるが
その前に井上が追撃の左フックをフルトンに放った。
俺は一瞬、ダウンした相手にパンチを放った具志堅を思い出した。
パンチをモロにくらい、さしものフルトンももんどりうってダウン。
過去に一度もダウンをした事がないらしいが、とにかく井上は別格であった。
なんとか立ち上がったもののふらついているフルトン
井上が畳み込んでフルボッコにする。、コーナーに崩れ落ちたところでレフェリーが
試合をストップした。日本人であれをやれる選手はなかなかいない。
まさに井上は日本人史上、最高のボクサーである。
あのフィリピンの英雄パッキャオと並び称されるようなボクサーだ。
まさか日本人にそんな選手が現れるとは思わなかった。
これでスーパーバンタム転向後
初試合でいきなりWBCとWBOの二本のベルトを獲った。
相手はフルトン。正直フルトンなんて知らなかったが、あのメイウェザーを
引き合いに出されるかのような上手い技巧派の負けない選手らしい。
ひげ面から見るに年齢は30オーバーに見えるが、実は井上より1歳若い選手で
貫録十分なアメリカの黒人選手である。
そして自分で、俺は頭が良い、俺はクレバーなボクサーだ。絶対に負けない
と言っていたが、井上より大柄なくせに、身体能力の優れた黒人選手なのに
パワーもテクニックもスピードも、すべての面で井上が上だった。
もちろんクレバーという点でも井上が上だ。
井上は主導権を握る為に1・2・3Rは絶対にポイントで勝つと明言していて
その通りの展開になった。フルトンのディフェンスは超一流である。
だから簡単にKO出来る選手じゃないという下馬評だった。
攻めすぎるともう逃げ回って捕まえきれないから
4R以降はフルトンに少しペースを合わせて、攻め手を緩めたらしい。
解説陣は、フルトンが少し井上のパンチに慣れて来たんじゃないかと
それで少し前に出て来たと言っていたのだが・・・
実は井上がわざとペースダウンしたらしい。これが井上の罠だった。
7R に初めてフルトンがポイントを取ったように見えたが
確実にボディが効いていて、フルトンも消耗していた。
消耗してるから隙が出来る。その一瞬を井上は見逃さなかった。
そこで、ボディからの右ストレートが決まったのだ。
もう凄いとしか言いようがない。
さてそんな凄い井上チャンピオンだが、TVで地上波では放送されなかったせいか
TVのスポーツニュースでも報じられてはいたが
それほど大きく取り上げられはいない。
だからYouTubeで井上の各方面から賞賛の動画を見ている。
井上は年末にも4団体統一戦が行われそうな雰囲気である。
WBAとIBFのベルトを持っているパタヤというボクサーがリングに上がって来た。
上背は井上と変らないが、オフという事で、横に太かった。試合が決まれば
これから絞るとは思うが、顔だけ見ると大人しそうな感じだった。
こいつよくこんな試合を見た後で、速攻で試合をする気になるなと少し思った。
この選手は2団体のチャンピオンだが、実は番狂わせで勝った選手で
試合も際どい判定の勝利だったらしい。自分が勝って、自分が王者であることを
証明したいなんて言っていたが、正直フルトンでもKOされたのに勝ち目があると
思ってるのだろうか、負けても名前も売れるし大金も入るらしいから
負けて元々という気持ちでいるのかも知れない。
万が一井上に勝てば、4階級統一チャンピオンになれる。まあ頑張ってくれ
いちおうリング上で決まったような感じだが、正式調印はこれからだ。
パタヤはフルトンよりパンチ力はあるらしいが、他はすべてフルトンの方が
上という評価らしい。それでもチャンピオンだから意外に強いかも知れない。
それでも井上が負ける姿は想像できない。
井上の試合も終わった。予定では年末に統一戦が行われるかも知れない。
それまで、少し井上尚弥は見られないが
日本のボクシング界は世界チャンピオンも多いし、那須川天心もいる。
天心は井上と同じ、スーパーバンタムで試合をするらしい。
果たして天心が井上と同じ土俵まで上る事が出来るだろうか。


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