くに楽

日々これ好日ならいいのに!!

リスボン

2014-07-18 10:13:18 | ポルトガルの旅
発見のモニュメント
大航海時代を築いたエンリケ航海王子の没後500年に建てられた
記念碑(1960年)




先頭がエンリケ航海王子


記念碑の反対側 後方に王子の母上も


この広場には、世界地図があり、日本もここに


ポルトガルの飛行機



ベレンの塔


司馬遼太郎が「テージョ川の公女」と称賛した塔
白いレースで飾られた貴婦人のような塔(16世紀)
白い石灰岩に彫刻され女性的なマニエル様式で建てられている
高さ35㍍ 堡塁2階 地上4階
堡塁1階部分は潮の満ち引きを利用した水牢

当初はテージョ川が海に合流する入り口を守る要塞として建てられ
航海を終えて帰国した船乗りたちのシンボル
その後は税関や電報局に転用された


今回のひそかな楽しみだった塔で期待通り
水に映る姿は、素晴らしかった!!







ロ カ 岬

2014-07-16 14:08:45 | ポルトガルの旅
ユーラシア大陸(ヨーロッパ)の西の端の岬
大西洋に突き出た岬を目指して雨の中を行った

北緯38度47分 西経9度30分

多肉植物が雨風にさらされた丘をたどれば十字架の塔がある




「ここに地終わり、海始まる」詩人カモンイスの詩が刻まれている


雨嵐のロカ岬


ここにもアールデェージョの海に漕ぎ出す帆船


ダンテの地獄門のテーマになった岩にたたきつける白波




オビドス

2014-06-24 15:37:42 | ポルトガルの旅
もう忘れてしまいそうなポルトガルの旅
いや 最後まで記憶を頼りにUPしてしまおう

紀元前300年ごろ、ケルト人により作られた街
ブドウ畑の中、城壁に囲まれた都市
ゆっくり歩いても20分から30分 城壁から見下ろす田園も素朴
駐車場の横にローマ時代の水道橋が残っている

1288年、ディニス王とイザベル王妃が婚礼旅行でオビドスに滞在した折
結婚祝いに王が王妃にプレゼント その後直轄地となり代々王妃に受け継がれ
「王妃の街」となった


ローマ時代の水道橋


ここでもアールデェージョ


街の中心地にある咎人を見せしめに縛った塔



城壁の間から見下ろす田園風景




街の風景






協会






 2重構造の城門 18世紀の祈祷室があり聖書の場面を描いたアズレージョで覆われている


路地を歩けばファドの歌声が聞こえ立ち去りがたかった










カルダス・ダ・ライーニャ

2014-05-10 15:22:15 | ポルトガルの旅
ポルトガル王妃レオノール・デ・ヴィゼウによって創られた湯治場

旅の途中、村人が異臭のする水に入浴するのを見て、由来を尋ねると病を治す力が
あると告げられ、自身で水につかると王妃自身が患っていた痛みが取れたので、
民のために病院を建てるよう命令した。1485年から建設がはじめられ1488年には
最初に患者がはいることが出来た。

カルダス・ダ・ライーニャ(王妃の湯治場)という地名を名乗るようになった


レオノール・デ・ヴィゼウの像

ここでは、朝市を見ながら街を散策











新鮮な野菜や果物、手作りのお菓子、チーズ

果物は、小ぶりだけれど甘くておいしい
値段は、安い



花は椿を中心に日本で見かける花が多い



街 角

《ナザレ》 

2014-05-06 22:28:39 | ポルトガルの旅
ナザレ
大白砂が続く海岸とその周りに広がる街
西洋が前面に押し寄せる海辺の街


シティオ地区からの眺め


赤い屋根 白い壁 寄り添うように建つナザレの街






海岸に近い街の道は、白砂がいっぱい


ホテルの窓辺にはカモメが飛んでくる


レストランではイワシやナザレ風魚の煮込み料理が有名




ナザレのビール



ナザレを見下ろす岬の教会 ノッサ・セニョラ・ダ・ナザレ教会








内部は多彩なアーズレイジョの壁面




ポルトガル 《ファティマ》

2014-05-05 21:05:37 | ポルトガルの旅
聖母マリアさまが3人の羊飼いの子どもたちの前に現れ、3つの秘密のお告げを告げられた

1917年5月13日から毎月13日の5ヶ月の間にマリアさまが出現し、近隣の人々は
半信半疑のまま、この地に集まりマリア様の奇跡を目にした
5ケ月目の10月13日には、7万人余りの人々が集まったという




