昨日に引き続き、思考の習慣について
昨日の記事で、思考の習慣化という話を紹介しました。
今日は、その一例を挙げてみたいと思います。
例えば、リンゴ!
青森県の主要産業の一つですが、『リンゴ』の生産があります。
私は、『ふじ』などの品種より、『むつ』が好きなんです。
あくまでも、私の好みなんですが・・・
その青森県でヒョウによるリンゴの被害が出ています。
ヒョウが降って、リンゴに当たった為に、斑点のような模様がついてしまった。
斑点模様は見た目が悪いために、売価は下落してしまって
農家は大変な被害を受けたんです。
国も補助金を出したりするんでしょうけど・・・
実は、このリンゴって見た目は悪いから、売り物にならないかと言うと、そうではないようです。
「見た目は悪いが、味は変わらない」
というか・・・
実は、甘みが増して美味しくなるという人もいるんです。
甘みが増して美味しいから、よく売れるはずなんです。
現在の日本人の価値観は、旨みよりも見た目重視です。
日本で販売したら、安価で叩き売りって所でしょう。
しかし、リンゴの味に詳しい人なら、ヒョウに当たったリンゴなら
甘みが増して美味しいという事を知っています。
ここに注目すれば、今年はリンゴが豊作って事になりますよね。
ミネソタでの出来事
実際に、ミネソタ州のリンゴ農家の若者が経験したお話です。
周囲の農家が、ヒョウの被害で苦しんでいたそうです。
ヒョウにあたって、リンゴに斑点が出来てしまった・・・
今年のリンゴは不作だと、みんな悩んでいたそうです。
しかし、この若者は
「今年のリンゴは甘くて美味しいよ!」
と言って、売り出したのです。
今年のリンゴは、ヒョウに当たって、甘みが増して美味しいです。
その証拠に、今年のリンゴには、ヒョウに当たって斑点が出来ています。
このキャッチコピーが、大成功!
周囲の農家が、安い値段で販売し、売れ残しているに
若者のリンゴだけは、飛ぶように売れたんだとか
思考の違い
周囲の農家の人達の思考は、普通の思考です。
ヒョウが降った
リンゴに斑点ができた
見た目が悪いから、安い値段で叩き売り!
頑張って売ったけれど、見た目の悪さが災いして、売れなかった。
現実は、こんな感じだったと思います。
若者の思考は
ヒョウが降った
リンゴに斑点が出来た
甘みが増して美味しくなった事を強調して売った
頑張って販売したら、飛ぶように売れた
両者の違い
周囲の農家の人と、若者の違いとは、まさに思考の習慣の違いでしょう。
ヒョウが降って、リンゴに斑点が出来た事は、同じ状況ですが
斑点が出来た事を、周囲の農家の人達は
「見た目が悪くなってしまった」とネガティブに対応した。
自然災害なので、自分は悪くない。(モチロンその通り)
頑張って売ったのに!ヒョウが降ったせいで、売れなかった。
しかし、若者は
ヒョウに当たって美味しくなったその証拠に斑点が出来た!と
ポジティブに考えたのです。
そして、美味しくなった事を強調して販売。
結果、飛ぶように売れた。
自分は、何もしていないのに、ヒョウが降ってくれたおかげで商売繁盛!
思考の習慣の違い
両者の違いは、単純に思考習慣の違いなんです
無意識に悪いもの探しをして、責任転嫁する思考習慣と
我が身に降りかかることは、全て自己責任だと反省する思考習慣。
我が身に降りかかった自然現象。
ヒョウによるリンゴの変化を、ピンチと捉えるのか
それともチャンスと捉えるのか
ただ、それだけの違いなんですね。
私は、一般的な日本人なので、ピンチと捉えてしまうかも知れません。
今回の話を知っていても、
「日本では見た目重視!」だと、思っています。
しかし、青森県で、リンゴ長者が生まれる可能性は、例年より高いはず。
少なくとも、十数年に一度のチャンスの年なんですね。
斑点リンゴの美味しさをアピールして、リンゴ長者が誕生する事を祈っています。
昨日の記事で、思考の習慣化という話を紹介しました。
今日は、その一例を挙げてみたいと思います。
例えば、リンゴ!
