末っ子猫の主張

少しずつ動悸も治まってきて、家事や買い物など自分で出来るようになったネコ母です。

ちょっとストレスになる事なども続いてしまったので、それも原因かもしれませんね！
さて、投薬が始まったつむちゃんですが、この投薬に悪戦苦闘しております。　パカッとお口を開けて
なるべく奥の方に薬を放り込み、お口を閉じて鼻やノドを撫でるとコクンと…のはずが、仔猫時代とは
違い、部屋の隅などにペッと吐き出しているようなのです。　吐き出したらしい薬を発見しても、
いつの薬なのか見当もつかず、再度飲ませるワケにもいきません。
ウェットフードを一切食べないつむちゃんに、より確実に！よりストレスなく！と数日頭を悩ませた結果…


カプセルに入れて、ピルガンを使いノドの奥に確実にスコーン！と飲ませることにしてみました。
ピルガンは口の中を傷つけるのでは？と抵抗があったのですが、先の方が柔らかい素材で作られているのを
発見して購入。　カプセルは少し大きかったのでハサミで切って大きさを調節してみました。


そりゃ落ち込みますよ。　つむちゃんの嫌がることは、出来れば避けてやりたいもの。
でもピルガン作戦は見事に大成功！　短時間で飲ませられるし、ストレスも軽減してやれそうです。
療法食のｋ/ｄも、少しずつフードに混ぜ始めましたが、問題なく食べてくれています。


こんな顔で見つめられると、つい謝りたくなってしまう…　投薬後は真剣に謝ります。
”つむちゃんゴメンネ！つむちゃんのためだから、これからも頑張るんだよ。”
ワタシは何でも猫たちに真剣に話しかけています。これが意外にも効果バツグン！なんですよ。


むぎちゃんにも、就寝前に「お姉ちゃんのことお願いね！何かあったら知らせてね！」と言います。
バカみたいな話ですが、ちゃんと真剣に聞いていて「クルゥ！」と返事までしてくれます。
むぎちゃんの賢さと優しさだけは、信頼できると思っているのです。


この黒バーナさんだけは、ノーテンキきわまりない性格であります。
いったいキミは何処で寝ているのだ？！　いつもネコ父の服の中に潜り込んで寝るので、シャツは伸び放題…。


本当に吹雪くんは人間大好き！な子で、ワタシにも甘え倒してます。
ワタシがパソコンの前に座ると、マウスを持つ腕に突進頭突きしてくるので意味ないとこをクリック！
すると「高級レジデンス完成！　駅近・ペットも買えます」なんてマンション販売のＨＰに飛んだりする。
「これはキミの提案・希望かよっ！　高級なんたらなんて無理ですから！！」　とダメ出ししてやった。
しばらくすると懲りずにまた頭突きクリック！！　するとなんと呆れ果て腹が立つことに、
「母が苦手です」　というお悩み相談の掲示板……ガクッ

シッカリ者のむぎちゃん、天真爛漫な吹雪くん、これはつむちゃんも心強いよね、きっと！！





　　　

闘病と闘魂

こうして記事を書いている最中も動悸がおさまらず、体調イマイチなネコ母です。

なぜこんな突然に、一気に具合が悪くなるのか？原因は分かっていても心細く不安でイッパイです。
とにかく今は安静に、ジッとしているしかないです。少し動くとドキドキドキ…と始まってしまうので…。
1月１７日は、つむちゃん三度目の心機能検査に行ってきました。
結果は以前の検査時より進行しており、心筋の厚さの数値は肥大型心筋症と判断される数値でした。
といっても軽度の心筋症という状態で、レントゲンや心音は健康な猫ちゃんと区別がつかない程度で
心エコーで初めて確認できる…という、きわめて軽症であるとのことでした。
今までは重病ではないので…と遠慮していた院長の診察でしたが、今回は心臓病の権威である院長先生の
つむちゃん初めての診察です。ちょっぴり緊張していましたが、柔らかな物腰で丁寧な説明をして下さいました。



エコーの動画を見せつつ、収縮の様子や心臓が閉じているとき、開いているときに動画をストップさせ、
そのときどきの詳しく判りやすい説明があり、素人には判り難いエコー画像ですが助かりました。
拡張型心筋症のワタシ自身ですら、エコー画像でそこまで詳しく説明されたことないのでビックリ！



