昨日はさいたま市議の事業仕分けでした。１３：３０から２１：００までの長丁場。
実施は一部の会派だけなので、試行という位置付けですが、
成果と課題が見えてきました。
成果は、議員として新たな着眼点が発見されたこと。
一人ひとりがこれまでの議会活動を省みる機会になったことが
大きな収穫、とおっしゃっていただきました。
しかし、課題も多かったです。
一部の会派だけの実施だったため、政治的な思惑があったのか
対象事業の選定は不明確、資料の不備も否めません。
そのため、説明は不十分、議論はすれ違いでした。
それよりも重要な問題は、予算審議して採択した事業の
是非を問うことになるため、議決した責任はどうなのか。
ということ。
また、あまり稚拙な質問だと、その程度？いままでそれで
審議していたのか？と批判されかねないです。
今後、議会でこの手法を決算審議などに
導入していくには、まだまだ検討が必要だと
思いました。
それにしても、議員さん、市民たちは、
発言内容の責任もあるし
カメラが回っている中で緊張するし
わずかの休憩をはさんで８時間考え続けるのは
大変お疲れだったでしょうね。
私たちに、１日中仕分けをして疲れませんか、と聞かれますが、
毎週末の事業仕分けを何年もやっているから、
１日で終わるなんて、ほんとうに楽勝なんですけどね。
