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くに楽

日々これ好日ならいいのに!!

名古屋

2009-08-02 16:09:11 | 四季おりおり
暑さの中 列車の旅もいいかと
名古屋へ出かけた

目的は 「ひつまぶし」  「みそかつ」  「きしめん」

アーバンライナーの乗り心地は相変わらず快適

『見残しの塔』久木綾子著 の本を1冊もって、読みながらの旅

山口県にある大内氏の寄進による「瑠璃光寺」建設に関わった人々の物語
この1冊を読むことが今回の旅の目的だ
(知人よりぜひにと薦められ、やんごとなく読み始めた本)
車窓からの景色も見ないで、すこしくどくどしい説明文にもなれて
面白く読んでいくうちに、もう名古屋

まずは、昼食  「矢ばとん」で味噌カツ
隣のひつまぶしがやたら行列が出来ているのが気にかかる
食べて帰るか~
と密かに心に決め
まずは  味噌カツ

おいしい  八丁味噌の味がしっかりときいて
さすが 名古屋

時間があるので 徳川美術館へ行く

緑に囲まれた美術館では 特別展「信長・秀吉・家康」3人の武将展
武具の展示、刀、地図、肖像画、掛け軸、陣羽織と盛りだくさんな展示

常設館では、
武家のシンボル  武具 刀 鍔 などの展示
大名の数寄・室礼 
 茶室(猿面茶室)当時の茶会再現、
 夏のしつらえなのに釜は炉にかかっている
 当時は、これもありなんですよ。 との解説者の説明に
 当然 天下人の茶には形があってない
 またまた、茶道に固執した私がおろかだったと
 いい勉強になった
 釜も「芦屋釜」でいい形だ

 もう一つ鎖の間
 茶室と書院の間にあり、年中鎖で釜を掛けている座敷

武家の式楽
 徳川家の能面や能衣装の展示

武家の雅
 徳川家光の三女 千代姫が3歳で尾張徳川家に嫁いだ折のお道具類で
 「初音」がテーマの見事な塗りや螺鈿や刺繍の数々

別館では
 国宝源氏物語の国宝「源氏物語絵巻」は、現存最古の“源氏絵”の遺例で
 原作の成立後百数十年後の12世紀前半に当時の宮廷内で製作されたもの

見ごたえがありました。

帰りは気にかかっていたバス停(道路の中央にあり、上下により乗り場がすこし離れていて、面白いので、体験しょうとバスで名古屋駅まで。

待望の「ひつまぶし」も食べ、これも大阪の味と少々ちがって、おいしい。

夏は列車と博物館・美術館に出かけるのがいいかも