コン・モート

九十九里平野からよしなしごとを。

1月19日(火)

2021-01-19 11:51:54 | 日記

お題目

広辞苑によると

「法華経の題目を丁寧にいう語」というのと、「口先で唱えるだけで実行できそうもない項目」ですが。

首相の国会での所信表明演説が後者の通りかなと思えます。

オリンピックに関して、「新型コロナウィルス克服の証として・・・」と言っています。

安倍前首相の、「東日本大震災復興の証」というのと同質です。

そもそもが、「東日本大震災」からの復興は、「道半ば」というのが正確な所です。

東京電力福島第一原発事故の現状は、どう見ても「復興」にはほど遠い。

どんどん増える処理水、海洋投棄が現実味を帯びて来ました。

県外に避難された方々への支援、当初の期間を過ぎたので打ち切りという事です。

福島県内にも人口が増加した所があるそうですが、東電関係者が移住して来ただけとの事。

福島県の状況については、「ふくしま連携復興センター」のHPをご覧ください。

https://f-renpuku.org/

東京オリンピック誘致の折、安倍前首相は原発事故は「アンダー・コントロール下にある!」と宣言しました。

日本人の多くを始め諸外国の方々も、「??????」では無かったでしょうか。

菅総理の言う、「打ち勝った証」とは具体的に何を指すのでしょうか?

それを示さずに、「打ち勝つ!」と言っても、それこそ「お題目」に過ぎません。

そういう人物でも、内閣総理大臣になれてしまう。

そこが一番の問題です。

つまりは、私達の投票行動の結果が今の事態を招いているという事です。