2人のきょうだい(兄・妹)は幼少に神に召された(秘密のお告げの予言通り)
一人残されたルシアは93歳の天寿を全うした



マリア様のお告げによりこの地に、30万人以上収容できる広場とマリア様出現の礼拝堂
ほか他の2つの礼拝堂を建てた

毎年5月13日と10月13日には世界各地から信仰者が集まり祈りをささげる


大阪市玉造に大阪カテドラル聖マリア大聖堂(Grand Cathedral of Virgin Mary of Osaka)
があります
細川ガラシアの終焉のでもあります




ファティマの奇跡のモニュメント



キリストの像



細川ガラシアの像



高山右近の像


ファティマは静かな緑の多い町、昼食をいただいた教会は野菜も栽培し
料理も手作り、迎えてくださる尼僧の皆様も静かな微笑みでおもてなし
していただいた
聖母マリアの出現の伝説の残る巡礼地です









コインブラ

2014-04-16 09:52:31 | ポルトガルの旅
ポルトガルで一番古い大学
1143年のポルトガル建国では首都がおかれ、1255年までブルゴーニュー王朝の
中心地として栄えた。
リスボン・ポルトに次ぐ第3の都市
日本からも(東大生)20人の留学生が勉強中




コインブラ大学の広場にある王様の像




マントをはおる学生のガイドがいて、学舎内を案内してくれる















学内への階段  両側にはアールディジョのタイル絵


大学の入り口の歩道のタイル絵がきれい



大学を出て急な坂道を下る




坂道を下りきると、街中にでる







モンデーゴ川の向こうに旧市街




日本とのゆかりの「金平糖」はここが発祥の地
お味はしっかりと佐藤なのですが、日本の金平糖よりは深い味わい!!








ポルトガル 《サンチャゴ コンスポテーラ (スペイン)》

2014-04-07 15:46:38 | ポルトガルの旅
巡礼道の最終地 サンチャゴ・デ・コンスポテラ(スペイン)

星に導かれた羊飼いが、サンチャゴのでキリストの12使徒の1人のヤコブの墓を見つけた。
その後キリスト教徒の間で聖地とされ、各地から巡礼者が訪れる。
コンポステラは星降る野原の意味だそうです

スペインとは、風土も景色もポルトガルに近いように感じたが、言葉やユーロの値段が違った。



リスボンとスペインとの国境 この川を渡ればスペイン


車窓からのスペインの風景


サンチャゴを目指す巡礼が小高い山からサンチャゴを望む
この日は、嵐の丘になっていた


サンチャゴに着いた


旧市街





市民の憩いの公園 大木が並ぶ


公園からカテドラルを望む


旧市街










カテドラル



ヤコブの肩に手をまわして、願いを唱えてきたが・・・・・さて、とどくだろうか?


マリア様に抱かれたキリスト







世界遺産の証明書





ポルトガル  《ポルト》

2014-03-16 14:09:07 | ポルトガルの旅
ポルト  ポルトガル第2の都市
紀元前3~2世紀(ローマ時代)貿易の要所
12世紀にポルトガル建国の中心都市
14世紀ドロウ川流域でワインの製造が始る
17世紀にはイギリスの貴族たちがポートワインを食後酒として人気となる



リスボン~ポルト移動途中の村


ドロウ川に架かる橋


トラムが坂の多い街の移動手段


ポートワイン老舗セラー サンデマン


ワイン樽
ポートワインの説明を聞き、口当たりのいいワインを試飲ができる
ワインは甘口でおいしい


サンデマン前のドロウ川に浮かぶワイン輸送船


アズレージョの美しいサン・バント駅


アズレージョ(絵タイル)


駅舎の内部壁面の歴史絵のアズレージョは素晴らしい


たそがれ始めたポルトの旧市内








ポルトガルの旅  

2014-03-10 09:38:47 | ポルトガルの旅
関西国際空港~ルフトハンザでフランクフルトへ 12時間



フランクフルト空港でトランジット
EU圏での乗り換えが楽になった
フランクフルトで入国手続きをすれば、ポルトガルへは手続きなしでいける
だた、6時間の待ち時間
フランクフルトでお茶を飲んだり空港内をぶらぶらしたり、2時間ばかり眠ったり

フライトでリスボン空港 3時間
空港から10分ほどバスで移動しホテルへ

リスボン~トマールへ (今は雨季、早速雨)
キリスト修道院(世界遺産)





壁面にはアーズレージョ(絵タイル)


木彫りのキリスト像に金箔張り(素晴らしい!)


修道者の食堂


教会の食堂(かまど)


壁面にこんな可愛いポルトガル兵


バスで移動中の風景



ポルトガルは日本の4分の1ほどの面積に10分の1ほどの人口
キリスト教(カソリック教徒97%)の国