そしてその日から１日１錠だけですが、投薬治療が始まりました。
軽症の場合、早くから治療することにより５年・１０年以上元気でいる猫ちゃんもいるそうです。
ただ、家族性の遺伝なので姉妹であるむぎちゃんも要注意とのこと、近々むぎちゃんも検査の予定です。



つむちゃん自身はいたって元気！　今の段階では、つむちゃんに苦痛は全くないそうです。
帰りの車中で少し涙がこぼれてしまいましたが、それより自分の体調悪化もあり、一番強く思ったのは
”つむちゃんを残しては、絶対に死ねない！！死んでも死に切れないわ”でした。
ワタシが先に死んでしまったら、誰がつむちゃんを守るのよ…ワタシがいなきゃ！…で頭はイッパイです。



もちろん、ネコ父がつむちゃん達を充分育ててくれると思っているけれど、ちと頼りない。
ワタシはネコ母（飼い主）としてそんなに立派じゃない。勉強熱心じゃないし、割と放任でもある。
そして甘やかすこともしないし、けっこうスパルタです。
でも、つむちゃん達が、「うちの母ちゃんは頼りになる！」と思ってくれてることだけは自信があるのです。



そしてこんなに早期に発見・治療に至ったことも、本当に幸運だと思っています。
昨年、同じ肥大型心筋症で愛猫娘ミーコさんを失った苦しさの中で、検査を勧めて下さった、「３スコの手帖」の
パンダさんには、心から感謝しております。仔猫の頃から仲良しだったミーコさんの分まで、つむちゃんには
頑張ってもらいたいと思っています。

翌日の日曜は家で安静に寝ている予定だったのですが、いてもたってもいられず病気平癒・健康祈願に
近くの神社にお参りに行き、つむちゃんのお守りを頂いてきました。

つむちゃんとふたりタッグを組んで、闘病ならぬ燃える闘魂で病魔をバッタバッタと倒してやるぞー！






　　　

ナミダの初笑い

ニューヨークの投資銀行に勤務し、自宅の窓からマンハッタンの景色を眺める初夢を見たネコ母です。

そんな夢のことはすっかり忘れて、地味～なお昼ごはんに最後の雑煮でも食べようとしたときに事件発生！
名古屋のお雑煮はとても質素なもので、各家庭で多少の違いがあるものの、基本はすまし仕立てに焼いた
角餅、そしてお正月だけ餅菜（もちな）と呼ばれセレブ青菜に変身する小松菜を入れます。
すごーく地味ですよね～、でもこのお雑煮には名古屋の質素・倹約の精神が表れているんだとか…　
焼いたお餅をお鍋に入れて、２・３分煮込もうと思ったとき、吹雪くんがワタシの小さくパックされた心臓の薬を
咥えているのを目撃！　これはイカン、危険だと思って取り返そうとするけど、逃げる、逃げる！　
ワタシを弄ばんばかりにテーブルの下からテーブルの下へと逃げ回り、やっとの思いでお尻をむんずと掴んだ
とたん口からポトリと…よっしゃー！！と思うのもつかの間、風のように現れたむぎちゃんが薬を奪って逃走！
そこからまた大捕り物を経て召し取った次第であります。
そこで耳に入った不気味なグツグツという音…あ！ともヒャ～！ともつかぬ声を上げてお鍋に駆け寄ると…。
ドロンドロンの液体がマグマのように沸いていたのだ！！お玉でかき混ぜてみても、そこに餅はなかった。
そこにあったのは、初めて目にする「もち汁」だった。　ワタシの方こそドッカーン！と火山大爆発だ！
「オマエらいい加減にしろよーー！　モチなくなってまったがやーーー！！」
「君たち、いい加減にしなさいよ！お餅がなくなってしまったじゃありませんか！」などと言う余裕はない。
「最後のモチなんだぞ！どうしてくれるんだ？モチ返しゃー！！許せんでかん！」
「最後のお餅なのよ、どうしてくれるの？お餅返してちょうだい。許せないわ」などと言ってる場合ではないのだ。
きっとワタシの頭からはポッポと湯気が出ていたに違いない。食べ物の恨みは全くもって恐ろしいのです。
でもカッカ来ると同時に、どうしてくれる？と言われても猫たちも困るだろうな…とか、猫相手にモチ返せなどと
言ってる自分が急に恥ずかしくなってきて、自分が可笑しくて可笑しくて笑いがこみ上げてきちゃった！
その後、自分のバカさ加減に吹き出しそうになりながら、もち汁をスプーンですくって食べたのでした。
スプーンでずるずるともち汁を飲むワタシの横で、カリッカリッと小気味いい音を立てフードを食らう猫ども…。
「あんたら、歯ごたえあっていいね…」とつぶやく、スプーン片手のネコ母なのであった。


