地震・雷・火事・母ちゃん

最近、モンスター猫ペアレンツ気味であると、ご指摘を受けたネコ母です。

う～ん…やっぱりそうかなぁ…　そんなことないぞ、けっこうスパルタだと思うけど…。
特に吹雪くんは短気な性格と大型猫ということもあって、けっこう厳しくビシビシ育てたつもりだ。
いちばん問題だったのは、顔を近づけると鼻をカプッと噛むクセだったけど完璧に直せました。

それに吹雪くんは持ち前の性格の良さから、叱られても叱られてもワタシの事が大好き！という
可愛らしいとこがあり、根気よく繰り返し教えることで見事に克服してくれたのです。
今でも「ふーちゃん！」と注意すると、コロンとお腹を出し空中フミフミ＆グーパーを見せます。
それは吹雪くんなりの超スーパーウルトラ甘えポーズなワケで、「ゴメンよ、母ちゃん」のアピール。
いつもその姿に負けて、「お利口さんだね、お母さん怒ってなんかないよ」と抱きしめて撃沈…

そんなある日、不安定な天気から空は暗くなり、カミナリがゴロゴロと鳴り始めたのです。
猫たちがパニックするかな？と居場所を確認しに行くと、そこにお腹を出してゴロンの吹雪くんが！！
ゴロゴロ～ッとカミナリが鳴る度に、必死に空中フミフミ＆グーパーを繰り返してます。
「ふーちゃーん！　アレはお母さんじゃないよ！ピカッと光ったことなんてないでしょーーー！！」
吹雪くんたらヒドイ！ワタシ角だってないし、トラのパンツも太鼓も持ってないってばぁ～

はぁ…ワタシとカミナリの区別がつかないなんて…あんなにデカイ声で叱ってなんかないのにぃ～。


お盆休みナシに不満を訴えたら、ネコ父がナニやら大きなお土産を持って帰ってきた！
つむちゃんも気になるみたい…。


ネコ草にしちゃ大きすぎるしワタシへのお詫びなら、もっと気の利いたものがありそうな…。
３ピキもわらわらと寄ってきました。


この顔はどうやら、「お母たん！！はやく紙袋の中を見てウニャよ！」と訴えているようです。


中を覗くと、なんとブドウが！！　しかもこれは巨峰らしいのだ！
鉢植えのまま育てれば９月には収穫でき食べられるらしい。しかしナゼに巨峰なのだ、ネコ父よ…。


カミナリと母の声を間違えた吹雪くんでさえ、不思議そうに巨峰の木を見つめている。
できれば巨峰のゼリーにして欲しかった。ナゼに機嫌を取られたワタシが朝夕と水やりをして
育てあげねば、食べられないのだろう…　ゼリーなら既に食べ終わっているのに。

なんだか腑に落ちない気もするけど、よーし！こうなったら意地でも収穫して食べてやるぞー！




　　　
心にこげんたちゃんが住む人をふやそう！