黒糖づくり体験学習

    毎年恒例，５年生によるサトウキビの刈り取りと黒糖づくりが行われました。このサトウキビは南西諸島以南で，暖かい気候を生かして育てられており，ここ沖永良部島の重要な基幹産業のひとつになっています。台風や強風などで倒れても立ち上がり，水不足で葉が枯れても雨が降れば新しい葉を出す自然災害に強い作物です。さらに，二酸化炭素をたくさん吸収して，たくさんの茎や葉をつくる能力も持っています。とても自然に優しい作物ですね。
　
　２月１２日（土），学校農園のサトウキビを刈り取り，翌週１６日（水）保護者・地域の方々の協力を頂き，黒糖づくりが行われました。
昔ながらに，さた車を動かし絞り汁を集め，その絞り汁を大きな鍋に入れ，あくを取りながら煮詰め，よく見る黒糖へと作り上げていきました。
　参加した子どもは昔から受け継がれてきた黒糖づくりをわくわくして取り組みました。「とても甘くて，おいしかった。」と話し，出来たての味を十分に楽しむことができた子どもたちでした。　
　
　今年のさたむ，しったいまさあやぶたんど!
（今年の黒砂糖も，とてもおいしかったよ！）