青森県の主要産業の一つですが、『リンゴ』の生産があります。
私は、『ふじ』などの品種より、『むつ』が好きなんです。
あくまでも、私の好みなんですが・・・
その青森県でヒョウによるリンゴの被害が出ています。
ヒョウが降って、リンゴに当たった為に、斑点のような模様がついてしまった。
斑点模様は見た目が悪いために、売価は下落してしまって
農家は大変な被害を受けたんです。
国も補助金を出したりするんでしょうけど・・・
実は、このリンゴって見た目は悪いから、売り物にならないかと言うと、そうではないようです。
「見た目は悪いが、味は変わらない」
というか・・・
実は、甘みが増して美味しくなるという人もいるんです。
甘みが増して美味しいから、よく売れるはずなんです。
現在の日本人の価値観は、旨みよりも見た目重視です。
日本で販売したら、安価で叩き売りって所でしょう。
しかし、リンゴの味に詳しい人なら、ヒョウに当たったリンゴなら
甘みが増して美味しいという事を知っています。
ここに注目すれば、今年はリンゴが豊作って事になりますよね。
ミネソタでの出来事
実際に、ミネソタ州のリンゴ農家の若者が経験したお話です。
周囲の農家が、ヒョウの被害で苦しんでいたそうです。
ヒョウにあたって、リンゴに斑点が出来てしまった・・・
今年のリンゴは不作だと、みんな悩んでいたそうです。
しかし、この若者は
「今年のリンゴは甘くて美味しいよ!」
と言って、売り出したのです。
今年のリンゴは、ヒョウに当たって、甘みが増して美味しいです。
その証拠に、今年のリンゴには、ヒョウに当たって斑点が出来ています。
このキャッチコピーが、大成功!
周囲の農家が、安い値段で販売し、売れ残しているに
若者のリンゴだけは、飛ぶように売れたんだとか
思考の違い
周囲の農家の人達の思考は、普通の思考です。
ヒョウが降った
リンゴに斑点ができた
見た目が悪いから、安い値段で叩き売り!
頑張って売ったけれど、見た目の悪さが災いして、売れなかった。
現実は、こんな感じだったと思います。
若者の思考は
ヒョウが降った
リンゴに斑点が出来た
甘みが増して美味しくなった事を強調して売った
頑張って販売したら、飛ぶように売れた
両者の違い
周囲の農家の人と、若者の違いとは、まさに思考の習慣の違いでしょう。
ヒョウが降って、リンゴに斑点が出来た事は、同じ状況ですが
斑点が出来た事を、周囲の農家の人達は
「見た目が悪くなってしまった」とネガティブに対応した。
自然災害なので、自分は悪くない。(モチロンその通り)
頑張って売ったのに!ヒョウが降ったせいで、売れなかった。
しかし、若者は
ヒョウに当たって美味しくなったその証拠に斑点が出来た!と
ポジティブに考えたのです。
そして、美味しくなった事を強調して販売。
結果、飛ぶように売れた。
自分は、何もしていないのに、ヒョウが降ってくれたおかげで商売繁盛!
思考の習慣の違い
両者の違いは、単純に思考習慣の違いなんです
無意識に悪いもの探しをして、責任転嫁する思考習慣と
我が身に降りかかることは、全て自己責任だと反省する思考習慣。
我が身に降りかかった自然現象。
ヒョウによるリンゴの変化を、ピンチと捉えるのか
それともチャンスと捉えるのか
ただ、それだけの違いなんですね。
私は、一般的な日本人なので、ピンチと捉えてしまうかも知れません。
今回の話を知っていても、
「日本では見た目重視!」だと、思っています。
しかし、青森県で、リンゴ長者が生まれる可能性は、例年より高いはず。
少なくとも、十数年に一度のチャンスの年なんですね。
斑点リンゴの美味しさをアピールして、リンゴ長者が誕生する事を祈っています。