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アンカツファンのつぶやき ありゃ馬こりゃ馬

キタサンブラックの敗戦

2017年06月25日 | 競馬

競馬に絶対はないと改めて思い知らされたレースだった。
俺は正直嫌な予感があった。圧倒的人気で何の不安もないのように見えたのだが
ゲート前でのキタサンブラックを見て、なんとなく嫌な予感がしていた。
なんか負けるんじゃないかと漠然と不安を感じた。
でも安定感抜群のキタサンブラックが負ける筈はない。と思いなおしたのだがだが
いつも通りにスタートを切ったキタサンだったが、逃げなかった。
他に逃げ宣言していて、他に逃げ馬がいる時は、あえて逃げなかっただけなのに
今日は行きっぷりが、なんだかおかしかった。
キタサンの競馬は自分で主導権を取って、最後は突き放す競馬なのだ。
結局、9着と、ダービー以来の大敗北を喫した。
馬に故障が発生したわけでもないらしく、豊は原因が判らないと首を傾げた。
俺が思う敗因は、天皇賞を脅威のレコードで走った反動じゃないかと思った。
とにかくディープの記録を1秒近く短縮するという驚異のレコードで
目に見えない疲れがあったんじゃないかと、そしていつも内枠に入るキタサンが
今回は10番枠と外枠だったのは、やはり敗戦のフラグが立っていたんじゃないかと・・・
それにしても俺の予感なんてめったに当たらないのだが、玉に当たる時がある。
レース前にやたらドキドキしていたのだが、ワクワク感というより
負けたら嫌だなという感じのドキドキだったような気がする。
蹴馬中継を見ていて、赤星もなんか言いようのない不安を感じていたようで
予想している人の本命がすべてキタサンブラックだった。
赤星はヴィクトリアマイルの時も同じだったから、なんか嫌ですねとふっと言った。
川島がそんな事言わないで下さいよと言っていた。その言葉も引っかかっていたかも
まあこれも競馬である。これで凱旋門賞の出馬が怪しくなった。もしかしたら行かないのかも
サブちゃんはそんなに乗り気じゃないようだし、まあ行かない方が無難だよな。
かってオルフェーブルも春天で不可解な敗北を喫した事があった。まあこれが競馬である。
ガッカリしたけれど、それほどショックがないのは、こんなシーンを今までも見てきたからだ。
この敗戦でキタサンが終わったわけじゃない。秋に向けて頑張って欲しい。

 


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