アメリカの幼稚園から学校

子育てブログを閉じてしまったので、ちょっとこっちに書いてみます。

アメリカは、日本で言う「年長さん」が義務教育になるんだよね。
それを「Kindergarten」といい大半は公立小学校に併設されています。
１年生は「1st grade」、２年生が「２nd grade」・・・となっていきます。

ここら辺では日本で言う幼稚園を「Preschool」といい、そのプログラムは大抵２～３時間程度で午前中だけという所が多く、殆どが私立で値段も様々。

「Day care」と呼ばれるのが、日本の託児所のようなタイプで、Preschoolよりも長時間子どもを預ける事が出来ます。預けたい日時が選べますが、値段はPreschoolよりも高い。
多くは共働き夫婦が預けるようですが、子どもの教育と自分の余暇を考慮に入れてプレスクールを兼ねたディケアに預ける人も多いです。（場所によって午後に教育プログラムを設けているところもあります）
ランチが付いているところは少なく、大抵お弁当を持たせます。
家からディケアまでの送迎バスはありません(私の知る範囲で)。

アフターキンダーなど、キンダー用のプログラムを持つディケアもあります。
そういったディケアに半日のKindergartenの前後に組み合わせ、小学校並みに子どもを預ける事も出来ます。
学区内であればスクールバスがディケアまで送迎してくれます。(現地校に確認してください)
また、Kindergartenがバスを持っていれば、学校まで送迎するところもあります。


「Kindergarten」も、地域によって時間設定が違います。
月～金の午前だけ、午後だけ。
隔日で２日間と半日か午前午後のどちらか半日５日間。
追加料金で５日間、午前午後と通うことができる所・・・など様々です。

小さい子を連れて赴任してきた時に、最初に悩むのが子どもの学校の事。
何処に子どもを預ければいいのか？
大抵、こっちの学校の仕組みも良くわかっていない状況で赴任してきますよね。
私も悩みました。近所の人に聞いてみたり、今は無き某サイトの掲示板で相談したり、最終的にYahoo Localを使って、検索して近い所から見学して決めました。


今年度は次男マルもめでたくキンダーに入学！
d(⌒o⌒)b ♪~♪ルンルン


それで・・・キンダー入学前の適性テスト
２年前・・・フロルの時は６月くらいに集団で行われたのに、今期は年度が始まって３日使って個人単位で行われました。もちろんこれも、学校によってやり方が違いますが、参考程度に載せてみます。

指定された日に教室へ、最初は担任と２人だけで教室に入り何やら質問を受けていた。
マルの話ではABCを読み上げ、rhyme(cat/bat/mat/hatなど韻が同じもの)を言ったり、アルファベットから発想できる単語を質問されるなど。

次はスピーチの先生の部屋へ案内され、私も一緒に入ってマルのテストを受ける様子を見ることができた。
・日常に使われる絵のカード(椅子・机・時計・腕時計などの)を見せられて、それに答える。
・対義語の質問(difficult⇔？)
・単語から発想するものを答える
(lemon→、lamb→)
上手く答えられなくても、聞き取りと発音チェックをしている。
・先生が読み上げた短いストーリーを聞き、覚えてる範囲でその内容を同じように話す。

終了後、本人曰く「どっちも、イージーだったよ。」だって。
でも、スピーチの先生の質問に答えられなかったものもあったよね？と聞くと「ちょっと、後のほうが難しかった。」だってさ。

スピーチの先生が最後に「welcome！Kindergarten」って言ってくれたけど・・・もしも、適性テストに合格しなかったらどうなるの？



以前の子育てブログGarden*Junkで、現地校やプレスクールの事も載せていましたので興味のある方はご覧ください。