オハイオ州での生活

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アメリカの医療事情

2005-03-26 | 病気・怪我・歯・病院
そんな難しいことはかけないのですが。(今回は辛口のkudagonbeです)

以前(今から10年以上前)“栃通研”に所属してた頃、その中の“医療班”に入っていました。
(といっても短期間だけどぉ・・)
グループワークの時に意見を求められ「良い医者、悪い医者ってありますよね。」って言ったら、みんな目が点になってたの。
で、『それって・・・悪い医者がいるって事ですか?そんな考え方があったんですね!?』と驚かれ・・・
その反応に私も目が点・・・知らないの!?
『その見分け方はどのようにするんですか?凄く興味があります。』
確か手話研究会のはずなんだけど・・・

  信頼できる医者私個人の考えですが
・患者の話を聞く。
・納得するまで説明してくれる。
・余計な検査・処置・処方をしない。
・専門外まで診ない、適切な医療機関を紹介してくれる。
・もちろん的確な診断を下す。

人間性重視、営利的でない。そして腕が良く正直である事。

数年前、これだけ病院があるのに信頼できるドクターに出会えないことに落胆。
自分が賢ければ医者になりたかったと思ったほど。
良い医者になる自信があるのか!?っと突っ込まないで 軽く流して

やたらと薬を出すドクターは営利的で自己満。
毎日処置に通わせたり、検査が多かったり・・・

偽看板を出す医者が多過ぎ・・・例えば泌尿器か専門なのに内科や皮膚科の看板出してたり。
(ほんの少しの研修期間で全てを学んだ気にならないで欲しい)

何故に患者より偉いという姿勢を見せるのだろう?
正直、ドクターもナースも半分サービス業。
患者を癒せなくてどうする!?恐怖心煽ってどうする!?(これ、通訳業全ての人にもいえる)
プロならどんな不愉快な事があっても、ドア1枚開けて患者さんの顔を見たらまずは笑顔で挨拶でしょう・・・。


で、アメリカの医療事情・・・
ドクター・ナース対応OK。凄くサービス精神旺盛です。(受付無愛想・・・日本と同じで病院によります)
医薬分業あたり前。日本のようにやたらと抗生剤は出しません。(処方する時は古いペニシリン系が多い)
その癖すぐに解熱剤を飲めといわれる・・・ 
薬局で勝手に買って飲んでくれって印象も受ける。
日本も医薬分業始まってますが、個人(医師)との繋がり強すぎな所が多いと思う。
こっちではコンピューターで患者情報を管理しているので、どこの薬局に行ってもOK。(多分)
予防接種が多過ぎ・・・

妊娠の検診は、日本のように内診やエコーなどを毎回しない。 
毎回するのは体重測定・尿検査・血圧測定・腹囲と子宮底長測定・胎児心音チェック
しかも正常な妊娠であれば、日本のように頻繁な検診もない。(妊娠は健康であるという前提)

先日、面白いドクターを発見しました!!
正直で、ドクター嫌いなドクターです。
よしだ小児科クリニック
勉強になるし、是非行ってみて下さい。“
その中でも面白いのがウソつきはドクターの始まり“恐怖の医者用語辞典”もブラック入っていて笑えます。
ショックを受ける方もいたりして・・・でも現実を受け止めてください


最後に・・・
日本の保険制度は素晴らしいと思います。ただ、考え方を変えるとその保険制度は本当に私たちの為にあるの???っと、最近考えてしまいます。「保険で賄って貰ってるから、無駄な薬も無駄な検査もとりあえず受けておこう」そんな考え方をしちゃってませんか?


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