和泊町立国頭小学校HP

国頭小学校での日々の活動の足跡

「肝心(ちむぐくる)の教育」 ~郷土の教え~ (7月8日)  

2015-07-08 14:32:35 | 特色ある教育活動
 1学期最後の「肝心の教育」(郷土の教え)の学習がありました。
1年生は,西郷南洲翁の子どもの頃の話,2年生は,操坦勁(みさお たんけい)の生き方,3年生は,方言カルタで先人の教えを学習しました。
          


「ヤッコ,仲里節」の練習,郷土の伝統芸能継承活動(7月8日)  

2015-07-08 10:23:14 | 特色ある教育活動
 運動会や地域行事で子どもたちが披露する「ヤッコ,仲里節」の踊りの練習がありました。
 全男子は「ヤッコ」を1回踊り,大人が踊るヤッコの映像を見て,踊るときに注意することを確認しました。大人が踊るヤッコは,息もぴったりで躍動感があり,子どもたちも驚いていました。
 女子も「仲里節」を1回踊り,5・6年生が低学年に踊り方を教えました。男子も女子も練習を頑張り,男子は元気よく,女子は優雅に踊れるようになってほしいものです。

① ヤッコ(平成20年発行「国頭芸能のあゆみ」より抜粋)
 琉球から渡ってきたものと思われる。今から400年程前,とても踊り好きの人が沖縄に渡って習い覚えた四つの踊りが,とてもユーモアたっぷり
で,しかもひょうきんな踊りであったので,四つの踊りを組み合わせてヤッコと名付け,現在に踊り継がれており,沖永良部島の国頭地区に残る名物踊りである。
② 仲里節(ナカザトブシ)(平成20年発行「国頭芸能のあゆみ」より一部抜粋)
  『琉歌百控』には久米島仲里間切に起こった歌とあるが,伊平屋島の仲里説,また仲里は仲島のことだとする説もある。(「歌三線の世界」)。
 地名ではあるが確定はできないようだ。琉球服属時代,公的または私的に琉球との交易があり,この時代を「那覇の世」と呼び,太平無事な黄金時代
 として,那覇旅行,那覇見物は当時の島民のあこがれだった。日頃琉球の民謡と踊りを見て稽古に意欲を燃やしていた方々が,琉球の人々の中に入
 って踊られた中の1曲が「仲里節」である。