三陽日記帳

そこへ行ってどうするかというと、僕は唖でつんぼの人間のふりをしようと考えたんだ。でも、できるのか?

カナダGP

2007-06-13 01:43:40 | Weblog
凄かった。
いろんな意味で。

まず、ハミルトンが凄い。ルーキーで六戦目で初優勝。出来ない人はバトンとかトゥルーリみたいに100戦以上しないと出来ないんですけどね…。なんか、いともあっさりと、って感じです。

この世界は本当に「運も実力の内」ですねぇ。ライコネンなんか、明らかに速いのは間違いないけど、必要なときに必要なマシンに乗れないという点では、不運だよねぇw。

で、佐藤琢磨が凄い。久々に熱くなりますた。本当に「熱い」ドライバーですねぇ。今宮さんは、「路面の汚れがひどいのでラルフを攻めてミスをするのなら、ここで8位で1ポイントを守るのもひとつの作戦ですけど」
みたいに言ってましたし、実際アロンソ辺りならそれで行きそうな気もしますが、ラルフをオーバーテイクした上に、アロンソも射程距離におさめたかと思うと、鮮やかにオーバーテイク。これは凄かった。04年のホンダを見てるようでした。

で、クビカ。マシンが木っ端微塵となる大クラッシュでした。これは…、と思ってましたら、第一報で足の骨折とのこと。オートスポーツで見たら単なる捻挫で、自分で運転して帰ったとのこと。
スゲェ。F1の安全性ってのはここまで凄いものなのかと。全速で空中に浮上、三回転位横転して、横倒しでウォールに激突してるんだぜ?メットが横方向にガクガクしてて、首か背骨辺りにダメージがあったんではないかと心配してたんですが。しかも今週のアメリカGPに出るって言ってるじゃないですか。本当に大丈夫かいな…?

事故の後すぐにSC入りましたけど、チームラジオがなんというか…。「自分のレースに集中しろ」とかそういうことを言ってたようです。場馴れしてる川井ちゃんや今宮さんもかなりシーンとなるようなクラッシュでしたし、各ドライバーにも動揺が走っているように感じられました。そりゃそうだよな…。接触したトゥルーリは気になって集中できずミスしたとコメントしてるくらいだし。

まぁ、なんというか、久しぶりに非常に手に汗握る展開でした。
それではーっ。