エアコン猫感センサー

少しずつ新しい家や環境にも慣れてきたけど、ごみ捨てルールだけはイマイチ慣れないネコ母です。

そして、このちっちゃなパソコンと、先日購入したデジカメも使いこなせてない感じですね！
家電というのは日々進歩していて、便利なんだか不便なんだか…って感じです。いちばん買い換えて
良かったのは掃除機かな…もう体力のないワタシにはすぐれもの。ぐんぐん勝手に進んでいってくれるし
吸引力もネコ飼いにはたまりません！今まで無駄に体力使って何やってたんだろ？って感じですね！
困ってしまったのはエアコン。人感センサーが付いていて、冷気が天井を這うように流れて人の上に
降り注ぐってヤツです。ピンポイントでワタシ涼しいわぁ～　なんて思って楽しみにしてたんです。
しかし説明書を読むと、センサーが感知するのは３人まで…ふむふむ…。うちは２人しかいないし！
ええっ！！「３」ですと？？　３というのはミョーに不吉な数字ではないか！なんだか嫌な予感(悪寒？)が…。
そして家にはワタシ１人＋猫３ピキ…。　なんだか暑いぞ！猫たちは気持ち良さそうに寝てるけどワタシだけ
蒸し蒸し状態！イヤ～な予感がしてセンサーの向いてる方向を見ると、センサーは見事に３ピキをキャッチ！！
冷気はヤツらの上に降り注いでいるのだ…それはそれは気持ち良さそうにスヤスヤと可愛い寝顔です。
これでは猫たちの体にも良くないだろうしと、我が家の猫感センサーは封印されましたとさ…。

　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　そしてこの方たち、夏だというのにモーレツ食欲増進中です。
　　　　ごはんクレクレ攻撃の激しさに困ってしまい、少量を数回に分けてあげるように気を付けています。

　　　　　　　　
　　　　　　　　しかし、いつの間にか３ピキもずる賢くなったようで、猫騙しの術を使うのであります。
　　ネコ父が帰宅すると「お母たんがゴハンくれないウニャよ。お腹ぺこぺこウニャよ～」とスリスリ猛アピール！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　しかも絶対にワタシがその場を離れた隙になんです！！

　　　　　　　　　
　　　それに「つむ達めっちゃお腹空いてるやん！ごはんちゃんとあげたの？」なんて文句まで言われるのだ！
　　　　　　　　そんなとき猫たちは「ウシシ…」なんて思ってたりするんだろうか…？　あぁ、くやしい！

　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　でも、姿が見当たらないと思えば、こんなとこで幸せそうな顔で寝ていたり…。


　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　度が過ぎるイタズラを叱ったものの謝ってみたり…

　　　　　　　エアコンのセンサーを奪われ、猫騙しの術で悪者にされようとも、３ピキにはかなわない。
　　　　　”負けるが勝ち！”と呪文のようにつぶやく今日、この頃…。いわゆる「惚れたもん負け」ですね。
　　　　むぎちゃんはいつものカメラ嫌いを発症中です。しばらくカメラを向けずにそっとしておくことにします。

　　　　　しかしネコ父にはカリカリ３粒のみ！と禁止令を出しました。けっきょくワタシの勝ちだもんね～！







　　　

愛は忍耐ウニャよ！

我が家の近辺には町内スピーカー？らしきものがあり、そこから町内情報を流されビックリなネコ母です。

窓を開けていると突然、「ピポポポーン、え～本日の納涼大会ですが、雨のため延期となりました……」と
お年を召した男性(町内会長？)の声が大音量で近所に響き渡ります。
初めて聞いたときは本当にビックリして、どんだけ田舎ぁ～！とＩＫＫＯさんに叫んでもらいたい気分です。
これで最寄り駅から名古屋駅まで５分！！けっこうワタシ的にはウケていて、この放送がチョッピリ楽しみです！
前の家が名古屋駅まで１０分でしたが、郊外都市として確立しており新興住宅地でしたので、このような催しや
まして町内スピーカーのような設備もありませんでした。なんだか物珍しくて、久しぶりに炭坑節聞いちゃった♪
ちゃんとポストには納涼大会・アイス券やお菓子券も入っていて、古きよき昭和の香りがプンプンしてます。
そして一番ビックリしたのが「字町籍簿」への記入要請でした。　これは「あざちょうせきぼ」でイイのかい？？と
スピーカーから聞こえるオジさまに聞いてみたかった！　あ、あざって！！どんだけ田舎ぁ～！？
そこには氏名・生年月日・世帯主との続柄と、プライバシーも個人情報もありゃしない！！
ワタシはどうやら、名古屋駅に最も近い超がつくド田舎に引っ越して来たらしいです、はい。
　　　　　　　　さて、そんな地に建つ新居には、猫たちを悩ます設備が付いていたのであります。

　　　　　　　　
　　　　　それはペット用くぐり戸、つまりキャットドア…中折れ式になっていて、簡単に開くのですが…
　どうも長女つむちゃんだけが苦手なのです。ドアの前で立ち止まり、困った顔してニラメッコばかりしてます。

　　　　　　　　
　　　　　　吹雪くん、ちょっと教えただけで速攻クリア！！飛び込みジャンプまでして楽しんでいます。

　　　　　　　　
　　　　　　　　　むぎちゃんもアッという間にクリア！　ガックリと肩を落とすつむちゃんの後姿…
どうしても要領がつかめず、シャカシャカするばかりで上手くいきません。ネコ両親がドアの向こう側と手前側と
ふた手に分かれ苦戦するも一向に進歩せず…。　皆が出来ることが出来ないというつむちゃんの心中を想うと、
　　　　切ないやら、悲しいやら…。　「つむはダメやなぁ～、つむだけや…」というネコ父に怒り爆発！！
　　　　「ダメダメ言うな！つむはダメじゃない！つむには苦手な分野があるだけだ！！」
　　　つむちゃんを抱きしめてナミダの猛抗議です。別にキャットドアなんて上手く使えなくてもいいんですよ。
個体差という一言で片付けてしまえばいいんですが、ワタシ的には「皆は出来るのに自分だけ出来ない」という
　　　　　想いをつむちゃんに持たせたくないワケです。あきらかに落ち込んでる表情をするんですもの。
　　　　そこで、ストレス受ける必要もない事だと思うので、遊びに付き合う程度の訓練を母娘で始めたのです。

　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　よーし、ガンバレつむちゃん！！

　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あともうちょっとだよ！ガンバレお姉ちゃん！！

　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　弟の応援もあって、つむちゃん初のキャットドア大成功です！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　もう親バカですからね、つむちゃん抱きしめて号泣しました。

　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　まぁ、エラそーに！！どれだけ苦労したと思ってるのよ♪
練習するつむちゃんを後ろから見てたんですが、ワタシの顔を見て「ミャー(開けて！)」と訴えるものですから、
　　　　　　　　それからは食器棚の影に隠れて、見つからないようにコッソリと見守ったものです。
　　シャカシャカしたかと思えば、すぐ諦めて寝転がってしまったりと、「もう、いいよ、つむちゃん！」と何度も
　　　　　　　　　　　　　　　　　　駆け寄りそうになったりと、忍耐の連続でした。

　　でも今となっては、３ピキ連続でキャットドアを走り抜けて行く姿を見ると苦労なんて忘れちゃいますね！