いっしょに歩こう

わんこと過ごすお気楽な日々。ちょっと覗いてみませんか

着物生活

2006-02-07 | 日記・雑記・お気に入り
磯野舟さんに憧れて、形だけでも舟さんのようになりたくて、でも着物が着れなくて一念発起して半年間の無料着付け教室に通いました。先生の丁寧な指導のおかげでどうにか着付けられるようになり、今では自分なりの手抜きも覚えて普段着着物を楽しむ毎日です。猫背で腰痛持ちのぽん母には自然に背筋が伸びる着物生活がいいみたいです。

普段着着物なので足袋なんて履きません。寒いこの時期は5本指ハイソックスに足袋ソックスを重ね履き、帯も面倒だと半幅で貝の口か文庫、少々着付けが失敗しても羽織か割烹着で隠しちゃいます。でも着物と言うだけでご近所さんや知り合いに「今日はお出かけ?」とか「お茶でも習ってるの?」と聞かれます。それに友人とランチにいったレストランでも着物だからと私たちにだけナプキンを出されました。その時は私は洗濯機で丸洗いOKの安~いポリ着物だったんですけど…

写真の着物は姉、羽織は義母のお下がりです。この羽織を羽織った35年くらい前の義母の写真が出てきたので、それよりも古いこと間違いなし。わたしの和ダンスの中身はほとんどがお下がりかリサイクルショップで買ってきたものばかり。でもどれもお気に入り。義母とは年の差40歳以上ですが若い頃は可愛い系が好きだったのか私が着ても全然平気です。20歳の姪もこの雪の結晶柄の羽織が大好きで、いいな~といつも羨ましがられています。残念ながら裄が短すぎて長身の姪にはあげられないんです。

そんなある日ぽん父が「オレも正月用の着物がほしい」と言い出し行きつけの親切な呉服屋さんへ。ふたり揃って気に入った紬で仕立てて貰い、数週間後取りに行ったときに試着した初着物写真です。あまりの着物体型に「そのまま店の奥に黙って座ってるだけで呉服屋の旦那に見える」と一同大うけ。今年のお正月は作務衣しか着てないので着る機会を作らなくちゃ。