く-たのアメリカ日記

旦那様の留学にお供し、インディアナ州へ。日々の生活を綴ります。

イエローストーン国立公園 ~6日目~

2012-08-21 22:12:15 | 旅行
今日は5時半起き。というのも、イエローストーンに来たならたくさんの野生動物を見なくちゃ!という気持ちもあって、「早朝ワイルドツアー」に申し込んだのです。

これまで毎朝、結構な冷え込みだったので、5時半だし絶対寒いだろうと思い、ヒートテック、フリース等を着込んでいざ出発!と気合いを入れて外にでたら意外と寒くない・・・拍子抜けでした

ツアーガイドは、イエローストーンで働き始めて3年目というおばさん。イエローストーンの前はアラスカだったり、グレーシャー国立公園で働いていたりもしたそう。
ツアーバスはこちら

レトロ感漂うバス。天井は幌で開けられるようになっています。野生動物がたくさん見られるというラマーバレーへ向けて出発

その間、運が良ければクマが見られるというガイドさんお薦めのブラックテイル・プラトー・ドライブへ。この道路は舗装されていない本当の山道。
クマがいないか目を凝らしていたのですが、やはりクマに遭遇することはできませんでした

ラマーバレーに入り、最初に見つけたのがサンドヒル・クレインといカナダ鶴。遠すぎてわかりませんよね

こういう鳥だそうです。(ウィキペディアから拝借)

しばらく走ると、見えてきました、バイソンの群れ

水辺を求めて山からたくさんのバイソンが降りてきます。

仲睦まじい親子バイソンに厳つい顔の勇ましいバイソン


遠くの方に人が群れていたので何かいるのかと思い双眼鏡で見てみると、プロングホーンの群れを見ていたようです。

こちらがプロングホーン(ウィキペディアから拝借) 危険を感じると時速110キロで走れるんだとか。俊足の持ち主ですね


あまりにも小さいですが、ハクトウワシも見ることができましたよ。


結局、今朝見れたのはこれだけ。朝5時からここに来ていた人の話ではオオカミを見ることができたと言っていました。
ちなみに、動物観察をしている間、ガイドさんがオオカミの鳴き声が聞こえる!と言っていたのですが、残念ながらくーたにはわかりませんでした
今回はあまり動物を見ることができなかったと申し訳なさそうにしていたガイドさん。その代わりと言ってはなんですが、2ヶ所の滝に連れて行ってくれました。


ツアーの後は昨日見れなかったテラスマウンテンのパレットスプリングへ。白、茶色、水色のコントラストが綺麗

その近くにあったのはデビルズ・サム。悪魔の親指に見えるからそんな名前がついたんですかね。


午後はレイクカントリーにあるグランドビレッジを目指します。マンモスからグランドビレッジは約120㎞。長旅になりそうです。
まずはマンモスからルーズベルト方面へ。途中、「珪化木」という木の化石を見てきました。

この近くの尾根には無数の珪化木があり、世界最大の化石の森なんだそうですが、近くで見れるのはこれ一本のみだそうです。
ルーズベルトビレッジからは駅馬車ツアーというものが出ているのですが、こんな感じ。

開拓時代を思わせる風景です。

そしてルーズベルトからキャニオンを通過し、ヘイデンバレーを抜けてレイクエリアに向かいます。
へイデンバレーの手前で道路端を歩くバイソンに遭遇。それにしてもデカイ近くで見ると背中半分~お尻にかけては毛で覆われていないんですね。

こちらがヘイデンバレー。平原の中に川が流れていて素敵な眺めでした。


ヘイデンバレーを過ぎたところに、マッド・ボルケーノ・エリアという泥沼が沸騰しているエリアがあります。
まずはサルファー・カルデロン。今までいくつかの温泉域をあるいてきましたが、ここのエリアが一番硫黄臭がきつかったです。

泥が気持ち悪いくらいにボコボコと沸騰していました。

そしてマッド・ボルケーノ・エリア。一周1キロのトレイルになっています。

泥のエリアだけあって、本当に泥沼しかありません。写真右は、ブラック・ドラゴンズ・カルデロン

マッド・ボルケーノとドラゴンズ・マウス・スプリング

ドラゴンズ・マウス・スプリングは洞窟の奥の方で温泉が噴き出していてものすごい音を立てていました。その音と水蒸気、まさにドラゴンの口から火が出る時に似ているかも。

こちらが今日の宿泊施設、グラントロッジ。

モーテルっぽい造りのシンプルな施設ですが、1つ1つが可愛らしい。ハンガーフックと電球カバー

部屋からはちらっと湖も見ることができました。

今日の夕食はグラントロッジの中にあるレストランで。

今夜はポークチョップとサーモンのグリル。

ちょっと味は濃い目でしたが、今夜も美味しい夕食がいただけました