こんな貝が採れた

海岸での打ち上げや、磯採集、漁港での採集と、貝集めのブログです。

コンゴウトクサ

2017-11-11 21:15:05 | タケノコガイ科
殻にははっきりとした縦肋が並び、狭い肋間に螺肋があります。
縫合下には深い螺肋があり、縫合下帯を形成し、その部分の色は白っぽくなります。
縦肋部分に比べ、肋間に色合いが濃くなります。


肥後目録標本掲載番号4913
Decorihastula undulata Gray 1834
タケノコガイ科 コンゴウトクサ
串本町潮岬沖ドレッジ揚り 生貝個体 35.3㎜ 1978年採集


2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (リキシマン)
2017-11-14 20:54:33
kudamakiさん
これは色褪せ? それとも色変わり?
どちらにせよ、通常のタイプではありませんよね?
タケノコって彩色も重要なポイントなので、ちょっと気になった次第。ホントにコンゴウ?
たまに口出しすると憎まれ口、すんません!
返信する
Unknown (kudamaki)
2017-11-14 22:31:13
リキシマンさん、こんばんは。
流石によく見てますね。
実は、典型的な標本はどこかに紛失してしまっていて、串本産はこれしか残ってなかったのです。
確かにおっしゃるように、色変わりです。
通常の個体に比べれば、色も薄いし、パーキンソンタケノコに近い色合いです。

できればもっと自信のないところでのコメントをお願いしたかったですね。
返信する

コメントを投稿