菅首相は例えば報道機関の質問にまともには答えないという例です。
東京新聞が書面で質問した内容です。
1 昨年末の記者会見で首相は、「静かな年末年始」を呼びかけたが国民に届いたと言えるか?
2 宣言延長の可能性について、「仮定の質問には答えないと言っているが、制約をお願いしているの不親切ではないか?
3 解除の目安を「ステージ3」としているのは甘すぎないか?
それに対しての首相の答え。
国と自治体が協力して呼びかけ、国民の行動を変えていき拡大を減少に持っていく。その上で一日も早く解除できるよう取り組む
事が重要。宣言の解除は分科会からも、速やかに「ステージ3」まで下げるよう助言を貰っている。まずは「ステージ4」を脱却し
「ステージ3」を目指していく。
おわかりの通り、首相は「?」の項目には全く答えていない。敢えて答えないようにしていると思われます。これは多くの場面での首
相のやり方です。つまり、相手の聞きたいことははぐらかし、とにかく自分の思いを述べるだけという事です。
他の報道機関にも書面で回答していますが、概ねこういう感じです。質問に対して、イエス・ノーはほぼ答えません。
「メッセージの伝え方に問題はないか?国民に十分届いているという実感は?(あるかどうかという問いだと思います)」に対して
も、「必要な情報は発信している。わかりやすく丁寧な情報発信を心がける。」 と答えています。
質問者の意図を汲んでないというより、わざとぼかしているという方が当たっていそうです。
ネットで、「まずは国会議員からワクチンを打って!」という意見がありました。
医療従事者からというのが政府の方針ですが、万が一強い副作用が出て、医療業務が滞る心配がある。
ならば、どうせ役にも立たない議員が実験台になれば良い。
もし、副作用で議員活動に支障が出ても、医療従事者が仕事できなくなるより、ずっとずっと国民のためになる、と。