くに楽

日々これ好日ならいいのに!!

もう 忌明けです

2006-11-29 11:40:08 | 四季おりおり

私事ですが 母親が逝去してからもう35日を迎えます
早いです 明日で『忌明け』です
明日は10時から親類の皆様とお寺さんのお経を聞きながら、
『忌明け』の行事を執り行ないます。
そのあと 『納骨』 
祭壇が寂しくなることでしょう

水が流れるように 時はとどまることはありません
否応なしに 過ぎていきます

私の人生も このように過ぎて行くのでしょう

すこし 物思いな晩秋です

祭日 勤労感謝の日のいろり番

2006-11-25 00:30:45 | ボランティア

紅葉ですばらしい民家集落へようこそ
今年の紅葉は 例年通り みごとな赤
銀杏は黄色に染まり
1週間のご無沙汰を あざ笑っている
世の中 これだけ動いているんだよ 自然は と

さすが 23日の勤労感謝の祭日は
来館者が多い 家族連れ カップル 俳句会の方たち
元気な団体さん イギリスから シアトルから オーストラリアから
休みはぶらりと 散歩がてらのお父さん お兄さん

みなさん いろりを囲んで 
思い思いの話を して帰られた
いろりの火の 暖かさがしのばれる 

戸外を歩けば 落ち葉が音を立てる
こんな身近な 古民家博物館へ
どうぞ お立ち寄りくださいね!!



日本民家集落博物館 椎葉の民家

2006-11-13 11:18:24 | ボランティア
  
椎葉の民家がいよいよ解体修理に入る
昨夜 お別れ会をした
40名あまりの職員さん・ボランティアがあつまり
広い2つの板の間座敷に座布団を並べ、親交を暖めあった。

つるべ落としの外は、闇     
誘導灯が急に増した寒さのなか
ひっそりと道を照らしている
そうだ 昔はこうだったんだ
ひんやりとした空気にあたりながら
そんなことを 思った

都会の中で こんな場所があるなんて
もっと 多くの方たちに体感して欲しい

椎葉民家は
私の目でも わら屋根に大きな穴が3つ  
空がみえる

椎葉の民家 古民家修復に 関心のある方は
どうぞ
日本民家集落博物館のホームページ
私のブログ
そして マスメディア で
情報を集めて
見学会にご参加ください 





日本民家集落博物館

2006-11-10 01:03:53 | ボランティア
RINDA EBERST with MOTOKO & MAYUMI
の皆様が
いろり端で白川郷の話をしていかれた 

RINDA EBERSTさんは nathional trust のメンバーで 現在活躍中 
もと イギリスBBC放送局勤務とのことでした
その彼女に誘われて 2人の日本女性が 日本民家集落博物館に
おとづれたって訳

う~ん よくある話 

外国の方は 旅行ガイドにこの博物館が掲載されるので
興味を示して来館されるが
日本の皆様は 博物館の存在さえ知らない方が 
多い  残念・・・・・

でも RINDA EBERSTさんは ご主人様は先にイギリスに帰国されたけど
お一人残られて ご案内のお二人と日本の秋を楽しまれている
これも 『一期一会』
日本の旅が
思い出多いものになられますように!!  

はじめての朗読会

2006-11-07 23:32:08 | 四季おりおり

古民家で朗読会
無事 終了いたしました

10月28日 当日は秋の空高く  
おだやかな1日でした

思いがけず 多数のお客様で 
日本民家集落の南部の曲がり家での
しみじみした朗読会になったそうです

2時間のあいだ 
膝を抱えたり あぐらをかいたり
静かに聴いていただいたそうです
メンバーも大満足

休憩をかねおぜんざいを食べていただいて
ほんとに
ありがとうございました 

 実は 私は 母親の葬儀でした
 段取りだけして 母親の元に駆けつけましたから
 私には  母親からのメッセージ
 「お前には 朗読会発表はまだ早いよ」
 ということだと 理解しました。  

日時が過ぎて 知人や友人から
「朗読会に行ったけど いなかったね」
と連絡を頂き
訳を話しながら 朗読会の感想を
お聞きしました          

もうすぐ
NHKラジオ深夜便金曜日アンカー 西橋正泰先生を
囲んでの「打ち上げ会」を行います
会場の片隅で最初から最後まで メンバーを
見守っていただいた先生から
どのような話が出てくるか 
いまから 楽しみなのですが・・・・・  

私の「はじめての朗読会はこうして終わりました」

ご参加いただいたみなさま 
ほんとうに感謝いたします。  


 

日本民家集落

2006-11-06 10:17:19 | ボランティア
11月に入って 来館者が増えている

気候もよし 今年の秋の気をしっかり体感する人たちだろう
先日 元気なやんちゃな 小学生が団体で学習に来た
はじめての『火吹き竹』体験をしてもらったら
いろり端からみんなはなれず
ふ~ ふ~ 目から涙を流しながら
がんばっていた

いろりって 落ち着くな~ と いう子 

火吹き竹の使い方の

うまい子 おっ 空気が漏れている子 

口をつけると汚いよ~ って 騒ぐ子 

手でぬぐえばいいんだよ~ 

この  けむりの香りが いいな~ (ほんとかな~)

それぞれの 思い出になったかな  

写真は 
『大阪市西成区 金剛学園小学校 の 皆さん』

おわかれ

2006-11-01 10:04:44 | 四季おりおり

私事でなんなですが・・・・・

2年8ケ月の闘病生活で母親が他界した
脳梗塞で倒れ 徐々に言葉が失われ
1年ほどは 話はできずに 
うなずいたり 手で合図を送ったりの生活だった
それでも 姉の差し出す食べ物は 喉を通した
それが 今年の5月ごろから 流動食しか喉を通らず
「いつ どうなっても 不思議はないから」
と医者から宣言された   
享年95歳 跡取りの姉夫婦に手厚い看護を受け
10月27日の早朝 しずかに安らかに逝った

   
いく度かの「危篤」でそのつど帰省したわれわれ子供は
この数年でお互いの気持ちが また幼い時代を取り戻した
ような なつかしい気持ちになった   
これも ひとえに母親からのメッセージだったのだろう
「姉妹は仲良く」
「困ったときは姉妹で助け合って」


往診の顔見知りの医者から  
もう点滴の注射針が通らない と告げられたとき
3日ほど前から 水もうけつけず   
ただ ねむったままの母親を 見守りながら
子供たちは 「楽に逝かせてあげたい」 と
祈るしかなかった


28日きれいに晴れた青空を見上げながら
母親を彼岸に見送った     

私の一番の理解者であり    
私のことを誰よりもよく知っていた人は
いなくなった

「楽になって 良かったね」   
「私たちもそちらに逝くから
   その時のために椅子は用意して 待っててね」
「お父さんとは もう 会えたかな」
そんなことばで 手を合わせた

これからは徐々に寂しさがつのることだろう

☆ 生前 多々ご心配いただいた皆様 
  ありがとうございました

                       合掌