くまきちの「音楽と観劇の日々」

ライブハウス通いと観劇が趣味の“くまきち”がお送りする、とりとめもない日記形式の自己主張。

久しぶり(10年ぶり!)に Mac OS の本を買って読んでみた!

2006年04月13日 01時00分10秒 | 読書日記
とても久しぶりに Mac OS の本を買って読んでいる。

自分は基本的に Windows ユーザで(今これを書いているのも Windows PC)、自分では PC98(きゅーはち)の互換機や、いわゆるAT互換機は勝ったことはあるけど、Macは(会社やNPOの事務所で使ったことはあるけど)自分で買ったことがない。

ただ、OS のアーキテクチャには興味があったので、MC680x0な時代に一度だけ『INSIDE Macintosh』という本を買って、『4.3BSD UNIX の設計と実装』や『INSIDE Windows NT』などの OS のアーキテクチャ解説本の一つとして“楽しんでいた”のである。

そして、今や時代は Mac OS も Mach や FreeBSD、MkLinux などの UNIX 系OS をベースにした Mac OS X の時代になり、UNIX 技術者向けに書かれた解説本が書かれるようになったので、久しぶりに買って読んでみる気になったのである。

買ったのは、『Professional MacOS X』(ISBN4-7973-3507-6)。ソフトバンククリエイティブから出ている本で、書き下ろしの記事の他、『オープンソースマガジン』に連載中の「Undocumented Mac OS X」の第5回までの記事が再掲されている(『オープンソースマガジン』の現時点での最新号である5月号には第6回が掲載されています)。

正直言って、MC680x0 の時代の Mac OS は MC6809 の時代そのまんまのメモリー管理だったお蔭で「爆弾マーク出まくり」で「GUI や アプリはいいけど、OS としてはどうなのよ?」という状態だったが、UNIX 系OS の技術をベースにしているだけあって Mac OS X には大きく惹かれるものがありますね。まぁ、ハードウェア的にも CPU が Intel になって BootCamp を使えば Windows XP もインストールできるし(Service Pack 2 以外の動作は保証せず)、GUI的にも Mac ライクな GUI と X Window の両方が使える上に、UNIX 的な CUI も使えるので、1台でいろいろいぢれる素敵な環境が手に入れられるわけで、いい時代になったなぁと思いました。特に Mac OS X 10.4 Tiger になってからは内部アーキテクチャのほうも随分改善されていて、「あぁこういう設計なら安心して使えるね!」ってところまで来てます。

とはいえ、予算的に Intel な Mac を買うのはまだまだ先ですね。
今買うとしたら iMac (MA 200J/A) あたりだけど…。


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