くまきちの「音楽と観劇の日々」

ライブハウス通いと観劇が趣味の“くまきち”がお送りする、とりとめもない日記形式の自己主張。

童話いろいろ…

2006年03月14日 23時14分23秒 | 読書日記
ここのところは、当初の予定とは違って『小川未明童話集』と『新美南吉童話大全』の2冊をほぼ並行して読み進めている状態。

なんだ童話と侮るなかれ。これが結構おもしろい。
これまでのところ
 小川未明
  「しいの実」
  「ある夜の星たちの話」
  「眠い町」
  「大きなかに」
  「雪くる前の高原の話」
  「月とあざらし」
  「飴チョコの天使」
  「百姓の夢」
  「千代紙の春」
  「負傷した線路と月」
 新美南吉
  「一枚のはがき」
  「疣」
  「牛をつないだ椿の木」
  「嘘」
  「うた時計」
を読んだ。

しかし、童話のオリジナルというのは何故、幼児向けの絵本用にアレンジされたものとは異なった“これをそのままこどもに読ませるのかよ!”っていうのがあるんだろうねえ。新美南吉の「一枚のはがき」などは特にそういう感じのする作品であると思った。児童にも読みやすい形態で書いてはあるが、内容は大人でもドキリとするような鋭い内容である。


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