毎年恒例の「新春ギョーザ大会」にやって来たサスケ父とサスケくん
後ろのピンクのフリースにくるまってるのは、酔っ払って爆睡中のサスケ父です。
ナゼに元旦から餃子かというと、ビールを一番美味しく飲めるのは何か？と考えたら餃子になったのです。
もちろん手作りで、ちまちまと包むところから、ギョーザ大会は始まります。　　そしてクロネコ続編へ…。


けっこうクロネコトラック作成は難しかったのですが、寝ぐせつけたままネコ父が奮闘してくれました。



それぞれがそれなりに気に入ったようで、喜んでくれてネコ父も満足そうでした…が！！


つむちゃんがガジガジとかじり始めたのです。　よっ！破壊王つむぎ！！


苦労してくり抜いたネコ父渾身のワイパーもこの通り！


とうとう屋根にまで食らいついた、破壊王つむぎさんです。

うはは、猫っていうのは、どうしてこう期待に応えてくれないのでしょう。
最後のお雑煮だって、勇気出して購入した大分産どんこ椎茸が入ってたんだぞ！クロネコトラックも苦労したんだ。
まぁ、そこが可愛いからしかたないか…猫と愛は忍耐であり、闘争（逃走？）なのであ～る！
でも、薬咥え逃走事件は「叱るより事前の防止策」を猫育てのモットーとしているワタシの失敗だと思う。
いつもは薬を猫の手が届かないとこに置いておくのに、その日に限ってウッカリしてしまったのです。

さっきネコ父からメールが届いた。「今日はアイツらに、弄ばれんよーにね！」だってさ…ふんっ！






　　　

無敵な３ピキ２００９

　今年もヒト２人と猫３ピキ、よろしくお願いします　　

本年もネコ母道を邁進する所存でございます。　３ピキともども騒々しくバカバカしくも、元気に明るくを
モットーに、良い年になるよう努力して行きたいと思っておりまする～

ご心配をおかけしましたが、年末の風邪も早めの手当てで二日ほど寝込んだらスッキリ治ったようです。
風邪のおかげで大晦日は大慌てで掃除したり、買出しへ出かけたりバタバタしたけど、ぎりぎりセーフで
新年を迎えることができました。　３ピキもいるのに、誰も猫の手を貸してくれないんだもん！ガックリ
ま、それでもいっか！！　彼らは、そばにいるだけでいい…そばにいて、スヤスヤと寝顔を見せてくれればいい。
それだけで、充分何かを与えてくれるのだから、シアワセ招き猫が３ピキいるだけでラッキーな気がする。
猫の手を貸さなくてもいいし、お利口さんでなくてもいい、今年も健康でいてくれれば贅沢は申しませぬ。
これが今年もイチバンの母の望みです。　つむちゃん達よ、今年もみんな元気でいておくれ…。


黒バナヤマトのたっきゅうびん♪ってことで、遅ればせながら、猫ブログでよく見かけるトラックに乗せてみた。
黒バーナドライバーの助手を務めるのはむぎちゃんのようです。


お正月ですからね、「初荷」の旗もつけてあげましたよ！　初仕事頑張ってちょーだい。
つむちゃんは助手むぎちゃんの上司のようですね、むぎちゃんは旗の点検っと！！


お正月恒例となった、３ピキ揃った奇跡の一枚です。
トラックは２台購入して、なんとかフロントガラス部分から３ピキの顔を写す…という理想があったのですが、
やっと撮れた３ピキ揃ったのがコレ…　もう上に乗っかっちゃってますからー！！
昨年の晴れ着に続いて、オモチャ片手に髪振り乱して悪戦苦闘の結果がコレですよ。


じゃ、お正月らしく、鏡餅と一緒にね！と思ってみたら、一瞬の神業でみかんがコロコロコロ～！！


そしてつむちゃんがキャッチ！！　そして後方でみかんを狙う黒バーナの影‥
ま、まぁね…こんなもんです、我が家のニャンコ。

よく多頭飼いの猫ちゃん達が上手にまとまってポーズとってるような写真見かけるけど、
いったいどんなワザを使っているのか教えて頂きたいものです。
この「黒バナヤマト初荷編」は続編というか、いっぱい写真があるので次回にでも公開しますね！

それでは…皆さまにとっても、よい一年でありますよ～に！！